パレ・ロワイヤルの一角に、資生堂のサロンがあります。
内装はすべてセルジュ・ルタンスによる,深い紫色に彩られた占星術をテーマとした神秘的な空間。
静謐な店内で扱われているのは、彼が手がけた エキゾチックな香調が魅力の一連の香水と小さなメーキャップコレクションのみ。
http://www.shiseido.co.jp/sprs/
ルタンスの香水は、THE GINZAの銀座本店でも扱いがありますが、シンプルな直方体のモダンなイメージの東京バージョンとはボトルも異なり(そして香りそのものも微妙に違うと言う方も・・・)クラシカルな重みのある釣鐘型で、パリ仕様。
東京でも17種類の充実した香りのコレクションが楽しめますが、こちらでは、23種の展開。パリだけでしか購入できない、5種を試して、連れて帰ろうという魂胆です
ルタンスの香りでは、ドライフルーツとスパイスの香りの「アラビ」と、オレンジの花を中心にチュベローズやジャスミンが甘く香る「フルール・ドランジェ」を愛用。
そして杉の香りにチュベローズの甘さとシナモン、クローブのスッとするスパイスを加えた「シダー」も。
今回、チェックを入れたのは、モロッコを吹く突風シロッコのフランス語である「シェルギイ」と、インドネシアから届いた絹の巻物から立ち上るパチュリの乾いた香りをイメージした「ボルネオ1834」。
そしてトルコローズを基調にした「夜の薔薇(Rose de Nuit)」に、古代エジプトからの百合の香りをスパイシーに表現した「一輪の百合(Un Lys)」。
「Borneo」は、男性のほうが素敵に香りそう。「Cherghi」はとても惹かれるけど、ムスキーな甘さが次第に濃くなる変化がParisの乾いた空気では好ましく思えても、東京では重く感じそう・・・。
「Rose de Nuit」は、とても自分らしい香りです。大好きなJeanPatouの「JOY」の薔薇とジャスミンの華やかな饗宴をもう少し落ち着かせてミステリアスにした感じ。でもちょっと重いかな・・・。
というわけで、他にないオリジナリティと清冽な香りで今回は「アンリス」を購入。
こんなことを話しながら、静かに香りを選ぶ時間はとても好き。
ルタンスの香水は、ゲランの「ナエマ」「夜間飛行」やシャネルの「クリスタル」「NO.5」先述の「JOY」とは違って、自分に寄り添う定番の香りというよりも、その調香師の作品を味わい楽しむためにある。
そう思うのです。
ちなみに今65歳のルタンス氏は
去る 2月27日に文化芸術勲章の最高位であるコマンダール勲章を受章されたそう。
「真の錬金術師であり芳香の魔術師であり、香りという儚い王国の異議不能の支配者…」
というのが、ドヌデュドバーブル文化相から贈られた言葉。さすが、フランスの政治家はインテリで語彙も豊富で羨ましい。
香水作りからイメージクリエーション、メーキャップ、装飾デザイン、映画製作と多才な才能を示すセルジュ・ルタンス氏。
文化省はパレロワイヤルにあるので、お隣どおしでもいらっしゃるのですね。
今後もご活躍を!
内装はすべてセルジュ・ルタンスによる,深い紫色に彩られた占星術をテーマとした神秘的な空間。
静謐な店内で扱われているのは、彼が手がけた エキゾチックな香調が魅力の一連の香水と小さなメーキャップコレクションのみ。
http://www.shiseido.co.jp/sprs/
ルタンスの香水は、THE GINZAの銀座本店でも扱いがありますが、シンプルな直方体のモダンなイメージの東京バージョンとはボトルも異なり(そして香りそのものも微妙に違うと言う方も・・・)クラシカルな重みのある釣鐘型で、パリ仕様。
東京でも17種類の充実した香りのコレクションが楽しめますが、こちらでは、23種の展開。パリだけでしか購入できない、5種を試して、連れて帰ろうという魂胆です
ルタンスの香りでは、ドライフルーツとスパイスの香りの「アラビ」と、オレンジの花を中心にチュベローズやジャスミンが甘く香る「フルール・ドランジェ」を愛用。
そして杉の香りにチュベローズの甘さとシナモン、クローブのスッとするスパイスを加えた「シダー」も。
今回、チェックを入れたのは、モロッコを吹く突風シロッコのフランス語である「シェルギイ」と、インドネシアから届いた絹の巻物から立ち上るパチュリの乾いた香りをイメージした「ボルネオ1834」。
そしてトルコローズを基調にした「夜の薔薇(Rose de Nuit)」に、古代エジプトからの百合の香りをスパイシーに表現した「一輪の百合(Un Lys)」。
「Borneo」は、男性のほうが素敵に香りそう。「Cherghi」はとても惹かれるけど、ムスキーな甘さが次第に濃くなる変化がParisの乾いた空気では好ましく思えても、東京では重く感じそう・・・。
「Rose de Nuit」は、とても自分らしい香りです。大好きなJeanPatouの「JOY」の薔薇とジャスミンの華やかな饗宴をもう少し落ち着かせてミステリアスにした感じ。でもちょっと重いかな・・・。
というわけで、他にないオリジナリティと清冽な香りで今回は「アンリス」を購入。
こんなことを話しながら、静かに香りを選ぶ時間はとても好き。
ルタンスの香水は、ゲランの「ナエマ」「夜間飛行」やシャネルの「クリスタル」「NO.5」先述の「JOY」とは違って、自分に寄り添う定番の香りというよりも、その調香師の作品を味わい楽しむためにある。
そう思うのです。
ちなみに今65歳のルタンス氏は
去る 2月27日に文化芸術勲章の最高位であるコマンダール勲章を受章されたそう。
「真の錬金術師であり芳香の魔術師であり、香りという儚い王国の異議不能の支配者…」
というのが、ドヌデュドバーブル文化相から贈られた言葉。さすが、フランスの政治家はインテリで語彙も豊富で羨ましい。
香水作りからイメージクリエーション、メーキャップ、装飾デザイン、映画製作と多才な才能を示すセルジュ・ルタンス氏。
文化省はパレロワイヤルにあるので、お隣どおしでもいらっしゃるのですね。
今後もご活躍を!
短期間に充実したパリ旅行でしたね。
中で写真とられたんですよね?
あちらの美術館は写真OKのところが多くて、芸術が民間に開かれているという感じですね。
装飾美術館もさることながら、この資生堂のサロンもいいですね。
香水は大好きなのですが、香り自体は、鼻が鈍感なせいかあれこれかいでいるうちに、だんだんわからんくなってきてしまうのですが、ここを読むと香りを楽しんでみたくなりますね。特に私は入れ物が好きで中身はそっちのけで、収集したくなります。
前回のバレーレッスン2度に渡ってビデオを撮り損ね、じたばたしてももう取り返しがつかなくて・・・{ごめんなさい}
明日は最終回になってしまいました。なんとかDVDにならないかしらね。
毎回、中身の濃い内容に感服です。
また、お邪魔します。
そうそう、基本的なことですが、コメントがどの関係のある記事にするのかしら?それとも最新にコメントするのがいいのかしら?
今度「アンリス」を纏っていらっしゃってね。
それまでは、美術館の中で写真を撮る、と言うこと自体に抵抗があり、他の方の鑑賞の妨げになるのではないか、ですとか、著作権の問題は?とか色々と考えていたのですが・・・。
今回あまりにあっさりとフラッシュを焚かなければ(作品に影響がなければ)OKというスタンスがはっきりとしていたこと、実際に撮影される方を多く見かけたこと、自分自身、今までは図録を買って、好きな作品が収録されておらず残念な思いをしたことなどから、ありがたくその恩恵にあずからせていただくことにした次第です。
ちなみにこのサロンは写真はお断りしています、とのことでした{笑}
ギャラリーラファイエットなどでも、撮りたいと思う場所は多かったのですが(写真は趣味なのです)大体デパートなどは禁止なのですよね。同業他社の研究禁止と館内の客のプライバシー保護の問題かと思いますが。
香りは、イメージに合った素敵なパッケージだと一層嬉しいものですよね。実際に身にまとうのはTPOの問題があって限られますが、夜ひとりで楽しむためにかなりのコレクションを持っています{ハート}
バレエレッスン、実はわたくしも今回は失敗して途中からの録画になってしまったのです(許せアクセルくん)。でもこの内容ですから、きっとそのうちDVDになるのではないでしょうか。
リクエストをNHKのHPを通してメールなさると、一層宜しいのではないかと思います{YES}
コメントは、この記事に対してコメントがありました、というヤプログからのメールが来ますので、過去の記事に対してなさってもいただいても大丈夫です。
いつでもどうぞ{ルンルン}
お久しぶりですぅ
お孫ちゃんの笑顔をご覧になっているときっとお時間があっという間に過ぎていくのでしょうね~{ラブラブ}
今回の旅行までは、ヨーロッパに遊びで行くなら最低1週間はなくては・・・(往復の機内の時間の長さと滞在先でしたいこと行きたい場所の多さから・・・)と思っていたのですが、中2日間で意外と存分に楽しめることがわかり、ちょっとこれからクセになりそう(?)です{ラブ}
アンリス、実は、以前にUPしたPoniaの百合帯のときにつけようかと思っているのです・・・(かなり自己満足の世界ですが){ルンルン}
ところで4月1日、ドレスコードをピンクにしようかとmiwaちゃんのところで話が出たのですが、如何でしょうか?{さくら}
このサロンに以前、一度だけ行った事があります。
ここの香水を買って来て欲しいと頼まれ...
そうそう、フルール・ドランジェでした。
私はエレガントとは程遠いので、
ここに入るのとても勇気がいりました!
でもサロンの方はとても親切にしてくださって、
ちょっぴり良い想い出です(^^)
優雅に自分の香りを選べるようになったら素敵なんですが!?
ようこそお越しくださいました!
世界フィギュア、会場でご覧になっていらしたのですね。
ナマで見ると、ジャンプの高さとスケーティングの早さが、TV観戦とは全く違う醍醐味だと聞いた事があります・・・。
シェン&ツァオなんて2Fまで投げ上げて降りてくるみたい、とか・・・{笑}
彼らの引退は感慨深いです~。10年くらい見ているのではないかしら・・・。身体能力はずば抜けていても、優雅なロシア、独創的で華やかなフランスなどを抜けず、万年3~4位で悔しそうな顔をしていたのが今や堂々たる世界一{地球}のペアで引退ですものね・・・。
ルタンスのレ・サロン、さすがはParis通のchelsea様、いらしたことがおありなのですね{ハート}
そう、あのいかにもフランスの左右対称の庭園を内包する歴史的建物の一角の紫のサロン・・・。
まさに大人の隠れ家ですわ~
フルール・ドランジェ、チュベローズの甘さが心地よい素敵な香りですものね。お友達用、とのことですが、chelsea様にもお似合いになりそうです。あと、勝手なイメージですが、ラハトルークムとかも・・・トルコのお菓子の甘さにちょっとスッとする感じもあって、懐かしく心惹かれる感じの香りなんですよ{ラブ}