マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

小菊の候・・・『夕風や盛りの菊に吹渡る』 そして 『ラテラン教会の献堂 祝日』・・・『イエスの言われる神殿とは、御自分の体のことであった。』

2021-11-09 11:50:20 | 自然・花々・樹木・ガーデニング・畑
11月9日。火曜日。曇り。

今朝の明け方までは大雨でした。
日が明ける頃までには雨は止みましたが、
一日中の『強風注意報』が出ました。
今日は『木枯らし1号』の便りが届くのでしょうか。


  いよいよ冬も始まり・・・

       我が家にも・・・   『小菊』
 
                    白、赤、黄、小菊が美しい。かわいい。

       『夕風や盛りの菊に吹渡る』 樗良作

   吹く風に、玄関先に咲き誇る小菊の香が、我が家にも吹き渡ります。


        今日は、明後日にひかえた登山のために、
    早めに『聖書100週間』の予習を終えることに致しましょう。
        コロナ禍で遠のいていた登山の再開です。
      明後日の 未来の『希望』は、日々を楽しくします。
               感謝!感謝!


そして。

今日は11月9日。年間第三十二火曜日。

     『ラテラン教会の献堂 祝日』
   

         11月9日はラテラン教会の献堂記念日です。

 324年。コンスタンティヌス皇帝により、
    ミラノ勅令でローマの『禁教令』が解かれた翌年の324年、
    『ローマ司教座教会』として建てられました。

    大聖堂の記念は、十二世紀からこの日に行なわれたと伝えられている。

    初めこの祝日は、ローマ司教区だけで祝われていたが、
    「ローマと世界のすべての教会堂の母であり頭」
    と呼ばれたこのラテラン大聖堂をたたえるために、
    ローマ典礼の教会で祝われるようになった。
    
1123年。   はじめてここで公会議が開かれました。
毎年聖木曜日。ローマの司教でもある教皇は、この大聖堂を訪れ、「主の晩餐式」を行います。

    この祝日は、ペトロの座に対する一致と親愛のしるしである。
          『毎日の読書』より

『今日の集会祈願』

 『いつくしみ深い神よ、
 あなたは年ごとに、ラテラン教会の献堂を記念させてくださいます。
 あなたの家でいつも清いいけにえがささげられ、豊かな救いの恵みが与えられますように。』 
    

『今日の福音 イエスの御言葉』

   『ユダヤ人の過越祭が近づいたので、
   イエスはエルサレムへ上って行かれた。

      そして、神殿の境内で
    牛や羊や鳩を売っている者たちと、
  座って両替をしている者たちを御覧になった。

 イエスは
    縄で鞭を作り、
    羊や牛をすべて境内から追い出し、
    
    両替人の金をまき散らし、その台を倒し、

      鳩を売る者たちに言われた。
     

     「このような物はここから運び出せ。
     わたしの父の家を商売の家としてはならない。」

 弟子たちは、
    「あなたの家を思う熱意がわたしを食い尽くす」
        (詩編 69章10節)   と書いてあるのを思い出した。

 ユダヤ人たちはイエスに、
 「あなたは、こんなことをするからには、どんなしるしをわたしたちに見せるつもりか」
                    と言った。
 イエスは答えて言われた。
    「この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる。」
 それで
 ユダヤ人たちは、
    「この神殿は建てるのに四十六年もかかったのに、
      あなたは三日で建て直すのか」 と言った。


  イエスの言われる神殿とは、御自分の体のことだったのである。


     イエスが死者の中から復活されたとき、
   弟子たちは、イエスがこう言われたのを思い出し、
     聖書とイエスの語られた言葉とを信じた。』
             ヨハネによる福音書 2章13-22節


     今日のイエス様は、
     エルサレムの神殿を清めた後、
     『本当の神殿』は『自分の体』であることを示されました。


  旧約時代。
  エルサレムの神殿は『神の家』と言われ、
  神がその民と一緒におられる『しるし』でした。
  民は、そこで祈り、神に出会い、供え物を献げていました。

  新約時代。
  救い主の時代になると、
  ※イスラエル人は『新しい神殿』が出来ると思っていました。
  ※イエスの到来によって、新しい時代が始まりました。
   神が人間・イエスとなられたということは・・・
   神が民と共にいたい。神が人間の中に御自分の住まいを造りたい。
      との、『しるし』でした。

    
      これからの『神の本当の家』は『イエスご自身』です。
       イエスは『新しい神殿』となっておられます。
       イエスは、いままでの神殿を清めるどころか、
       『新しい神殿』:『神の新しい住まい』を造るために
        この世に来られたのです。


     これからは、
     イエスにおいて、人は神に出会うことが出来るのです。
     そして、
     イエスは、信じる人に、ご自分の霊:『聖霊』をお与えになります。
     私たちは、その与えられた『聖霊』において、
     私たちが『神の神殿』となるのです。自分の心の中で神に出会うのです。

  更に・・・

     イエスにおいて、『新しい礼拝』が始まりました。
      『新しい供え物』は『イエスご自身』です。
           
        それは、
           イエスの体、
      すなわち人々のためになさったすべての活動、
           イエスの愛の生活、 
         特にその『死と復活』です。


       ミサの時、イエスの『死と復活』を祝います。
       十字架を囲んで集まるのです。
   十字架を眺め、イエスがすべての人を終わりまで愛してくださったと、
       思いだし、感謝するのです。

       
    私たちキリスト者一人一人は神殿なのです。
    神が共にお住みくださる神殿なのです。
    神が、その私たちから期待なさる『供え物』は『愛の生活』です。  
    私たちが、毎日、自分の神殿で、神に出会いたいものですね。
           祈りましょう。

 
『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
 『今後、わたしはこの神殿を選んで聖別し、そこにわたしの名をいつまでもとどめる。』
         歴代誌下 7章16節    アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
忙しい師走を迎える前の穏やかな11月の日々です。
何か楽しみを見つけて、楽しい11月でありますように。 お元気で!

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