3月4日。金曜日。晴れ。
今日は金曜日
聖書100週間・聖書通読会、
オンラインクラスです。
『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』
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コロナ禍のため『三密』自粛の日々・・・
オンラインで、クラスを続けられることは、
ありがたいことです。
聖書100週間は、
この集まりに参加する者が聖書に親しみ、聖書に関する知識を豊かにすると共に、
一人一人が神の言葉を霊的糧、命の言葉として読み取り、
確信を持って信仰の喜びの内に生きることを目指しています。
『聖書100週間』創設者・ルドールズ神父の言葉より
それにつけても、
金曜日は、瞬く間に巡ってきます。
『金曜日』に追われるようです。
それでも、
聖書を読み進むうちに次第に訓練されて、
※歴史を通して絶えず語られる『神の言葉』を聴き取れるようになります。
※語られる神の啓示の発展と流れを把握出来るようになります。
その面白さに、
実は『金曜日』が待ち遠しいのです。
今は、コロナ禍、『三密』自粛真っ最中・・・
与えられた『STAY HOME』の時間を大切に、
『聖書』を、より深く、熟読することに致しましょう。
今日の通読範囲は、『マタイによる福音書 7章~12章』です。
イエス様は、
いよいよ宣教活動を始めます。
その活動は、
『町や村を残らず回って、
会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、
ありとあらゆる病気や患いをいやされました。』 9章35節
イエス様の宣教活動は、
預言者イザヤの『主の僕の預言』の実現でした。
『主はわたしに油を注ぎ、主なる神の霊がわたしをとらえた。
私を遣わして、
貧しい人に良い知らせを伝えさせるために。
打ち砕かれた心を包み、捕らわれ人には自由を、
つながれている人には開放を告知させるために。』
イザヤ書 61章1節
神の身分でありながら、貧しい者・僕の身分になられたイエス様ご自身が
フィリッピの信徒への手紙 2章6-8節
頼るものもなにもない貧しい人々に、
『救いの良い知らせ』を告げて、それを実現されていかれるのです。
イエス様は困った人を助けることが最優先でした。
そんなイエス様は、
人々にも『あわれみ深くありなさい』と望まれるのです。
『あなたがたの天の父は、求める者に良い物をくださるにちがいない。
だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、
あなた方も人にしなさい。』6章12節 と、
『隣人愛』の実行を望まれるのです。
今日も、心に響く、『マタイによる福音書』を読んで、
仲間の皆様と、『イエスを知る喜び』を分かち合いました。
感謝!感謝!
仲間の皆様と、『イエスを知る喜び』を分かち合いました。
感謝!感謝!
そして。
今日は3月4日。灰の式後の金曜日。
『今日の入祭唱』
『主よ、耳を傾け、憐れんでください。
主よ、わたしの助けとなってください。』
詩編 30章11節
『今日の福音 イエスの御言葉』
『そのとき、ヨハネの弟子たちがイエスのところに来て、
「わたしたちとファリサイ派の人々はよく断食しているのに、
なぜ、あなたの弟子たちは断食しないのですか」
と言った。
イエスは言われた。
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「花婿が一緒にいる間、
婚礼の客は悲しむことができるだろうか。
しかし、
花婿が奪い取られる時が来る。
そのとき、彼らは断食することになる。」』
マタイによる福音書 9章14-15節
旧約時代。
イスラエル人は、長い間、独立が出来ない苦しさの中で、
国を救う『メシア・救い主』を持ち望んでいました。
『断食』はその準備の一つでした。
今日のイエス様は、
イエス様が人々と共にいる時代は、
『結婚式』のような喜びの時だとおっしゃいました。
イエス様ご自身が『救い主』であるとは言われませんが、
イエスご自身が『花婿』で、弟子たちは一緒に祝うのです。
だから『断食』は必要無いとのお気持ちです。
しかし、
その『花婿』の姿が見えなくなる時か来る。
その時には、イエスの弟子たちも『断食』するでしょう。
と、おっしゃいました。
初代教会の信者たちは、
イエスの『受難』と『昇天』後に、『断食』をしていました。
その『断食』は、
※今までのように『救い主』を待ち望む準備の『断食』ではありませんでした。
※『救い主・イエス』がすでに到来したのですから、
イエスの姿が見えなくなっても、
イエスが共にいてくださる『喜び』を感じていました。
『イエスの再臨』に『希望』をかけての『断食』となりました。
イエス様は、
『新しい精神』、『新しい考え方』をもたらしてくださいました。
それは、『救い主の時代の喜び』、『婚姻の喜び』です。
私たちも、
新しい気持ちで、イエスの『良い知らせ』を受け入れたいものです。
また、
四旬節を過ごす今、
※イエス様をより理解するためにも、
※イエス様に倣ってお人に仕えることが出来るように、
『断食』を続けたいものです。
祈りましょう。
『今日の詠唱』
『善を求めよ、悪を求めるな、お前たちが生きることができるために。
そうすれば、神なる主はお前たちと共にいてくださる。』
アモス書 5章14節
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
平和の祭典、平和の尊さを問う『パラリンピック』が今夜から始まります。
選手の皆様に声援を送りながら、観戦する者も平和を願いましょう。 お元気で!