11月9日。火曜日。曇り。
今朝の明け方までは大雨でした。
日が明ける頃までには雨は止みましたが、
一日中の『強風注意報』が出ました。
今日は『木枯らし1号』の便りが届くのでしょうか。
いよいよ冬も始まり・・・
我が家にも・・・ 『小菊』
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白、赤、黄、小菊が美しい。かわいい。
『夕風や盛りの菊に吹渡る』 樗良作
吹く風に、玄関先に咲き誇る小菊の香が、我が家にも吹き渡ります。
今日は、明後日にひかえた登山のために、
早めに『聖書100週間』の予習を終えることに致しましょう。
コロナ禍で遠のいていた登山の再開です。
感謝!感謝!
そして。
今日は11月9日。年間第三十二火曜日。
『ラテラン教会の献堂 祝日』
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11月9日はラテラン教会の献堂記念日です。
324年。コンスタンティヌス皇帝により、
ミラノ勅令でローマの『禁教令』が解かれた翌年の324年、
『ローマ司教座教会』として建てられました。
大聖堂の記念は、十二世紀からこの日に行なわれたと伝えられている。
初めこの祝日は、ローマ司教区だけで祝われていたが、
「ローマと世界のすべての教会堂の母であり頭」
と呼ばれたこのラテラン大聖堂をたたえるために、
ローマ典礼の教会で祝われるようになった。
1123年。 はじめてここで公会議が開かれました。
毎年聖木曜日。ローマの司教でもある教皇は、この大聖堂を訪れ、「主の晩餐式」を行います。
この祝日は、ペトロの座に対する一致と親愛のしるしである。
『毎日の読書』より
『今日の集会祈願』
『いつくしみ深い神よ、
あなたは年ごとに、ラテラン教会の献堂を記念させてくださいます。
あなたの家でいつも清いいけにえがささげられ、豊かな救いの恵みが与えられますように。』
『今日の福音 イエスの御言葉』
『ユダヤ人の過越祭が近づいたので、
イエスはエルサレムへ上って行かれた。
そして、神殿の境内で
牛や羊や鳩を売っている者たちと、
座って両替をしている者たちを御覧になった。
イエスは
縄で鞭を作り、
羊や牛をすべて境内から追い出し、
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両替人の金をまき散らし、その台を倒し、
鳩を売る者たちに言われた。
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「このような物はここから運び出せ。
わたしの父の家を商売の家としてはならない。」
弟子たちは、
「あなたの家を思う熱意がわたしを食い尽くす」
(詩編 69章10節) と書いてあるのを思い出した。
ユダヤ人たちはイエスに、
「あなたは、こんなことをするからには、どんなしるしをわたしたちに見せるつもりか」
と言った。
イエスは答えて言われた。
「この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる。」
それで
ユダヤ人たちは、
「この神殿は建てるのに四十六年もかかったのに、
あなたは三日で建て直すのか」 と言った。
イエスの言われる神殿とは、御自分の体のことだったのである。
イエスが死者の中から復活されたとき、
弟子たちは、イエスがこう言われたのを思い出し、
聖書とイエスの語られた言葉とを信じた。』
ヨハネによる福音書 2章13-22節
今日のイエス様は、
エルサレムの神殿を清めた後、
『本当の神殿』は『自分の体』であることを示されました。
旧約時代。
エルサレムの神殿は『神の家』と言われ、
神がその民と一緒におられる『しるし』でした。
民は、そこで祈り、神に出会い、供え物を献げていました。
新約時代。
救い主の時代になると、
※イスラエル人は『新しい神殿』が出来ると思っていました。
※イエスの到来によって、新しい時代が始まりました。
神が人間・イエスとなられたということは・・・
神が民と共にいたい。神が人間の中に御自分の住まいを造りたい。
との、『しるし』でした。
これからの『神の本当の家』は『イエスご自身』です。
イエスは『新しい神殿』となっておられます。
イエスは、いままでの神殿を清めるどころか、
『新しい神殿』:『神の新しい住まい』を造るために
この世に来られたのです。
これからは、
イエスにおいて、人は神に出会うことが出来るのです。
そして、
イエスは、信じる人に、ご自分の霊:『聖霊』をお与えになります。
私たちは、その与えられた『聖霊』において、
私たちが『神の神殿』となるのです。自分の心の中で神に出会うのです。
更に・・・
イエスにおいて、『新しい礼拝』が始まりました。
『新しい供え物』は『イエスご自身』です。
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それは、
イエスの体、
すなわち人々のためになさったすべての活動、
イエスの愛の生活、
特にその『死と復活』です。
ミサの時、イエスの『死と復活』を祝います。
十字架を囲んで集まるのです。
十字架を眺め、イエスがすべての人を終わりまで愛してくださったと、
思いだし、感謝するのです。
私たちキリスト者一人一人は神殿なのです。
神が共にお住みくださる神殿なのです。
神が、その私たちから期待なさる『供え物』は『愛の生活』です。
私たちが、毎日、自分の神殿で、神に出会いたいものですね。
祈りましょう。
『今日のアレルヤ唱』
アレルヤ、アレルヤ。
『今後、わたしはこの神殿を選んで聖別し、そこにわたしの名をいつまでもとどめる。』
歴代誌下 7章16節 アレルヤ、アレルヤ。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
忙しい師走を迎える前の穏やかな11月の日々です。
何か楽しみを見つけて、楽しい11月でありますように。 お元気で!
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