世界で一番住み良い街に、4年連続で選ばれたメルボルンでございます。
確かに住み良いんですよねえ。
家の近所とか、地域によっては、アパートを建てられなかったりします。
なぜなら、電車の線路が無いから、人が増えても混雑するだけで、どうしようもなくなるから。。。らしいです。
確かに、バスも30分に一本で、朝晩渋滞してるし、バス専用道路も渋滞してるし、これ以上、家の近所に人が増えたらエラい騒ぎになりますわ。
しかし、物価は高いし、家賃は高いし、失業者は増えてるし、住み良いってのからは、ほど遠い感じで衰退して行ってる感じですが、こんなんで、世界一なら、他は一体どうなんだろう?と、友達と顔を合わせる度に言っています。
それでも、やっぱり、メルボルンが好きなのは、お役所とか学校とか、そういうところの対応が人間的だからかなぁ。
キリスト教国だからなのか、英国ナイトの価値観なのか、持てる者は持てない者へ与えよ〜 とか、そんな感じですよね。
んで、それを 感謝して受け取ろう〜 って感じかなぁ。
「いんや、要らないから」「必要無いし」って拒否するんじゃなくて、「ありがとう」って言って受け取るんです。
受け取るってのは、差し出すよりも大事なんですよね。
そういう、気持ちのやりとりが、この街ではあちこちにあるのが良いかなぁ。
チャリティーとか、ボランティアの精神も、日本よりも進んでますよねぇ。
もちろん、それらは、法律と予算が関係して来るんで、国とか州の運営が良いのでしょうねぇ。
お国柄?とも思うんですが、地場じゃないかと思います。
その土地が、その人を作るんですよね。
そこで産まれて育っても、その土地が合わなくなったら、そこに居られなくなりますもんね。
居られないのに、そこに居ると、病気になったり、鬱になったり、いつも気ぜわしくて、週末になると電車に乗ってどっか行ったりしだすんでしょうねぇ。
北海道広いと言われても、あたしには窮屈でしたもの。
それで、日本中走り回る添乗員になってみたんですが、今度は、日本が窮屈になっちゃいました(笑)
困ったもんですよねぇ。
んで、オーストラリアに来てみたら、水が合うって言いましょうか、地場が合ったんでしょうねぇ。
ずーっと日本に帰りたかったのに、美鞠の学校とか、武士の学校とかで帰れなくて、はっと気付いたら、やたらなじんでしまったと言う。
意志と反して、滞在しなくちゃいけないところでも、そこで幸せになれるのならば、地場が合うんでしょうねぇ。
オーストラリアは広すぎて、まだまだ、制覇できてません(笑)
地味に、あちこち行きたいなぁ〜 と、思うんですが、国内旅行って日本往復するより高いんですよね。
どこの国でも国内旅行は高いですよねぇ。
クルージングで、ニュージーランドまで行った方が、エアーズロックよりも安いかもしれないという〜
国際線の長さに耐えられなくなったら、ボチボチ国内をうろつこうと思います。