マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

着物文化って・・・

2013-11-19 22:35:12 | 日々のこと。 世界のこと。
娘のために用意しました・・  
          『披露宴列席用着物』

華やかなゴールド。             娘は、最近の結婚式列席はいつもこれです。


『・・・って、なんなんでしょう??』 と。 世の中、疑問に思うことが多いですよね。
先日は、
『結婚ってなんなんだろう?』 と。 疑問をひも解きました。

今日は、
『日本の着物文化って・・・どうなるのでしょう?』 と。 着物を取り揃えながら・・・考えさせられました。
結論は、
着物文化を残したい。 残さなければならない。 はっきりしていることです。

現実は・・
私の20台。  40年以上も前。 婚約時代も新婚時代も、ひんぱんに着ていました。 
私の30台。  子供が出来てからは、着付けも手入れも大変で、子供と一緒では活動的でなく、日常的に着なくなった。 便利本位の年台です。

時代が流れて・・

娘の20台。 「晴れ衣装はお母さんのお下がりの着物で十分よ。」 と。 成人式を迎える娘の言葉でした。
       「晴れ衣装を買ったと思って、そのお金で、パソコンのすべてを買って下さい!」と。 実用本位の時代の始まりでしょうか?。

その後・・

50台以降の私。 10年程前から。 余裕が出てきて、正月やイベントやおしゃれの時だけは、 『着る』
           が・・・私の着物も母から受け継いだ着物も、タンスの肥やし状態です。
娘。   結婚前は、私の着物を、必要に応じて、着てきました。 留学時代も、NewYorkでの友人の結婚式にも、自分で着付けていました。
     結婚後の着用は皆無です。 結婚式列席では、着物なら礼を失することがなく、考えなくてOKなので、『着る』。 その程度です。


おしゃれのエキスパートの、70台島田順子さん は言います。
「明治生まれの着物姿の祖母から、『本当のエレガンス』 を学びました。」 と。
「絹織物でありながらしょせんは普段着の『紬』の粋さ と 豊かさに、おしゃれの真髄があるような気がしてなりません。」 とも。

            着物って・・・『日本の美しさの象徴』。 てことでもあるってことですよね。

でも
着物って・・・不便。面倒。  美しいと分かっていても、実用的ではない。 目立ちすぎる。 私の本音です。

で・・
着物文化を守り残すには、どうしたらいいのか?
考えつくことは
たとえ私一人であっても・・・着物を知って、着物を着て、着物の良さを肌で感じて・・・着物を愛する。 着物を愛する私をお人が好ましく思う。 
連鎖反応を願って『着る』。  
 
以上。 
着物って・・・着物文化を守もろうと思う者が『着る』。 『着る』が、唯一の着物保存の道でしょう。かと。  今日の『疑問」に結論を出しました。
                                             お粗末様でございました

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。 着物を着るのはしんどい。 どんな文化も、継続はしんどいところで実現する のでしょうかね?