![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/7c/ace7056b5334810efeb17a98ac9a7550.jpg)
シアトルの街からも南方に、そのすそ野を広げそびえている堂々とした独立峰の姿を見渡せる、レーニエ山(4392m)![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_mount.gif)
公園の97%は自然環境保護地域![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/clover.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ladybug.gif)
に指定されていて、一年中緑の絶えることのないレーニエ山![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_mount.gif)
レーニエ山の最高のパノラマポイント(標高2,074m)までを往復する、スカイライン・トレールと呼ばれる、展望の良い往復8km・4時間コースのハイキングを楽しみました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
レーニエ山は・・・
シアトルの85マイル(140km) 南東に位置する、「世界一大きな建物」と呼ばれる、今でも活発な火山活動を続けているカスケード活火山で、最近では100年ほど前に噴火しました。(100年前を”最近”と表現するレーニエ山での時間の感覚は、俗世界の私達の時間の把握とは全く違うと、大いに感激の私でした。
)
頂上は、周辺の山脈より,8000フィート(2500m) も高くそびえ立つ、独立峰。
頂上とその側面は、90平方㎞の雪の氷河に一年中覆われています。この雪融水と大量の土砂が、下流域の豊な生態系を支えています。
その、アプローチの良さと一年中氷と雪に囲まれている珍しさのため、アメリカ国内で最も人気のある登山スポットです。 毎年9千人以上の人々が、レーニア山登頂を試みますが、登頂率は約50%にすぎません。 氷河歩きとなるので、経験のある登山ガイドとロープを結んだ登山で、頂上までは3日間かかるそうです。
その山容は富士山に似ており、山を臨むことの出来る「タコマ地区」に、戦後米国兵と結婚された日本女性が多く住み、山を見ながら祖国日本を偲んだそうです。それ以来、日系人の間では「タコマ富士」として親しまれています。 (日本人が、米国本土に最初に移民として上陸した土地が、シアトルだそうです。そのシアトルに近いタコマ地区では、いろいろの歴史があるのでしょうと、先輩方の業績を偲び感謝しました
)
私達夫婦は、案内人と車をチャーターして、山
に入ることにしました。(一人200ドル)
シアトルから、トレキングの始まる 「パラダイス地点」 まで、ルートI-5を南下して、「タコス地区」 を過ぎたところで、7号線に乗り換え、あとは1本道です。
走る道中の地域の持つ独特の景観を楽しみ歴史を習いながら、順調に飛ばし![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_red.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dododo.gif)
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、2時間半で「パラダイス」に着きました。
公園の入り口で、車1台当たり$10の入園料が必要でした。
パラダイス到着後、先ずはサンドイッチ
の昼食です。 山で食べると格別に美味しい。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/3hearts.gif)
トレッキングシューズに履き替え、水とカメラだけの身軽で、いざ!ハイキングです。
マウントレーニエのベストシーズンは、7月8月で、特に、7月下旬から8月中旬にかけて、たくさんの高山植物が咲くそうです。
幸いに、今年は雪が最近になってやっと解ける、春の到来の遅い年だったので(所々に雪が残っていました)、この2週間ほどで一気に高山植物が咲き初め、今日は今年の最高の時期だそうです。 原生林の樹海が広がる山のすそ野一面に、高山植物が咲き誇っていました。 私も、 短い時期の鮮やかな色の花々を楽しめました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s1_spr_sakura.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s1_spr_chulip.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s1_spr_sakura.gif)
周辺ではマーモットなどをはじめとするたくさんの野生動物を目にすることができるそうで、私は、鹿、ワイルドターキー
、他3匹に出会いました。
トレッキングを楽しむ写真の私の側を 、赤ちゃんをっこしたママと幼児を背中に負ぶったパパの若いカップルが仲良く登って行きます。
欧米の人達は、家族でトレッキングを楽しむ文化が、どの国にもあるようですよね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/3hearts.gif)
手つかずの自然![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ladybug.gif)
が全体の97%を占めるマウントレーニア国立公園は、年間に約200万人が訪れているにも関わらず、(子供達も沢山います)ゴミ一つ見当たらないのは、本当に素晴らく関心しました。
富士山がいくら世界遺産の登録願いをしても、登山者の意識が育ち富士山が美しくならない限り、登録は無理でしょうと思いました。 Mt・レーニエ
でも世界の観光地のスイスの山々でも、ゴミを見ることはなかったので、富士山だからゴミをなくすことは出来ないということは、言い切れないはずですからね。
高山植物保護のために全行程に、入らないように低い册がしてあります。 その中に入ってキャーキャーといいながら写真を撮っているのは、今日見かけた唯一の日本人でサンダル履きの、二人の若い女の子でした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
氷河と冬季の残雪との違いは実際に見ると一目瞭然。氷河の色は神秘性に満ちた、水色をしています。 ワシントン州の車のナンバープレートの背景は、水色のレーニア山が、画かれています。
ワシントン州の人達が、レーニア山を大切にしている気持ちの表れでしょうね。
(バークレーのプレートは数字が並ぶだけ)
お天気にも恵まれた今日は、帰路でも、レーニアを鏡のように湖面に映す 「リフレクションレイク」 で、本物と水面上の山の二つ
を同時に、美しくながめることが出来ました。
山を一面におおう氷河の山を見ながら楽しむトレッキングは、悠久の時の流れに思いを馳せ、悠久の時の流れの中の、ほんの一時に過ぎない人間のこの世での命の短さを考え、心が癒されていくトレッキングでした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_mount.gif)
公園の97%は自然環境保護地域
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_mount.gif)
レーニエ山の最高のパノラマポイント(標高2,074m)までを往復する、スカイライン・トレールと呼ばれる、展望の良い往復8km・4時間コースのハイキングを楽しみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
レーニエ山は・・・
シアトルの85マイル(140km) 南東に位置する、「世界一大きな建物」と呼ばれる、今でも活発な火山活動を続けているカスケード活火山で、最近では100年ほど前に噴火しました。(100年前を”最近”と表現するレーニエ山での時間の感覚は、俗世界の私達の時間の把握とは全く違うと、大いに感激の私でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
頂上は、周辺の山脈より,8000フィート(2500m) も高くそびえ立つ、独立峰。
頂上とその側面は、90平方㎞の雪の氷河に一年中覆われています。この雪融水と大量の土砂が、下流域の豊な生態系を支えています。
その、アプローチの良さと一年中氷と雪に囲まれている珍しさのため、アメリカ国内で最も人気のある登山スポットです。 毎年9千人以上の人々が、レーニア山登頂を試みますが、登頂率は約50%にすぎません。 氷河歩きとなるので、経験のある登山ガイドとロープを結んだ登山で、頂上までは3日間かかるそうです。
その山容は富士山に似ており、山を臨むことの出来る「タコマ地区」に、戦後米国兵と結婚された日本女性が多く住み、山を見ながら祖国日本を偲んだそうです。それ以来、日系人の間では「タコマ富士」として親しまれています。 (日本人が、米国本土に最初に移民として上陸した土地が、シアトルだそうです。そのシアトルに近いタコマ地区では、いろいろの歴史があるのでしょうと、先輩方の業績を偲び感謝しました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
私達夫婦は、案内人と車をチャーターして、山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_mount.gif)
シアトルから、トレキングの始まる 「パラダイス地点」 まで、ルートI-5を南下して、「タコス地区」 を過ぎたところで、7号線に乗り換え、あとは1本道です。
走る道中の地域の持つ独特の景観を楽しみ歴史を習いながら、順調に飛ばし
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_red.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dododo.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dododo.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dododo.gif)
公園の入り口で、車1台当たり$10の入園料が必要でした。
パラダイス到着後、先ずはサンドイッチ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0054.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/3hearts.gif)
トレッキングシューズに履き替え、水とカメラだけの身軽で、いざ!ハイキングです。
マウントレーニエのベストシーズンは、7月8月で、特に、7月下旬から8月中旬にかけて、たくさんの高山植物が咲くそうです。
幸いに、今年は雪が最近になってやっと解ける、春の到来の遅い年だったので(所々に雪が残っていました)、この2週間ほどで一気に高山植物が咲き初め、今日は今年の最高の時期だそうです。 原生林の樹海が広がる山のすそ野一面に、高山植物が咲き誇っていました。 私も、 短い時期の鮮やかな色の花々を楽しめました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s1_spr_sakura.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s1_spr_chulip.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s1_spr_sakura.gif)
周辺ではマーモットなどをはじめとするたくさんの野生動物を目にすることができるそうで、私は、鹿、ワイルドターキー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_i.gif)
トレッキングを楽しむ写真の私の側を 、赤ちゃんをっこしたママと幼児を背中に負ぶったパパの若いカップルが仲良く登って行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
欧米の人達は、家族でトレッキングを楽しむ文化が、どの国にもあるようですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/3hearts.gif)
手つかずの自然
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ladybug.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/clover.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_mount.gif)
高山植物保護のために全行程に、入らないように低い册がしてあります。 その中に入ってキャーキャーといいながら写真を撮っているのは、今日見かけた唯一の日本人でサンダル履きの、二人の若い女の子でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
氷河と冬季の残雪との違いは実際に見ると一目瞭然。氷河の色は神秘性に満ちた、水色をしています。 ワシントン州の車のナンバープレートの背景は、水色のレーニア山が、画かれています。
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お天気にも恵まれた今日は、帰路でも、レーニアを鏡のように湖面に映す 「リフレクションレイク」 で、本物と水面上の山の二つ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_mount.gif)
山を一面におおう氷河の山を見ながら楽しむトレッキングは、悠久の時の流れに思いを馳せ、悠久の時の流れの中の、ほんの一時に過ぎない人間のこの世での命の短さを考え、心が癒されていくトレッキングでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
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