武士、金持ちになる

ママ「あんた、大学院出たら、年収１０万ドル（１０００万円くらい）になるんでしょ？」
たけ「うん。。。それでね、鉱山の仕事調べたら、初任給でそれくらいなんだけどね、なんだか、２週間、山の奥のすごいところに連れて行かれて仕事して、２週間休みみたいなんだよ」
ママ「（！！！！！！！！！）え？？　なに、それ？？　それで？？」
たけ「うん、でもね、その２週間の間、食事も泊まるところも会社で用意してくれるし、年間６回まで往復航空券もらえるんだよ」
ママ「ほぉ？」
たけ「だからね、１０万ドルもらっても、全部、貯金できるんだよ」
ママ「ええ！！！　えええええええ！！！！！！！　ママが運用する！！！！！」
たけ「でぇえええええええ！！！！　嫌だよおぉおおおおおお！！！！」
ママ「ママが！ママが！増やしてやる！！　ママ、投資の勉強する！！！　株の勉強する！！！」
たけ「い、いや、いいから！しなくて、いいから！！」
ママ「あんたね、結婚したら、投資なんてできなくなるんだから。結婚してもこずかい持てる旦那は、独身時代に投資して、そこそこ資産がある人なんだよ。結婚するまでに家の２軒や３軒手に入れて、財産持っておきなさい！　ママがやる！」
たけ「う、う、うん。。。たけの名前だったら良いよぉ～」
ママ「当然！ママの名前だと、税金払わないといけないし、面倒くさいから、あんたの名前で増やして、あんた税金払いなさい」

ママ「んで、増えたら、ご褒美に、コーヒー買って(^^)」
たけ「Σ( ￣□￣;）！！！！　増えなくても、コーヒーくらい買ってあげるよ！！！」

そうだった。
家の息子のバイト、時給＄２５に昇給したんだった。
結構、金持ち。



その日の夕方。。。



ママ「たけぇ～　なんだか、日本の人が放射能から逃げる為に、オーストラリアに避難したって言うんだよ。でもね、物価が高くてびっくりしたって。水が＄３だったって。円高なのに、オーストラリアじゃ貧乏だったって。」

たけ「あはは！！！！　通貨が２割増でも、物価が倍じゃ、そりゃあ貧乏だよね」

ママ「・・・・・・・・・　そうだよね！」

通貨が２割増し？？？
物価が倍。。。
んで、貧乏。。。

この方程式が解けたのは、一晩開けてからだったポリ…σ(-''-;）



今日は、武士君の試験が終わる日！
昨日は、いきなりジェームス君がやってきて、きゃああああ！！　ステキ！ステキ！
また、背が伸びたわさ。
ちっこかったのに、もう１８０cm以上あるよ。
男の子産んで良かったよ。

しかし、武士の友達は、みんな優しい顔してるわ。
話し方も優しいし、あたしの英語なんてめちゃくちゃなのに、ちゃんとわかってくれるし、世の中、あんなのばっかりだと思っていたら、違うらしい。勉強できるとか、できないとか、関係なく、あんな子ばっかりだと思っていたんだけどねぇ。

そういえば、この間、Twitterで見つけたんですけど、女の子がJPモルガンのCEOに「どうやったら、年収５０００万ドルの人と結婚できますか？私、そこそこキレイです」なんて質問をしたら、あっさりと「君には資産価値がない」と答えられていた。
なぜなら、「君は、美しさをお金に換えようとしている。投資家の視点からすると、君の美しさは１０年後ゼロになり、資産価値はない。そんな資産に投資はしないから、僕たちは、君とは結婚しない。でも、短期運用としてレンタルって手はあるから、デートくらいならするよ」だそうな。

ホント、そうだ。
結婚ってのは、資産運用、家庭のあれこれの采配、家族の世話、パーティーの準備をしてお客様をもてなす事、その全てを身につけてもらわなくちゃいけないから、自分の身内から指導を受けれる賢く素直な子じゃなくてはいけない。
「私とあなた」の小さいユニットしか考えられないような女性には、無理な役回りだわなぁ。
その上で、遺産を残せる子供を産み育ててくれなくちゃいけない。

お金は、あったらあったで、結構、大変なんだなぁ。。。と。
美鞠、そんなところに嫁に行かんで良いよ。