うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

さすがに、ペンタブ欲しくなってきた・・・。

2021年11月20日 | 日記

昨夜の月食、

皆さんは見ましたか?

 

おはようございます。

見逃がしたっという人もおられるでしょうが、

このブログ界でも、様々なブロガーさんが撮影してくださっているので、

それを見て楽しむのも、いいものですよね。

ちなみに、私も仕事帰りに部分月食を撮りました。

考えないで!

感じて!!

 

さて、続けます。

この季節になると、スーパーでワカサギが売っていたりする。

先日、たまたま見つけたので買ってきたのだが、

私は小さな魚であっても、ハラワタを取りたい派だ。

出来ることなら、ジャコのハラワタだって取りたい気分なのだ。

だけど、私は生き物として魚類も好きだ。

愛している。

愛する生き物を解体するには苦痛も伴うわけだが、

私は、やる!

せっかくなら、美味しく頂くべく、私はやる!

 

そんなわけで、

今日はワカサギのさばき方をご紹介します。

手元は、想像して感じて下さい!

 

口から裂くって、かなりグロテスクな方法だが、

我が家にも生きながらにして、気持ち悪いのが居る。

おい、おたま!

 

おい、白目白目!

 

おい、いや、そんなにねじらなくっていいから!

 

おいおいおいってば!

 

はい、完了!

首が・・・首の位置が・・・


頑張れ、たれ蔵!

2021年11月18日 | 日記

この頃、

仕事を終え職場から出て、

空を見上げると、月がぼんやり浮かんでいる。

 

おはようございます。

私は暗い夕方が、嫌いだ。

この季節になると、仕事を終える頃はもう暗い。

青かった空が、刻々と色を失っていく。

その様が、センチメンタルを誘う。

けれど、

その空に弱々しく浮かぶ月は、まるで慰めのようで優しい。

明日は、部分月食だそうですよ。

ほとんど隠れてしまう部分月食。

4時過ぎ~6時頃、東の方で見られるらしい。

いつものように職場を出れば、ちょうど見られちゃうかも。

 

さて、感傷的になっているのは、

私だけではないようだ。

かかぁっ子ののん太のせいで・・・

のん太は、ほぼ産まれた日から、

おじさんとも暮らしているはずだが、

どうしても懐かないんだよね~。

なんでだろうね~って言いながら、すごく笑っている私です。

そんな、凹むおじさんの慰めは、いつだって、たれ蔵なのだ。

たれ蔵は、夕方の月のように、優しい。

 

あやとのん太

と思いきや

実は、夕方の月のように、ぼんやりと

たれ蔵も居るんだぜ。

のん太の下敷きになっているんだぜ。


終わりと始まりの法則

2021年11月16日 | 日記

最近は、

暇があれば編み物をしている。

 

おはようございます。

だけど、少し形が出来てくると、

胸騒ぎがして、編みかけの編み物を解いてしまう。

 

完成させるということは、終わりを意味する。

今の私は、終わりを迎えるのが、淋しくて耐えられない。

だから途中まで編んでは、また糸に戻す。

終わらない作業を、ずっと繰り返している今に、癒しを感じている。

 

どうかしている。

 

何ごとも、終わらせるには、勇気が要る。

夢もそうだ。

必死に叶えようともがいている間が、実はもっとも高揚する。

叶っても諦めても、終わりは終わり。

 

うんことの生活が終わった。

それ以来、私は少し、臆病になっている。

どんなことでも、終わりを迎えるのが淋しいのだ。

 

ほんと、どうかしている。

 

ただ、こんな気持ちが芽生えたのは、

うんこと暮らしてきたおかげだ。

いくつになっても、今まで体験したことのない感情が芽生える時がある。

まるで瑞々しい新芽を見つけたような驚きだ。

終わりは、始まりでもある。

 

ただ、

のん太の癖の強い模様替えは、終わらない。

何が出来たの?

 

そこにしまっていた箱を落としてやったのね?

どういう訳か、落としてやったのね?やめて!

 

たれ蔵を?

たれ蔵を、どう模様替えするっていうの?やめて!

 

ねぇ、咬んでない?

ほっぺを咬んで引っ張ってない?やめて!

 

終わり?

 

終わったついでに、たれ蔵の場所を取ったよね?やめて!

 

なにこれ!やめて!!


緑色の車が運ぶ時間 加筆あり

2021年11月14日 | カズコさんの事

母さんから車を取り上げたら、

休日の昼寝の習慣が無くなった。

 

おはようございます。

母さんは、先月に受けた審査で、要介護1の認定を受けた。

もう一生、車の運転はさせられない。

本来なら、車も処分したほうが経済的だけれど、

母さんにとって、あの緑色の車は自由の象徴だ。

あの緑色の車に乗れば、どこにだって行けるんだ。

 

だから、

私は休日になると、母さんご自慢の、あの緑色の車に母さんを乗せて、

母さんの行きたい所へドライブするようになった。

ドライブといっても、そんなに遠い所へなど行かない。

昨日は、母さんが50年も通い続ける美容院だ。

母さんから車の鍵を取り上げて以来だから、一年弱振りになるだろうか。

 

とよみ美容院。

そこは、とよみ先生が一人で切り盛りする、小さな美容院だ。

私も子供の頃から何度も母さんに連れられて、髪を切ってもらっていた。

子供の私が楽しみだったのは、とよみ先生がくれる飴と、そこに暮らす猫達だった。

とよみ美容院には、いつだって、自由で接待が上手な猫達がいた。

髪を整えている母さんを待つ時間、

私は隅の長椅子に座り、大きな飴を頬張りながら、

子供のくせに女性雑誌を読んでいる振りをして、

半開きのガラスの扉から出入りする猫達をこっそり眺めていた。

決して、自分から触りに行ったりはしない。

そんな無礼なことを許さない雰囲気が、とよみ美容院の猫達からは漂っていた。

だから私は、気付いてくれたらと願いながらこっそり見ていた。

そして、

猫達の中に気が向く子が居れば、スリンと擦り寄ってきてくれるという次第だった。

とよみ美容院は、いつ行っても、その時代に生きた猫達が居た。

そんな具合なのに、

猫が大嫌いだった母さんが、そこへ通うのが不思議でならなかった。

 

ところが、昨日は、一匹も猫を見なかった。

そんなことは、初めてだった。

とよみ先生は、ひと回り小さくなっていて、

トレードマークだった金髪は黒く染められていて、

歩くのもおぼつかない様子だった。

でも優しい笑顔は相変わらずで、察しの良さも相変わらずだった。

「今ね、猫はひとつも居ないの。ごめんね。

猫もさ、こんな婆さんに拾われても嬉しくないもんね。

最近、野良を見つけても、あっちから寄ってこないの。

猫って、分かるんだよね。うふふ。

おかっぱちゃんとこは、今、何匹おるん?」

今4匹っと答えると、大体の人はそんなに?と驚くが、

とよみ先生に、4匹と答えたって、驚きはしない。

百戦錬磨のとよみ先生は、なん十匹もの猫を助けてきた。

 

触れない生粋の野良だって、「助けて」と言って来れば、

「さぁ、どうぞ」っとあのガラスの扉を開けて迎え入れてきた人だ。

ある時は、

「避妊したはいいけど、捕まらんもんだから、

抜糸がね、なっかなか出来ないのよね~うふふふ」と、

傷のできた腕を擦りながら、愛おしそうに笑った。

「さっきね~、もうお腹が大きかった子を家に入れて産ませてやったんだけど、

その子猫欲しいって、近所の人が来たもんだから、

ちゃんと可愛がってくれんと許さんかんねって言って、あげたとこ。」

と、半泣きで笑った。

 

私は、昔から替わっていない長椅子に座り、そんなことを思い出していると、

「かずこさん!」っとガラスの扉を開けて叫ぶ老婦人がやってきた。

「緑の車が見えたもんで来たの。良かった。

元気だったの?良かったわ~。久しぶりに会えた。」

とよみ先生は、

「かずこさんの髪を触ると、さぁ仕事だって気合入るのよ。

緑の車が見えて、よし来たって嬉しかったの。」

と笑った。

そんなわけで、それから2時間、

私はやっぱり飴を口に入れて、長椅子で女性雑誌を読んでいた。

 

私は、年老いた女性たちのおしゃべりと、

母さんの髪を愛おしそうに整えるとよみ先生をこっそり眺めながら、

ここに猫が入ってくれば完璧だと、少し切ないような癒しを感じた。

 

そんな昨日は、図らずも、とよみ先生の誕生日だったらしい。

とよみ先生「今日は、いい誕生日になりました。うふふ」

 

帰りの車中、私は母さんに

「ケーキでも買ってこれば良かったね」と言った。

すると、母さんは

「そういうのは要らんのや、わしらの間は。

特別な事せんでいい。通って勘定を払い続けるんや。」

と、前をまっすぐ見て、そう言った。

そんな母さんやあのご友人やとよみ先生が、かっこいいなって思えた。

 

癒された~っと帰ると、我が家はあやが叫ぶ

あや「おばちゃ~んおばちゃ~ん」

 

あや「おい、なんだよぉ!」

おたまは、何にもしてないじゃない?!

 

おたま「へっ?へっ?なに?」

ほら、こんなんになっちゃったじゃん?


メラメラした風呂場

2021年11月12日 | 日記

急に寒くなってきたからか、

最近、風呂が人気なのである。

 

おはようございます。

たれ蔵は、ぐいぐい甘えて来る猫じゃない。

けれど、撫ぜられるのは大好きで、

撫ぜてやると、どれだけ撫ぜてやっても、飽きることが無いようだ。

 

そこで、たれ蔵は考えた。

どうしたら、たくさん撫ぜてもらえるだろうか。

母ちゃんの隙間時間は、どこだろうか。

 

そうして見つけたのが、母ちゃんのバスタイムだ。

決して隙間時間ではない。

どっちかというと、母ちゃんのバスタイムは慌ただしい烏の行水だが、

健気に風呂で待つたれ蔵を見て、母ちゃんは決めた。

「よし、頑張ろう」

 

それ以来、母ちゃんのバスタイムは、たれ蔵を撫ぜる時間になった。

風呂なのに濡れないように気を付けて、たれ蔵を撫ぜていると、

今度は、それをジトーっと見ている、おたまに気付いた。

たれ蔵にライバル心を持っている、おたまは思った。

「おら、悔しい」と。

おたまは、そんなに撫ぜられるのが好きじゃないくせに、そう思った。

「おら、悔しい」

 

そんなわけで、母ちゃんのバスタイムは、

結局、慌ただしい時間であることには、変わりはなかった。

 

風呂という癒し時間に、猫を撫ぜるという癒し行為を、

思いのほか、真顔で撫ぜてしまう、シチュエーション!

 

当然、おじさんの癒しタイムも

こうである。

がしかし、おじさんは大喜びで長風呂を決め込むので、

たれ蔵も、長風呂に付き合っているらしい。

たれ蔵「ぼくは、まだ出ないもん」

うんうん、おじさん頑張れ~!

 

おたま「おらは、のぼせただ」

お風呂対決は、たれ蔵の勝ちだな。