続けて行きます!
第3部
「海賊 組曲」テリョーシキナ&コルスンツェフ
うーん、この日の「海賊」はクラシック・バレエを観る喜びに満ちていました!
(写真はリハです)
コルツンツェフのコンラッドは頼れるお兄さん。
伸びやかな長い脚、どことなく鷹揚なムードで安定感と器の大きさが感じられます。
ソロの場面もダイナミックで良かった!
(今日も)忠義な奴隷・アリのシクシャローフくんも自らついていきます、首領、という感じで納得の上の
主従関係に見えました(笑)。
テリョーシキナのメドゥーラは赤紫の衣装が大人っぽくて、華があり、良くお似合い。
それにしても、今回の来日公演ですっかりテリョーシキナのファンになってしまいました。
なんといいますか・・・音楽と一体化しながら実に良くコントロールされた身体性、
テクニックを全面に押し出さず、いとも軽やかに見せながら、端々まで行き届いた神経、
まさにクラシック・バレエの美しさをイキイキと見せることのできるバレリーナ。
それに、役柄に沿って、如何様にも茶目っ気を出せる演技力と意外と可愛らしいヒトなのではないかと
思わせるパーソナリティ。
こういう若手が育っているのがマリインスキーの素晴らしさですよね。
(今日も)ギュリナーラのオブラスツォーワはトロワよりも少ない出番ながら、
爽やかな笑顔を振りまいて、存在感あり。
トロワはお気に入りのヤナ・セーリナを堪能しましたが、他の二人もそれぞれに個性があって
ソロもたっぷり・・・の花園の場面が充実していました。
この日は最後も音楽が終わって決めのラストシーンまでしっかりと。
しっかりと見せてくれて、しかも1度幕が降りてから、再び、最終場面を見せてくれるというサービスっぷり。
その間、高々とテリョーシキナを頭上に掲げたコルスンツェフ、微動だにしませんでした・・・
さすがです~
そして華やかなカーテンコール!!
長かった公演の楽日ということで、JapanArtsさん渾身の紙ふぶきと金色テープ。
もう、半端じゃない量が落ちてきました!
豪華!オブラスツォーワ、ヴィシニョーワ、ロパートキナの3ショット。
ロパさま、赤いハンドバッグがお気に召したようで、最後までお手元に・・
カーテンコ-ルのときに、上手側の男性陣(コルスンツェフ、ロブーヒン、イワンチェンコ)がバレリーナを立てるべくズイズイと奥に下がっていくのが印象的・・・
最初、幕が降りたとき、オケピ近くまで出ていたチームと彼らが分断されるほど下がっていたナイトたちよ
・・・TT
いつまでも続くカーテンコール、幕が閉じた後も、色々な組み合わせで幕前に出てくれたのですが、
ペアで出てきたロパートキナ&コールプ、ソーモワ&サラファーノフ、テリョーシキナ&コルスンツェフはいいとして、ヴィシニョーワ&シクリャローフは、あくまでそれぞれ別枠だから!という態度でシクシャローフくんには眼もくれないヴィシニョーワさま、ヴィシを立てて先導としんがりをつとめながらどことなく遠慮がちなシクリャローフくん。。。主役休とはいえキャリア、格の違いがあるのですよね・・・
そんななか、カーテンから出たすぐのゾーンに溜まりがちなダンサーのバランスを見て取って、
自ら上手側の端っこまで来てくれて笑顔をふりまくロパートキナの性格のよさにまた感激・・・。
それにしても、こうして主役級ダンサーが一堂に会する姿を打ち眺めると
品の良い正統派と言われるマリインスキーも、なんとバラエティに富んだ個性豊かなスターを
多く有していることよ、と改めてその奥深さに感じ入ったことでした・・・
次の来日は2012年。
今回以上に(!?)通いつめてしまいそうです・・・
とりあえず、来年2010年にはボリショイとの合同ガラがまた予定されているそう。
この中の何人のダンサーと再会できるかはまだわかりませんが、楽しみです!
第3部
「海賊 組曲」テリョーシキナ&コルスンツェフ
うーん、この日の「海賊」はクラシック・バレエを観る喜びに満ちていました!
(写真はリハです)
コルツンツェフのコンラッドは頼れるお兄さん。
伸びやかな長い脚、どことなく鷹揚なムードで安定感と器の大きさが感じられます。
ソロの場面もダイナミックで良かった!
(今日も)忠義な奴隷・アリのシクシャローフくんも自らついていきます、首領、という感じで納得の上の
主従関係に見えました(笑)。
テリョーシキナのメドゥーラは赤紫の衣装が大人っぽくて、華があり、良くお似合い。
それにしても、今回の来日公演ですっかりテリョーシキナのファンになってしまいました。
なんといいますか・・・音楽と一体化しながら実に良くコントロールされた身体性、
テクニックを全面に押し出さず、いとも軽やかに見せながら、端々まで行き届いた神経、
まさにクラシック・バレエの美しさをイキイキと見せることのできるバレリーナ。
それに、役柄に沿って、如何様にも茶目っ気を出せる演技力と意外と可愛らしいヒトなのではないかと
思わせるパーソナリティ。
こういう若手が育っているのがマリインスキーの素晴らしさですよね。
(今日も)ギュリナーラのオブラスツォーワはトロワよりも少ない出番ながら、
爽やかな笑顔を振りまいて、存在感あり。
トロワはお気に入りのヤナ・セーリナを堪能しましたが、他の二人もそれぞれに個性があって
ソロもたっぷり・・・の花園の場面が充実していました。
この日は最後も音楽が終わって決めのラストシーンまでしっかりと。
しっかりと見せてくれて、しかも1度幕が降りてから、再び、最終場面を見せてくれるというサービスっぷり。
その間、高々とテリョーシキナを頭上に掲げたコルスンツェフ、微動だにしませんでした・・・
さすがです~
そして華やかなカーテンコール!!
長かった公演の楽日ということで、JapanArtsさん渾身の紙ふぶきと金色テープ。
もう、半端じゃない量が落ちてきました!
豪華!オブラスツォーワ、ヴィシニョーワ、ロパートキナの3ショット。
ロパさま、赤いハンドバッグがお気に召したようで、最後までお手元に・・
カーテンコ-ルのときに、上手側の男性陣(コルスンツェフ、ロブーヒン、イワンチェンコ)がバレリーナを立てるべくズイズイと奥に下がっていくのが印象的・・・
最初、幕が降りたとき、オケピ近くまで出ていたチームと彼らが分断されるほど下がっていたナイトたちよ
・・・TT
いつまでも続くカーテンコール、幕が閉じた後も、色々な組み合わせで幕前に出てくれたのですが、
ペアで出てきたロパートキナ&コールプ、ソーモワ&サラファーノフ、テリョーシキナ&コルスンツェフはいいとして、ヴィシニョーワ&シクリャローフは、あくまでそれぞれ別枠だから!という態度でシクシャローフくんには眼もくれないヴィシニョーワさま、ヴィシを立てて先導としんがりをつとめながらどことなく遠慮がちなシクリャローフくん。。。主役休とはいえキャリア、格の違いがあるのですよね・・・
そんななか、カーテンから出たすぐのゾーンに溜まりがちなダンサーのバランスを見て取って、
自ら上手側の端っこまで来てくれて笑顔をふりまくロパートキナの性格のよさにまた感激・・・。
それにしても、こうして主役級ダンサーが一堂に会する姿を打ち眺めると
品の良い正統派と言われるマリインスキーも、なんとバラエティに富んだ個性豊かなスターを
多く有していることよ、と改めてその奥深さに感じ入ったことでした・・・
次の来日は2012年。
今回以上に(!?)通いつめてしまいそうです・・・
とりあえず、来年2010年にはボリショイとの合同ガラがまた予定されているそう。
この中の何人のダンサーと再会できるかはまだわかりませんが、楽しみです!