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ビクトリア州の障害者事情(相続編)

2011-11-17 17:22:57 | あれこれ、どれそれ
前にも、何度か、セミナーがあって行って来たんですが、いつも中国人と一緒だったので、頭がパンパンにならずに、理解できるのは嬉しかったんですが、情報量がかなり少ない。
なぜなら、時間は1時間。なのに通訳で半分持って行かれるからです。

それで、今日は、英語だけのセミナーへ行って来ました。
朝から、あたしがバスに乗ってシティーへ行き、歩き、バスに乗って帰って来るなんて、びっくり仰天ですが行って来ましたですよ。

結論から言うと、障害者を面倒見ている親たちは、子供が18歳になったら、VCAT(これ、Googleで検索して電話番号とか、コンタクトの手段を探してください)へ連絡して、Power of Attonny(スペル合ってるかなぁ?パワーオブアトーニー です)を決めなくちゃいけません。
ビクトリア州は、VCATなんですけど、他州は名前が違うんじゃないかなぁ。

障害者のウェルフェア関係は、センターリンク以外は、州法で変わって来ますので、必ず、トリビューナルに連絡して、アポイント取ってから話しをしてみてください。

「家は、資産無いから」と言うのは間違いです。
障碍児は、一生、障害者年金を受給し、そのお金はその子のために使われるべきで、彼らの友達とか、兄弟姉妹、従姉妹、ご近所さんたちが使うお金じゃありません。

また、その障碍児が、将来、手術が必要になったり、入院が必要になったりする時に、身体にメスを入れる許可や、輸血の許可など、細かい医療の許可が必要なんですが、それを誰かがしなくちゃいけません。

そういうお金や医療の判断を、障碍児者の代わりにするのが「パワーオブアトーニー」です。
ま、当面は、ママとかパパですけどね。
問題は、ママとパパが死んだら?って話しなんですよね。

パワーオブアトーニーは、複数人数指名できますから、ママとパパ以外の親族や友達、弁護士、会計士、もしくは、業者(ええ、代理業専門の会社があるんです)など決めて、書類を作成し、VCATの認証を得ます。

お次ぎは、遺書作成です。

「自分が死んだら、娘のパワーオブアトーニーは、誰々に任命します」ってな、一文を加えなくちゃいけません。
また、1万ドルでもあれば、遺書によって、障碍児者の個人名のトラストに入れる事で、遺産はちゃんと相続できます。

この障害児者のトラストが、大変なもので、一度入れたお金は、勝手に出せませんから。
決められた用途以外に出せないんですよねぇ。
例えば、今日1万ドル入れたけど、急に車が壊れて買い替えなくちゃいけないから、5000ドル出したいんだけど。。。は、通りません。

引き出せる条件ってのがあるんですよねぇ。

覚える事がてんこ盛り。。。

なので、トラストアカウントもいろいろあるんで、1つ1つ吟味して、自分のライフスタイルに見合ったアカウントを作成するのが良いでしょう。。。と。

まだまだ、情報はあったんですが、2時間で詰め込まれましたよ。
しかし、足りない。
情報量が圧倒的に足りない。

来年、ちょっくら、VCATにアポイント取って、メディケアカードを独立さえてみるかな。
知的障害者の自閉症児は、自分でサインできないから、調停って言うんですかね、簡易裁判所って言うのかな、そういう州の機関の認証が要るんですよねぇ。

家とか資産は無いけど、嫁時代にいただいた金銀ダイヤモンドがあるから、あれ、全部でいくらになるんだろう。
もう何年も見てないんだけど、武士の嫁に取られるのはいかんしなぁ。
死ぬ前に売れば喧嘩にならないか。
売ってトラストにして、美鞠に残せば良いのか。。。

ふむ!
コメント
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