メルボルンでは、二年前にひどい山火事が、今年はひどい洪水が。
他にも、NZ地震とか、クィーンズランドの台風とか、まだ、3月なのに、なにこれ?ってくらい、災害が多いです。
あちこちにコインやお札を入れる募金箱があるので、ちまちま入れて歩いているのですが、今度は日本の番です。
オーストラリア赤十字
http://redcross.org.au/japan2011.htm
日本の赤十字は準備中だそうです。
こちらは、オーストラリアの赤十字で、ネットで募金するなら一番安全だと思います。
ノーベル平和賞もらっているし。
メルボルンの山火事の時にラジオで「歯ブラシが足りない」と言っていたので、セルボという寄附された衣料や物資を売って、たくさんの人を助けている団体のお店に持って行ったんです。それも、ラジオで指示されました。
ところが、お店の人はそんな話しを聞いてないと言い、歯ブラシの取り扱いに困っていました。
災害の時は、足りない物を欲しいと言う人に届けるシステムが混乱しているので、お金の方が助けになります。
毛布や、避難所の食料、電気代など、本当に必要なものを供給できるからです。
また、災害が落ち着いた後の復興や、引っ越し費用、家具の購入費用などの足しにできますので、やっぱり、お金が喜ばれます。
しかし、昨日、福島の原発が爆発するまで、アメリカのCNNを家のケーブルテレビで見てたんですが、爆発したらこれくらいの被害があって、風に乗ったらカリフォルニアもやばいなんて、どこぞ大学の博士が言っていたんですよ。
地震や津波の被害、停電の状況なんかは、さらっと言うだけで、どいつもこいつも、「原発、原発」って、ずーっと原発の事を言っていたんですよね。
そんなにやばいなら、爆発後も大騒ぎだろうと思ったら、とたんに静かになりました。
これって、本当にヤバいんじゃないの?と、沈黙の向こう側にある「なにか」に身震いしました。
放射能ってのは、光のスピードで飛ぶそうです。
原発から3.5km離れたところに居た人が、3人検査したら3人被爆していたと言うのなら、あの爆発を見た人はみんな被爆している可能性があります。
早く洗い流して、建物の中に避難して、あとはヨードが被爆を予防するそうですので、ヨード(海藻類)を接種するのだそうです。薬があるそうなので、国は、早く配ってくれ!
日本には、原発が55カ所有り、日本全国の電力の3割をカバーしています。
福島には大きな原発があり、首都圏へ電力の供給をしています。
なんとか、落ち着いて、復興への道が開けますように。
しかし、報道が日本と海外とで違うってのが勘弁してもらいたいなぁ。
日本人だって、英語わかる人はいっぱい居るんだよ。
国は、どこまで国民をコケにしてるんだろう。
みんな、選挙に行くべきだ。
日本国民として、アホな政治家を首にして、まっとうな人を自分たちで選んで守ってもらうべきだ。
日本人は、パニックを起こして暴れないし、冷静だと、国際評価は高い。
普段は、個々バラバラだけど、優しい人種だから、災害になったらみんなで助け合える。
あたしも、地味にオーストラリアで、あちこちの人に「日本に寄附してくれ~」と広報して、オーストラリアマネーを集めるヘルプをします。