私には、
永遠を願う景色がある。
おはようございます。
けれど、永遠に変わらぬ景色など、この世には一つもない。
それを知っているから、願うのだ。
さくら猫になったマアコは、
相変わらずデッカを私に預けて、散歩に出かける。
それを遠くに見つけた時、私の胸は躍る。
この広い星で、小さな友人を遠くに見つけた時の快感は、
それはまるで奇跡のようだ。
「マアコ、デッカが待ってるよ。」
そう囁いてみると、遠くのマアコがキョロキョロした。
次は大きな声で、手を振りながら、
「マアコ、戻っておいでー」
と叫んでみると、マアコはゆっくり、こちらへ向かって歩いて来る。
永遠なんてないくせに、どうしたって願ってしまう光景だ。
という、会社での光景だが、
そろそろ本気で、クビになるんじゃないかしら?
お願い、この首、繋がっていますように!
おい、おたま!
君は、なんか願い事でもしてんのかい?その顔。
あやが、「お願い、邪魔!コイツ、退かして!!」
って願っているぞ、たぶん。
君の行動は、謎が多いな~。