今朝も、美鞠ちゃんに、こーやってやるのよー と、手の動きを見せて、背中にオイルをすりすりしてもらいました。
これが、また、気持ち良い。
美鞠の手って、なんなんでしょうかね?柔らかくて暖かくて、ほっこりする。あの子、良い波動持ってるわ~
美鞠「ガンガン!ってやられたの?」
ママ「ううん、こーやって(手でカップを持って背中を移動するジェスチャーを見せる)やられたのー」
ママ「ママ、『イタイ』って言ったのに、ぐいぐいやられたんだぁ」
美鞠「信じてないんだ(信じてくれなかったんだの意味)」
ママ「そうなの。ママがイタイって言っているのに信じてくれなかったの」
美鞠「もう、行くんじゃない」
家の子供たちって、なんか、口調があたしに似てるんですけど。
「行くな」って理由も、美鞠と武士とで、違うのが面白い。
武士は、それだけ代償を支払って得る物がないから行くなと言う。
美鞠は、人の言う事を信じないで、痛くする人のところへなんて行くなと言う。
個性があって面白いなぁ。。。
昨日、美鞠の学校のプレゼンテーションデーでした。
美鞠のハイスクールは、生徒1人に対して、1人の先生が担当で付きます。
メントーシステムって言うんですが、学校に居るスタッフ(教員や事務員全員)が、気軽に勉強や友達の事なんかを相談できる、カウンセラーの役割もしてくれるんですよね。
昨日は、生徒が、今年1年、何をやったかをメントーに報告する日でした。
そこで、メントーの先生は、問題点を見つけて「難しい」と感じている部分を、簡単に感じるようにアドバイスをして、子供の心の負担を取り除いてくれます。
美鞠も、今年は、がんばった。
去年の今頃、数学、どうしよう?って、年末ミーティングで話しがあって、2011年は高校2年生で受験数学になるから、美鞠には無理だろうと、4人の先生方が言ったのですが、1人、美鞠のメントーの先生が、美鞠の可能性に賭けてみないか?と、発言したので、みんなで同意して、今年は、受験数学をさせてみたところ、なんと、パスしちゃいました。
今年の数学担当の先生が、下手したら、他の健常児よりも点数が取れると言うので、ならば、来年は、ステップアップさせて、もちっとチャレンジさせましょう!って事になったんですがね。
それなのに、生徒の希望科目を受けて、時間割を作る担当の先生が、美鞠は障碍児でIQが低いから、受験数学はできませんね!と、勝手に、今年のリピートにしたので、メントーの先生がかけあったのですが、彼らは聞く耳持たず。
どうしようもなくなって、あたしに相談して来たので、ささっと、目の前に居た障碍児担当の教頭先生を捕まえて事情を話し「科目を変えてくれ」と要望。
そこへ、数学の先生がやってきて、2人は美鞠について相談し、科目をシャッフルする先生が、さらに目の前にいたので、あっという間に3者会談は終了。
これで、うまく行くさ。
あとは、来週の試験でパスしたら、美鞠、晴れて、大学受験数学を勉強できるのだ。
がんばり屋さんだなぁ。ホント、美鞠は偉い。本当に偉い。