マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『もう奇跡とは言わせない!』・・・『ラグビーワールドカップ2019日本大会』 そして 『聖トマス西と十五殉教者 記念日』

2019-09-28 23:28:08 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

9月28日。土曜日。快晴。

午後4時。キックオフ
    
    『ラグビーワールドカップ2019日本大会』
 
               見事な勝利!

 

世界ランキング9位:日本19 - 12 アイルランド:世界ランキング2位

 

   日本は、1次リーグの第2戦で優勝候補の一角、アイルランドに19対12で勝ちました。
  最大の難敵を破って2連勝で、勝ち点を9に伸ばし、初めてのベスト8進出に前進しました。

    屈強な相手の攻撃を最後まで体を張って守り、19対12で勝ちました。

日本は、
前回大会の南アフリカ戦で、歴史に残る番狂わせを演じました。
       『奇跡が起こった!』 と言われました。
  
そして。

今日のアイルランド戦でも歴史に残る見事な攻撃を演じました。
   『もう奇跡とは言わせない!』  日本の実力を見せました!


    お見事な試合でした! おめでとうございました!
              

   あれだけ強い体と心を作るには、どんなに努力をなさったのでしょう!!
         ただただ脱帽です。
      感動をありがとうございました!


そして。
今日の感動をもう一つ。

  今年も咲きました・・・ 『父の形見の灯籠の横で母の形見の椿』
  
       母は、東京の自宅から神戸の私の家まで、運んだ。
        母が大好きな『椿』 と 父が買った『灯籠』

        毎年、父母が寄り添うように、私の庭で咲く。
    父と母が、「いつもおまえと一緒だよ!」 と私に言っているよう。
         毎年この時期に・・・
         胸キュンと、私の目から涙がこぼれる。

 

そして。

今日は9月28日。年間第二十五土曜日。


『今日の入祭唱』

『キリストに従い、キリストの愛のためにいのちを捧げた殉教者は、
     天の国でキリストと共に終わりなく喜び歌う。』

 
   今日は・・・     『聖トマス西と十五殉教者 記念日』

 

1633年~1637年。 江戸幕府による禁教令(キリスト教禁止令)により、キリシタン迫害の厳しかった長崎で
                殉教した16名です。  
          
       ドミニコ会の司祭、修道者、修道女、と彼らのために働いた信徒たちで、
   九名の日本人のほかに、スペイン人4人と、フィリピン人、イタリア人、フランス人がそれぞれ1人ずつである。

     日本人司祭として初めて列聖されたトマス西、ヤコボ朝長、ビセンテ塩塚の3人と、
     修道女の長崎のマグダレナと大村のマリナ、
     そしてフィリピン人として初の聖人となったロレンソ・ルイスらが含まれている。


1981年。 トマス西と15殉教者が、フィリピンで列福される。

      
1987年。 バチカンで、ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世によって列聖された。
                『毎日の読書』より


『今日の福音 イエスの御言葉

『そのとき、イエスは弟子たちに言われた。  

「この言葉をよく耳に入れておきなさい。人の子は人々の手に引き渡されようとしている。」

      弟子たちはその言葉が分からなかった。
   彼らには理解できないように隠されていたのである。
   彼らは、怖くてその言葉について尋ねられなかった。』
             ルカ福音書 9章43-45節

 

   どうして、信仰の道を歩むときに、苦しみや迫害があるのでしょうか?
      どうして、信仰を歩む者に、殉教があるのでしょうか?

    弟子たちは、怖くて、イエスにその意味を尋ねることができませんでした。
    私たちにも、勿論、その意味は、『神のお考え』ゆえに、理解できないのです。

     ただ。

     イエス様が、『苦しみの道』を先に歩んでくださったので、
      『苦しみの道』 は 『神に至る道』 であると信じるのです。
               
     人類の償いのためにご自分の命を捧げてくださった『イエスの愛・苦しみの道』
       への信仰は、いかなることがあろうとも、微動なりともしないのです。
       


『死も、命も、天使も、支配するものも、現在のものも、未来のものも、力あるものも、
  高い所にいるものも、低い所にいるものも、他のどんな被造物も、
  キリストの愛から、私たちを引き離すことはできないのです。』
         
   ローマの信徒への手紙 8章38-39節


『今日の祈願』

『聖なる父よ、
  あなたは聖トマス西と十五人の同士を聖霊によって強め、
  キリストのあかしとして過酷な迫害に耐え、殉教するをお与えになりました。
聖人たちの殉教を記念する私たちに、信じるために必要な謙虚さと信じたことを宣言する勇気をお与えください。』


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
ワールドカップ・ラグビーの迫力はすごいものですね。日本の優勝に向けて、応援しましょう! お元気で!


『聖書100週間』・・・『主はソロモンに対してお怒りになった。』 そして 『勇気を出せ。恐れるな。わたしは平和を与える。』

2019-09-28 00:59:21 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

今日は9月27日。金曜日。晴れ。

       毎週金曜日は・・・   『聖書100週間 聖書通読会』
 

    "一人では、今日の通読範囲を読むことは難しいですよね。皆さんと一緒だから、読めます。
       仲間と聖書通読できることは、感謝で、ありがたいことです."
                  と、皆で喜び、励まし合います。
                      仲間っていいな。ステキです。


      『今日の通読範囲』 は 『列王記下 1章~13章』

 その昔。

  紀元前1020年。 『イスラエル統一王国』が設立。初代王にサウル王が選ばれました。
      その後。
       二代目王・ダビデ王 三代目王・ソロモン王と続きました。
          
                『ダビデ』

      ところが。

  紀元前922年。 『イスラエル統一王国』 が、神の御意志により、二国に分裂させられます。

                 『ソロモンには妻たち、すなわち七百人の王妃と三百人の側室がいた。
         この妻たちが彼のの心を迷わせた。
                         ソロモンが老境に入ったとき、彼女たちは、王の心を迷わせ、他の神々に向かわせた。
                   こうして彼の心は、父ダビデの心とは異なり、自分の神、主と一つではなかった。
                         
     ソロモンの心は迷い、主から離れたので、主は彼に対してお怒りになった。
     主は二度も彼に現れ、田の神が見に従ってはならないと戒められたが、ソロモンは主の戒めを守らなかった。
          そこで、主は仰せになった。

                    「わたしはあなたから王国を裂いて取り上げ、あなたの家臣に渡す。」』
                                              列王記上 11章1~13節


       ソロモンは、
  
        『ソロモン王の即位式』

  王になった当初は、神に『知恵』を求め、知恵に満たされた王として,『正しい判断力』を持っていました。 
  『第一神殿』を建てた時、『いつか、異邦人も同じ神を拝むときが来る。』列王記上8-41 素晴らしい祈り をしました。
             しかし。
  老境になると、多くの外国から来た妻たちの影響を受けて、
              心は鈍り、神との契約をおろそかにするようになり、人々に振り回されるようになるのです。

   
その結果。


   神の怒りを買い・・・
  ユダ族とベンジャミン族の『南ユダ王国』 と 他の10部族による『北イスラエル王国』。
                                                    『イスラエル統一王国』は『二つの王国』 に分裂したのです。


  
                                                                                  
                今日の通読範囲は、その二国が、終わりのない戦い を続ける箇所です。 

                      それでも。

  『主は その僕ダビデのゆえ、   『南ユダ王国』を滅ぼそうとはされなかった。
                主は、ダビデとその子孫
に絶えずともしび火を与えると約束したからである。』 列王記下 8-19
                         
                 同時に。

 『主はアブラハム、イサク、ヤコブと結んだ契約ゆえに、
               『北イスラエル王国』を恵み、憐み、御顔を向け、彼らを滅ぼそうとはされなかった。』列王記下13-23 

           主は、『両国』の背信があっても、決して、ご自分の 『契約』ゆえに、滅ぼすことがないのです。


     『列王記』は、
        400年も繰り返される『イスラエルの不忠実の記録』 と 
                それでも『ダビデと結んだ約束』のゆえに、イスラエルの民を見捨てない『神の憐みの記録』
                                                                                                 ・・・のようであります。

         神は、 生きている御方であり、 結んだ契約を取り消すことがない御方であり、
                       ご自分が選んだイスラエルを、いかなる理由があろうとも滅ぼさない御方です。
                                                                                         ・・・その事実の確認のようであります。
                           

            『神の契約・約束』は、
            『主はダビデに誓われました。それはまこと。思い返すことはありません。
                                      あなたのもうけた子らの中から王座を継ぐものを定める。』詩編 132-11

                 
             ダビデから28代目、主の誓いは実現し、『王座を継ぐもの・イエス』がお生まれになるのです。
             私たちキリスト者も、神の愛はいつも私たちの不忠実に勝り、
        主の誓いは実現し、アブラハムから続く『ダビデの一族』の一員なのです。

         今日の通読会も
       ソロモンや私たち人間の弱さに勝る『神の愛』を確認し、
皆で感謝!感謝! でした。

 

そして。

今日は9月27日。年間第二十五金曜日。

    こちらも、『神の愛』を確認し、感謝です。

  『今日の第一朗読  ハガイの預言

『主の言葉が、預言者ハガイを通して臨んだ。

        「ユダの総督シャルティエルの子ゼルバベルよ、勇気を出せ。
          祭司ヨツァダクの子ヨシュアよ、勇気を出せ。

        ここに、お前たちがエジプトを出たとき わたしがお前たちと結んだ契約がある。
                 わたしの霊はお前たちの中にとどまっている。
                              恐れてはならない。

   この新しい神殿の栄光は昔の神殿にまさると万軍の主は言われる。
             
                『第二神殿』  模型


   「この場所にわたしは平和を与える」と万軍の主は言われる。』
                               ハガイ書  1章15節-2章9節

       
       イスラエルの民は、
                 バビロン捕囚の過酷な60年を終え、故郷イスラエルに帰ってきました。
                それでも、
                 住む家も、神殿再建の希望も, ないままに、失意の日々を送っていました。

  そんな時。

         神は、
            預言者・ハガイを通して、
                 二人の指導者・ゼルバベル(ダビデの子孫) と ヨシュア(大祭司)  呼びかけるのです。

                思い出しなさい。    おまえたちと私の間には,『契約』がある。
                  恐れてはならない。   私の霊がおまえたちの中にあるのです。
                  勇気を出しなさい。   私があなた方を選んだ のです。』 と呼びかけるのです。

 

         二人の指導者・ゼルバベル と ヨシュアは、
           神からの呼びかけに勇気を頂き・・・立ち上がり・・・
           失意の中の民を激励し、 『神殿再建』 と 『生活の復興」を、力強く呼びかけたのです。
                     


『今日の答唱詩編』

主よ、御もとに身を寄せます。 恵みの御業よってわたしを助けてください。
  あなたの耳をわたしに傾け、急いでわたしを救い出してください。
 あなたはわたしの大岩、わたしの砦。まことの神、主よ、御手にわたしの霊をゆだねます。』
                       詩編 31章・2-4節

 

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
友だちと励まし合いながら、困難に見える『挑戦』に立ち向かうのは、人生の醍醐味ですね。 お元気で!