夏日を迎える季節となりました。
我が家の庭にも初夏の到来。
『新緑』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/c0/0805d05ca4a72322a668a2d3bf0d8fee.jpg)
最後の花を咲かせる 『八重桜』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/72/1ca4b292ea2efd50e04d874accf3dbba.jpg)
端午の節句で・・・ 『菖蒲』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/cb/8c9f5b5d6c627b826c93a273f86e5e16.jpg)
足もとに楚々と・・・ 『都忘れ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/97/1e47ccd96659bcdf196c3b8647190886.jpg)
街中の街路樹も、我が家も・・・ 『ツツジ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/20/14556988960da1395b6250864d93cfc3.jpg)
美しい季節の到来に、心がウキウキしますね。
そして。
今日は4月19日。復活節第三木曜日。
『今日の入祭唱』
『主に向かってわたしは歌おう。主は大いなる威光を現された。主はわたしの力、わたしの救い。アレルヤ。』 出エジプト記 15章1&2節
主に向かって私は歌おう。主は今年も花を咲かせ、私をいやす。
←自作自演で歌っています。
『今日の第一朗読 使徒たちの宣教』
『主の天使はフィリッポに、
「ここをたって南に向かい、エルサレムからガザに下る道に行け」と言った。そこは寂しい道である。
フィリッポはすぐに出かけて行った。
折から、
エチオピアあの女王カンダケの高官で、女王の全財産を管理していたエチオピア人の宦官が、
エルサレムに礼拝に来て、帰る途中であった。
彼は、馬車に乗って、預言者イザヤの書を朗読していた。
すると、
”霊”がフィリッポに、「追いかけて、あの馬車と一緒に行け」 と言った。
フィリッポが走り寄ると、預言者イザヤの書を朗読しているのが聞こえたので、
「読んでいることがお分かりになりますか」と言った。
宦官は、「手引きをしてくれる人がなければ、どうしてわかりましょう」 と言い、
馬車に乗ってそばに座るようにフィリッポに頼んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/6e/11a290de8d67492e4cc1bba419edd0c1.jpg)
彼が朗読していた聖書の個所はこれである。
「彼は、羊のように屠り場に引かれて行った。
毛を刈る者の前で黙している小羊のように、口を開かない。
卑しめられて、その裁きも行われなかった。
だれが、その子孫について語れるだろう。
彼の命は地上から取り去られるからだ。」
宦官はフィリポに言った。
「どうぞ教えてください。預言者は、だれについてこう言っているのでしょうか。
自分についてですか。だれかほかの人についてですか。」
そこで、フィリポは口を開き、聖書のこの個所から説きおこして、イエスについて福音を告げ知らせた。
道を進んで行くうちに、彼らは水のある所に来た。
宦官は言った。「ここに水があります。洗礼を受けるのに、何か妨げがあるでしょうか。」
そして、車を止めさせた。
フィリポと宦官は二人とも水の中に入って行き、フィリポは宦官に洗礼を授けた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/20/2631890d726b0cbde892ba6a9cca32a3.jpg)
彼らが水の中から上がると、主の霊がフィリポを連れ去った。
宦官はもはやフィリポの姿を見なかったが、喜びにあふれて旅を続けた。
フィリポはアゾトに姿を現した。
そして、すべての町を巡りながら福音を告げ知らせ、カイサリアまで行った。』
使徒言行録 8章26-40節
今日の第一朗読は、
映像を見ているような、使徒フィリッポのダイナミックな宣教の日々、が目に浮かびますね。
フィリポは、
福音宣教者 又は 伝道者です。新約聖書『使徒行伝』に登場する初期のキリスト教徒です。
エルサレム教会の執事に選ばれた、ギリシャ語を話すユダヤ人の七人の弟子の一人です。
ステファノ、プロコロ、ニカノル、ティモン、パルメナ、ニコラオと共に選ばれて、
ギリシャ語を話すユダヤ人の世話を任されました。
仲間のステファノの殉教後(後35年〜6年頃)・・・
サマリアに宣教し、多くの信徒が生まれました。
そんなある日。
神の御使いはフィリポに、「エルサレムからガザへ下る道に行け」 と命じました。
『ガザ』(現代のパレスチナ人の自治区のガザ)は、道はは寂しく、荒れ果てた道でした。
どうして?なぜ? そんな『ガザ』に行け、と天使は命じたのでしょうか?
それは、たった一人の人を救うためでした。
エルサレムへの巡礼の帰路のエチオピアの宦官を救うために、フィリポはそこへと遣わされたのです。
フィリッポは、聖霊に示され・・・
イザヤ書を読んでいたエチオピアの女王に仕える宦官に、『イエスの教え』を伝えて、洗礼を授けました。
この宦官が洗礼を受けた最初の非ユダヤ人となりました。
以前。イザヤは預言しているのです。
『宦官』=『最初の救われる非ユダヤ人』 として。
『主はこう言われる。
宦官が、わたしの安息日を常に守り、わたしの望むことを選び、わたしの契約を固く守るなら、
わたしは彼らのために、とこしえの名を与え、息子、娘を持つにまさる記念の名を、わたしの家、わたしの城壁に刻む。
その名は決して消し去られることがない。』 イザヤ書 56章4&5節、
このエチオピアの宦官は、ユダヤ教に強く心をひかれた、神を敬う人でした。
それで、はるばる千数百キロ以上もあるエルサレム神殿まで、巡礼の旅に出たのでした。
しかし、救いの確信が得られないまま、帰途についたようです。
その帰路、馬車に乗って、『預言者イザヤの書』 を朗読していました。
神は、この宦官をお見捨てにはなさいませんでした。
神は、人の熱心な求めを知っておられ、必ず、それに応えられる方なのです。
神は、人類の一人一人を愛し、慈しまれる御方なのです。
聖霊が、フィリポに、「追いかけて、あの馬車と一緒に行け」 と言ったのです。
フリッポは、すぐに、迷うことなく、『聖霊の言葉』に従いました。
宦官は、フィリポの『聖書の手引き』を聴いて・・・
疑問が解けました。 イザヤの預言は『イエス』についてであったことを理解したのです。
『イエス』が、宦官のために十字架に架かり、
『イエス』が受けた懲らしめによって、宦官の罪が赦され、救われること。 が分かったのです。
フィリッポは、
イエス誕生の約五百年も前に、イザヤは、『苦難のしもべとしてのキリスト』を預言していたことを告げたのです。
宦官は、イエス・キリストを信じる『信仰』が与えられ、洗礼へと導かれました。
宦官は車を止めさせました。
フィリポと宦官は二人とも水の中に入って行き、フィリポは宦官に洗礼を授けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/7b/7379106aaca69717ed91132c48296437.jpg)
『宦官の洗礼』 レンブラント画 1626年
フィリポが宦官に洗礼を授け、水の中から上がると、『主の霊』がフィリポを連れ去りました。
それらの起こった出来事は、『聖霊による恵み』によるものでした。
『今日の第一朗読』は・・・
イエスの受難と死と復活後・・・
『神の救い』の計画が、聖霊の働きによって徐々に実現し、広まり、聖霊による『新しい時代』に入ったことを告げています。
その後。
フィリッポは、アゾトを経由し、各地で宣教を行いながら、カイサリアまで行ったのです。
フィリポはカイサリアに定住し・・・
後年、パウロらがカイサリヤのフィリポの家に滞在しました。フィリポには、皆預言者である4人の娘がありました。
今日は、
『異邦人の救い』は、人間の業によるのではなく、『神の業』『神の計画』である。 ことを学びました。
神は、救いを求める者を、お見捨てになることなく、必ず救ってくださる方。 だとも学びました。
感謝!感謝!
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
美しい季節になりましたね。 散歩しながら、花々を愛で、癒されましょう! お元気で!
*****
運動。朝6時では日焼け止めが必要になってきた
。明日から5時がいいかな? 速歩…77分。9801歩。
我が家の庭にも初夏の到来。
『新緑』
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最後の花を咲かせる 『八重桜』
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端午の節句で・・・ 『菖蒲』
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足もとに楚々と・・・ 『都忘れ』
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街中の街路樹も、我が家も・・・ 『ツツジ』
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美しい季節の到来に、心がウキウキしますね。
そして。
今日は4月19日。復活節第三木曜日。
『今日の入祭唱』
『主に向かってわたしは歌おう。主は大いなる威光を現された。主はわたしの力、わたしの救い。アレルヤ。』 出エジプト記 15章1&2節
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『今日の第一朗読 使徒たちの宣教』
『主の天使はフィリッポに、
「ここをたって南に向かい、エルサレムからガザに下る道に行け」と言った。そこは寂しい道である。
フィリッポはすぐに出かけて行った。
折から、
エチオピアあの女王カンダケの高官で、女王の全財産を管理していたエチオピア人の宦官が、
エルサレムに礼拝に来て、帰る途中であった。
彼は、馬車に乗って、預言者イザヤの書を朗読していた。
すると、
”霊”がフィリッポに、「追いかけて、あの馬車と一緒に行け」 と言った。
フィリッポが走り寄ると、預言者イザヤの書を朗読しているのが聞こえたので、
「読んでいることがお分かりになりますか」と言った。
宦官は、「手引きをしてくれる人がなければ、どうしてわかりましょう」 と言い、
馬車に乗ってそばに座るようにフィリッポに頼んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/6e/11a290de8d67492e4cc1bba419edd0c1.jpg)
彼が朗読していた聖書の個所はこれである。
「彼は、羊のように屠り場に引かれて行った。
毛を刈る者の前で黙している小羊のように、口を開かない。
卑しめられて、その裁きも行われなかった。
だれが、その子孫について語れるだろう。
彼の命は地上から取り去られるからだ。」
宦官はフィリポに言った。
「どうぞ教えてください。預言者は、だれについてこう言っているのでしょうか。
自分についてですか。だれかほかの人についてですか。」
そこで、フィリポは口を開き、聖書のこの個所から説きおこして、イエスについて福音を告げ知らせた。
道を進んで行くうちに、彼らは水のある所に来た。
宦官は言った。「ここに水があります。洗礼を受けるのに、何か妨げがあるでしょうか。」
そして、車を止めさせた。
フィリポと宦官は二人とも水の中に入って行き、フィリポは宦官に洗礼を授けた。
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彼らが水の中から上がると、主の霊がフィリポを連れ去った。
宦官はもはやフィリポの姿を見なかったが、喜びにあふれて旅を続けた。
フィリポはアゾトに姿を現した。
そして、すべての町を巡りながら福音を告げ知らせ、カイサリアまで行った。』
使徒言行録 8章26-40節
今日の第一朗読は、
映像を見ているような、使徒フィリッポのダイナミックな宣教の日々、が目に浮かびますね。
フィリポは、
福音宣教者 又は 伝道者です。新約聖書『使徒行伝』に登場する初期のキリスト教徒です。
エルサレム教会の執事に選ばれた、ギリシャ語を話すユダヤ人の七人の弟子の一人です。
ステファノ、プロコロ、ニカノル、ティモン、パルメナ、ニコラオと共に選ばれて、
ギリシャ語を話すユダヤ人の世話を任されました。
仲間のステファノの殉教後(後35年〜6年頃)・・・
サマリアに宣教し、多くの信徒が生まれました。
そんなある日。
神の御使いはフィリポに、「エルサレムからガザへ下る道に行け」 と命じました。
『ガザ』(現代のパレスチナ人の自治区のガザ)は、道はは寂しく、荒れ果てた道でした。
どうして?なぜ? そんな『ガザ』に行け、と天使は命じたのでしょうか?
それは、たった一人の人を救うためでした。
エルサレムへの巡礼の帰路のエチオピアの宦官を救うために、フィリポはそこへと遣わされたのです。
フィリッポは、聖霊に示され・・・
イザヤ書を読んでいたエチオピアの女王に仕える宦官に、『イエスの教え』を伝えて、洗礼を授けました。
この宦官が洗礼を受けた最初の非ユダヤ人となりました。
以前。イザヤは預言しているのです。
『宦官』=『最初の救われる非ユダヤ人』 として。
『主はこう言われる。
宦官が、わたしの安息日を常に守り、わたしの望むことを選び、わたしの契約を固く守るなら、
わたしは彼らのために、とこしえの名を与え、息子、娘を持つにまさる記念の名を、わたしの家、わたしの城壁に刻む。
その名は決して消し去られることがない。』 イザヤ書 56章4&5節、
このエチオピアの宦官は、ユダヤ教に強く心をひかれた、神を敬う人でした。
それで、はるばる千数百キロ以上もあるエルサレム神殿まで、巡礼の旅に出たのでした。
しかし、救いの確信が得られないまま、帰途についたようです。
その帰路、馬車に乗って、『預言者イザヤの書』 を朗読していました。
神は、この宦官をお見捨てにはなさいませんでした。
神は、人の熱心な求めを知っておられ、必ず、それに応えられる方なのです。
神は、人類の一人一人を愛し、慈しまれる御方なのです。
聖霊が、フィリポに、「追いかけて、あの馬車と一緒に行け」 と言ったのです。
フリッポは、すぐに、迷うことなく、『聖霊の言葉』に従いました。
宦官は、フィリポの『聖書の手引き』を聴いて・・・
疑問が解けました。 イザヤの預言は『イエス』についてであったことを理解したのです。
『イエス』が、宦官のために十字架に架かり、
『イエス』が受けた懲らしめによって、宦官の罪が赦され、救われること。 が分かったのです。
フィリッポは、
イエス誕生の約五百年も前に、イザヤは、『苦難のしもべとしてのキリスト』を預言していたことを告げたのです。
宦官は、イエス・キリストを信じる『信仰』が与えられ、洗礼へと導かれました。
宦官は車を止めさせました。
フィリポと宦官は二人とも水の中に入って行き、フィリポは宦官に洗礼を授けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/7b/7379106aaca69717ed91132c48296437.jpg)
『宦官の洗礼』 レンブラント画 1626年
フィリポが宦官に洗礼を授け、水の中から上がると、『主の霊』がフィリポを連れ去りました。
それらの起こった出来事は、『聖霊による恵み』によるものでした。
『今日の第一朗読』は・・・
イエスの受難と死と復活後・・・
『神の救い』の計画が、聖霊の働きによって徐々に実現し、広まり、聖霊による『新しい時代』に入ったことを告げています。
その後。
フィリッポは、アゾトを経由し、各地で宣教を行いながら、カイサリアまで行ったのです。
フィリポはカイサリアに定住し・・・
後年、パウロらがカイサリヤのフィリポの家に滞在しました。フィリポには、皆預言者である4人の娘がありました。
今日は、
『異邦人の救い』は、人間の業によるのではなく、『神の業』『神の計画』である。 ことを学びました。
神は、救いを求める者を、お見捨てになることなく、必ず救ってくださる方。 だとも学びました。
感謝!感謝!
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
美しい季節になりましたね。 散歩しながら、花々を愛で、癒されましょう! お元気で!
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運動。朝6時では日焼け止めが必要になってきた
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