我が家の居間にかかる自作タペストリー『掛け軸』
『アシジの聖フランシスコの 平和を願う祈り』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/9d/d8fb40f39f537eae140a090c2a8d4573.jpg)
『神よ、わたしをあなたの平和の使いにして下さい。』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/44/0a1185c2b39c3084a8d5140546f57aea.jpg)
神よ、わたしをあなたの平和の道具にしてください。
憎しみのあるところに、愛を
いさかいのあるところに、ゆるしを
分裂のあるところに、一致を
迷いのあるところに、信仰を
誤りのあるところに、真理を
絶望のあるところに、希望を
悲しみのあるところに、喜びを
闇のあるところに、光をもたらすことができますように。
神よ、わたしに、
慰められるよりも、慰めることを、
理解されることよりも、理解することを、
愛されるよりも、愛することを 望ませてください。
自分を捨てて初めて自分を見いだし、
ゆるしてこそゆるされ、
死ぬことによってのみ、永遠のいのちによみがえることを 深く悟らせてください。
イタリア・アッシジの『サン・フランチェスコ聖堂』を訪れた時の『感動』を、『掛け軸』にしました。
下絵を画いてみて…布地に図柄を画いて…刺繍をほどこしました。
あの時の『感動』を、私は『体現』できているだろうか?
そして。
今日は4月20日。復活節第三金曜日。
『今日の第一朗読 使徒たちの宣教 使徒パウロの回心』
『その日、
サウロはなおも主の弟子たちを脅迫し、殺そうと意気込んで、大祭司のところへ行き、ダマスコの諸会堂あての手紙を求めた。
それは、
この道に従う者を見つけ出したら、男女を問わず縛り上げ、エルサレムに連行するためであった。
ところが、サウロが旅をしてダマスコに近づいたとき、突然、天からの光が彼の周りを照らした。
サウロは地に倒れ、
「サウル、サウル、なぜ、わたしを迫害するのか」 と呼びかける声を聞いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/6d/be0f935eac1a53cab6024b833533e256.jpg)
『パウロの回心』 ピエトロ・ダ・コルトーナ作品 1631年
「主よ、あなたはどなたですか」と言うと、答えがあった。
「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。
起きて町に入れ。そうすれば、あなたのなすべきことが知らされる。」
サウロは地面から起き上がって、目を開けたが、何も見えなかった。
人々は彼の手を引いてダマスコに連れて行った。サウロは三日間、目が見えず、食べも飲みもしなかった。
ところで、ダマスコにアナニアという弟子がいた。
幻の中で主が、「アナニア」と呼びかけると、アナニアは、「主よ、ここにおります」 と言った。
すると、主は言われた。
「立って、『直線通り』と呼ばれる通りへ行き、ユダの家にいるサウロという名の、タルソス出身の者を訪ねよ。
今、彼は祈っている。
アナニアという人が入って来て自分の上に手を置き、元どおり目が見えるようにしてくれるのを、幻で見たのだ。」
しかし、アナニアは答えた。
「主よ、わたしは、その人がエルサレムで、あなたの聖なる者たちに対してどんな悪事を働いたか、大勢の人から聞きました。
ここでも、御名を呼び求める人をすべて捕らえるため、祭司長たちから権限を受けています。」
すると、主は言われた。
「行け。あの者は、異邦人や王たち、またイスラエルの子らにわたしの名を伝えるために、
わたしが選んだ器である。
わたしの名のためにどんなに苦しまなくてはならないかを、わたしは彼に示そう。」
そこで、アナニアは出かけて行ってユダの家に入り、サウロの上に手を置いて言った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0f/e261e84eb9c40ae9e479603efee2b580.jpg)
『パウロの目を開けるアナニア』 上から
『聖霊』
が照らします。
「兄弟サウル、あなたがここへ来る途中に現れてくださった主イエスは、
あなたが元どおり目が見えるようになり、また、聖霊で満たされるようにと、わたしをお遣わしになったのです。」
すると、たちまち目からうろこのようなものが落ち、サウロは元どおり見えるようになった。
そこで、身を起こして洗礼を受け、食事をして元気を取り戻した。
サウロは数日の間、ダマスコの弟子たちと一緒にいて、
すぐあちこちの会堂で、「この人こそ神の子である」と、イエスのことを宣べ伝えた。』
使徒言行録 9章1-20節
『使徒聖パウロ』
初期キリスト教の使徒で、新約聖書の著者の一人。
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『執筆中のパウロ』 ニコラ・トゥルニエ作品 1620年
はじめはイエスの信徒を迫害していたが、回心してキリスト教徒となり、キリスト教発展の基礎を作った。
古代ローマの属州キリキアの州都タルソス(今のトルコ中南部メルスィン県のタルスス)生まれのユダヤ人。
まずは。
聖ペテロの 『ユダヤ教徒時代』
パウロの職業はテント職人で、生まれつきのローマ市民権保持者でもあった。
ファリサイ派に属し、エルサレムにて高名なラビであるガマリエル1世のもとで学んだ。
熱心なユダヤ教徒の立場から、初めはキリスト教徒を迫害する側についていた。
使徒の中で、一番目の殉教者となったステファノを殺すことにも賛成していた。
そして。
イエスキリストの昇天後…『聖霊の時代』の始まりです。
次に。
聖ペテロの 『キリスト教徒時代』 が始まります。
パウロの大きな出来事: 『サウロの回心』 が起きます。
ダマスコへの途上において・・・
「サウロ、サウロ、なぜ、わたしを迫害するのか」と、天からの光とともに、イエス・キリストの声を聞いたのです。
その後、目が見えなくなった。
アナニアというキリスト教徒が『神のお告げ』によってサウロのために祈ると・・・
サウロの目から鱗のようなものが落ちて、目が見えるようになった。
こうしてパウロ(サウロ)はキリスト教徒となったのです。
『回心後のパウロの伝道活動』
パウロは、異邦人への宣教者として、教会共同体から、派遣されるのです。
その後・・・
かつてさんざん迫害していた使徒たちに、受け入れられます。
やがて・・・
アンティオキアを拠点として。 小アジア、マケドニアなどローマ帝国領内へ赴き、
会堂(シナゴーグ)を拠点にしながら、バルナバやテモテやマルコといった弟子や協力者と共に、布教活動を行ったのです。
『ペテロとパウロ』 エル・グレコ作品
ペテロは、イスラエルという囲いを取り除いて、最初の異邦人を信徒の共同体に受け入れます。
パウロは、バルナバと、小アジアの各地を巡り歩いて、ユダヤ人にも異邦人にも福音を宣べ伝えます。
3回の伝道旅行を行ったのち、エルサレムで捕縛され、裁判のためローマに送られた。
皇帝ネロのとき、60年代後半にローマで、斬首されて殉教。
『今日の答唱詩編』
『すべての国よ、主を讃美せよ。主の愛しみとまことは、わたしたちを超えて力強い。』 詩編117章
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
日々…感動していたい。『感動とは感じて動くこと』とは、相田みつおの『言葉』。
私は、感動して…感じて動き…感動を体現できているだろうか? 週末の日々が穏やかでありますように。お元気で!
『アシジの聖フランシスコの 平和を願う祈り』
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『神よ、わたしをあなたの平和の使いにして下さい。』
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神よ、わたしをあなたの平和の道具にしてください。
憎しみのあるところに、愛を
いさかいのあるところに、ゆるしを
分裂のあるところに、一致を
迷いのあるところに、信仰を
誤りのあるところに、真理を
絶望のあるところに、希望を
悲しみのあるところに、喜びを
闇のあるところに、光をもたらすことができますように。
神よ、わたしに、
慰められるよりも、慰めることを、
理解されることよりも、理解することを、
愛されるよりも、愛することを 望ませてください。
自分を捨てて初めて自分を見いだし、
ゆるしてこそゆるされ、
死ぬことによってのみ、永遠のいのちによみがえることを 深く悟らせてください。
イタリア・アッシジの『サン・フランチェスコ聖堂』を訪れた時の『感動』を、『掛け軸』にしました。
下絵を画いてみて…布地に図柄を画いて…刺繍をほどこしました。
あの時の『感動』を、私は『体現』できているだろうか?
そして。
今日は4月20日。復活節第三金曜日。
『今日の第一朗読 使徒たちの宣教 使徒パウロの回心』
『その日、
サウロはなおも主の弟子たちを脅迫し、殺そうと意気込んで、大祭司のところへ行き、ダマスコの諸会堂あての手紙を求めた。
それは、
この道に従う者を見つけ出したら、男女を問わず縛り上げ、エルサレムに連行するためであった。
ところが、サウロが旅をしてダマスコに近づいたとき、突然、天からの光が彼の周りを照らした。
サウロは地に倒れ、
「サウル、サウル、なぜ、わたしを迫害するのか」 と呼びかける声を聞いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/6d/be0f935eac1a53cab6024b833533e256.jpg)
『パウロの回心』 ピエトロ・ダ・コルトーナ作品 1631年
「主よ、あなたはどなたですか」と言うと、答えがあった。
「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。
起きて町に入れ。そうすれば、あなたのなすべきことが知らされる。」
サウロは地面から起き上がって、目を開けたが、何も見えなかった。
人々は彼の手を引いてダマスコに連れて行った。サウロは三日間、目が見えず、食べも飲みもしなかった。
ところで、ダマスコにアナニアという弟子がいた。
幻の中で主が、「アナニア」と呼びかけると、アナニアは、「主よ、ここにおります」 と言った。
すると、主は言われた。
「立って、『直線通り』と呼ばれる通りへ行き、ユダの家にいるサウロという名の、タルソス出身の者を訪ねよ。
今、彼は祈っている。
アナニアという人が入って来て自分の上に手を置き、元どおり目が見えるようにしてくれるのを、幻で見たのだ。」
しかし、アナニアは答えた。
「主よ、わたしは、その人がエルサレムで、あなたの聖なる者たちに対してどんな悪事を働いたか、大勢の人から聞きました。
ここでも、御名を呼び求める人をすべて捕らえるため、祭司長たちから権限を受けています。」
すると、主は言われた。
「行け。あの者は、異邦人や王たち、またイスラエルの子らにわたしの名を伝えるために、
わたしが選んだ器である。
わたしの名のためにどんなに苦しまなくてはならないかを、わたしは彼に示そう。」
そこで、アナニアは出かけて行ってユダの家に入り、サウロの上に手を置いて言った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0f/e261e84eb9c40ae9e479603efee2b580.jpg)
『パウロの目を開けるアナニア』 上から
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「兄弟サウル、あなたがここへ来る途中に現れてくださった主イエスは、
あなたが元どおり目が見えるようになり、また、聖霊で満たされるようにと、わたしをお遣わしになったのです。」
すると、たちまち目からうろこのようなものが落ち、サウロは元どおり見えるようになった。
そこで、身を起こして洗礼を受け、食事をして元気を取り戻した。
サウロは数日の間、ダマスコの弟子たちと一緒にいて、
すぐあちこちの会堂で、「この人こそ神の子である」と、イエスのことを宣べ伝えた。』
使徒言行録 9章1-20節
『使徒聖パウロ』
初期キリスト教の使徒で、新約聖書の著者の一人。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/a8/2b607c41f81912b9464f943dfb91e408.jpg)
『執筆中のパウロ』 ニコラ・トゥルニエ作品 1620年
はじめはイエスの信徒を迫害していたが、回心してキリスト教徒となり、キリスト教発展の基礎を作った。
古代ローマの属州キリキアの州都タルソス(今のトルコ中南部メルスィン県のタルスス)生まれのユダヤ人。
まずは。
聖ペテロの 『ユダヤ教徒時代』
パウロの職業はテント職人で、生まれつきのローマ市民権保持者でもあった。
ファリサイ派に属し、エルサレムにて高名なラビであるガマリエル1世のもとで学んだ。
熱心なユダヤ教徒の立場から、初めはキリスト教徒を迫害する側についていた。
使徒の中で、一番目の殉教者となったステファノを殺すことにも賛成していた。
そして。
イエスキリストの昇天後…『聖霊の時代』の始まりです。
次に。
聖ペテロの 『キリスト教徒時代』 が始まります。
パウロの大きな出来事: 『サウロの回心』 が起きます。
ダマスコへの途上において・・・
「サウロ、サウロ、なぜ、わたしを迫害するのか」と、天からの光とともに、イエス・キリストの声を聞いたのです。
その後、目が見えなくなった。
アナニアというキリスト教徒が『神のお告げ』によってサウロのために祈ると・・・
サウロの目から鱗のようなものが落ちて、目が見えるようになった。
こうしてパウロ(サウロ)はキリスト教徒となったのです。
『回心後のパウロの伝道活動』
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その後・・・
かつてさんざん迫害していた使徒たちに、受け入れられます。
やがて・・・
アンティオキアを拠点として。 小アジア、マケドニアなどローマ帝国領内へ赴き、
会堂(シナゴーグ)を拠点にしながら、バルナバやテモテやマルコといった弟子や協力者と共に、布教活動を行ったのです。
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『ペテロとパウロ』 エル・グレコ作品
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3回の伝道旅行を行ったのち、エルサレムで捕縛され、裁判のためローマに送られた。
皇帝ネロのとき、60年代後半にローマで、斬首されて殉教。
『今日の答唱詩編』
『すべての国よ、主を讃美せよ。主の愛しみとまことは、わたしたちを超えて力強い。』 詩編117章
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
日々…感動していたい。『感動とは感じて動くこと』とは、相田みつおの『言葉』。
私は、感動して…感じて動き…感動を体現できているだろうか? 週末の日々が穏やかでありますように。お元気で!
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