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お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

青山大山キモノ一周年記念Party

2007-11-12 02:28:05 | きもの
白金のあとは、青山へ。
御用事のある宮本さんとはお別れして、3人でまずはえり華さんのSaleへ。
詩織庵の襦袢地が20%OFFなど、欲しいものが決まっていればお得なお買い物が出来そうでしたが、とりあえず、ひととおり拝見。
そして、大山キモノさんへ・・・。

いつもどおり明るい店内の中央に大きなテーブルとおいしそうな軽食が用意され、アンティーク着物を上手にお洒落に着こなされたお客様たちで華やいだ雰囲気のなか、3人でお邪魔させていただきました。
東三季さんで着付け教室をお持ちの小林先生を初め、なんとYOKOMORIさんともお友達、お帽子デザイナーで、大地真央さんのプライベートフォトなどの際のスタイリングも手がけていらっしゃる川崎さんなど、お洒落の達人との会話が楽しいヒトトキ。

最近、伊達締めを使わない、腰紐一本プラス包帯だけ、の着付けを編み出された、というお話にびっくりしたところ、後で着付けをしてくださる、という小林先生。
で、どなさんとわたくしが会場の片隅で(お店なので試着スペース有)早速着付け直しをしていただきました



とても共感したのは、タイトにスリムにカッコよく着付けるためには、補正を巻くことはNGということ。
凹凸の激しい洋服体型のわたくし、ウエストを埋めるためにタオル2枚は必須と言われ、極端なときはバスタオルを使っていたこともあるのですが、どうもただ太って見えるか筒型になるように思えて気が進まず、自分の着付けではほとんど補正をしていなかったのですが、小林先生も同意見。
驚いたのは、和装ブラはNGだということ。ぐっと押されて平らになるのでいいのかな?と思っていたのですが、上に固めてしまうので太って見えてしまうそうで、お奨めいただいたのはYOGA用のTOPS。なるほど~。
そして襦袢を胸を覆うように合わせて・・・というところで半襦袢の脇縫いがジャマ、と見るや「破ってもいい?」と脇縫いをビリビリ・・・。そしてコーリンベルトをつける位置に伸縮性のある包帯を安全ピンで取り付け、それで襦袢はおしまい。キモノもグッと裾つぼまりになるようにサイドは折り返して腰紐をウエスト位置で結んだあとは、襦袢と同様に安全ピンで包帯左右につけて結んで伊達締めはなし!
で、このとおりすっきりの着付け・・・。
帯も、お端折りの見え方を意識していつも自分でしめていた場所は高すぎるのだそう。
一巻き目はウエスト位置でしっかりと、2巻き目はお腹を掬い上げるようにゆったりとさせて、お端折りはその結果見えなくなっても構わない!という大胆さ。
河崎さんがアンティークきものを対丈でキレイに衣紋も抜いて着こなしていらっしゃるのをなぜ?と伺ったら、小林先生着付けなら大丈夫なのですよ、とおっしゃっていたのもこれで納得。



キレイに着付けてあげたい、という情熱に溢れた、気さくな先生は惜しげなく長く豊富な経験からくる技をこのほかにも色々と伝授してくださり。。。すっかりファンになってしまいました

どなさんの着付けも、そばで拝見して、ふっくらさせる帯揚げの処理、キレイな角出しなど学ぶところいっぱい!

大山きものさんでは、真紅のベルベットに孔雀の羽とハートが幻想的に描かれたローズ色の裏地のついたストールと、孔雀の羽を重ねたような艶やかなグリーンのビーズのクラッチバッグをお留置。

どなさんを新幹線の東京駅までお見送り、miwaちゃんと新丸ビルのカフェで
おつかれさまと言いつつ、ハナシの尽きない2人でした。
お付き合いいただきました皆様、ありがとうございました~


白金ランチと時代布池田

2007-11-12 01:46:04 | きもの
Tiffany展のあとは、徒歩で15分くらいの場所にある白金のイタリアン、Al Ceppo(アル・チェッポ)へTAXIで。



気取らないシンプルで明るい感じの内装で、本格的なお味のイタリアンをいただけるお店で、Dinnerで伺って気に入っているお店。
今回、ランチはお初でしたが、皆様にもお気に召していただけたようで良かったですv
お写真はプロセッコで乾杯の図。



仙台からお越しのどなさんを囲んで・・・。
今日はドレスコードを「Tiffany」と決めていたので、しっかりと前回、青山の大山キモノさんでGETされた水色地にピンクの牡丹がキレイな帯を、シックな大島にあわせて・・・。
お写真がなくてご紹介できずに残念でしたが、雨対策にフルレングスのピンクと水色を基調にしたパステルカラーのチェックの雨コートをお召しで、それもまたこの帯とのつながりがあってステキでした。
わたくしは目黒のやまとさんで仕立てたポリきものを今日Debutさせてみました。
あられ柄、らしいのですが、わたくしの眼には豹柄にしか見えず・・・
勝手に「豹柄キモノ」と名づけています。
この日は美術館の展示の雰囲気と、その後の大山キモノさんがParty、ということを踏まえて帯は(秘密にしていましたが実は付け帯)渋い紫地に控えめな抽象柄の金箔で2重太鼓。半襟にワインカラーの薔薇のチュールレース。豹柄のひもにアンティークのガーネット色のブローチ。帯揚げはライトラベンダーの縮緬。雨対策は、Beamsで買っていた黒のポリのフリルつきのジョーゼットストールで帯を保護。足元は宮本さんに教えていただいてぜんやさんで購入のすっぽりぞうりを覆うビニールカバー「ハイぺっとF」で。



宮本さんは艶やかなアンティークの萩文のお着物に池田さんでお求めのちょっとラメっぽい地のオレンジの帯がなんとも優雅。この日、このお着物に合わせてのParty用の帯をお求め、というご予定ゆえに雨でもこのお着物姿。しっかりと深い赤の雨コートで対応されているのはさすが。バッグのロエベに少し効かせたオレンジが帯とリンクしているのもステキでした。
「Tiffany」テーマはダイヤ入りのハートプチペンダントを帯飾りに・・・
このアイデア、どこかで真似っ子させていただきますね

miwaさんは、晴雨兼用のお草履と風花さんのポリきものでいらっしゃるかな?と思っていましたが、あまりの雨脚の強さに断念!とか・・・。でもお洒落な洋装は却って新鮮かも?
赤いスカートに明るい茶色のFinのブーツが可愛らしかったです。
どなさんのリクエストに応えてご持参の、大山きものさんで出会った松ぼっくり柄のアンティーク帯、とてもステキでわたくしも欲しくなってしまいました!
刺繍などもじっくり見られて、着用されたのを見るのとはまた違った楽しみ方ですね



この日いただいたのは、前菜にワカサギと香味野菜の甘酢マリネ ”カルピオーネ”、メインは和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み ポレンタ添え。ともにしっかりとしたお味とボリュームで満足。
写真は食後のデザート盛り合わせとミントのハーブティーです。
miwaちゃんからステキなカードと前回(9月)の写真をいただきました。
カードはmariaっぽいものを選んでくださったそうで感激!
ありがとうございます



レストランの前で・・・。

この後、TAXIで、時代布「池田」へ。
宮本さんの海外でのパーティに向けての帯選び、そのコ-ディネートにさらに合わせての帯揚げ、帯締め、半襟を次々とお決めになるエキサイティングな現場(?)に立会いワクワクドキドキ
美しい候補の帯の数々から、最終的に重苦しくなく見栄えがし、今後の使いまわしも充分視野に入れた帯結びにもムリのない状態の良い帯とそれぞれ単独でも活躍しそうなキレイな小物でドレス感覚のコーディネートが決定して(わたくしたちまで)大満足。

池田さんのオリジナルの正絹新品の長羽織、というものをお奨めいただき、さすが現代のものだけあって裄もたっぷり。淡いピーチ色に白い叩きのような地模様の入った光沢のある素材に花柄が切場目のように入った文様の長羽織が顔映りも良く、気に入ったので購入。

そして青山へ・・・。