マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

大学授業 (5月21日)

2008-05-30 23:53:30 | 父の日。母の日。結婚記念日。
『哲学』 とは何か?  分かっているような分かっていないような私です!

17世紀のデカルトの哲学の勉強をする私は、デカルトの『神の存在証明』 を、学んできました。
それはそれとして、とても面白いのですが、神の存在証明をすることが『哲学』 なのか? という疑問が、私にずっとありました。

17世紀の哲学は、『海』 にたとえられるというのです。
「それはちょうど海が、イギリス海と、大西洋、インド洋・・・とそれぞれの海岸によって名づけられていても、しかしその全体が一つの海であるのと同じようなもの」 と同じで、「17世紀の哲学は、幾何学、道徳学、自然学、社会学・・・学問全てを含む学問」 なのだそうです。

近代哲学の祖のデカルトは、学問も社会も人間をも・・・全てを徹底的に疑う所から初め、それでも 『真』 なるものがあるはずと研究を進め、『真なるものは神』 であると気づきます。
神が、全ての原子のようなものであるというなら、先ずは、その 『神の存在証明』 を、しなければ、全ての学問が始まらないという訳のようです。

これで、私もやっと,私の疑問も解け、納得出来ました。  すっきりして、授業についていけます。

先生は、ご自分は、よく知って理解いることを生徒に教えるので、生徒の知識の程度が分からないことが、往々にしてあります。
17世紀の哲学の授業を受けながら、「これって神学の勉強ではないの?」 なんて考えていた、私の知識のレベルは、あまりにも低すぎたってことかしら?

それにしても、私には、デカルトは難しい! 授業についていくために、頑張って、予習をしています



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