同じ人に何回も会う、という経験をすることがある。
名前もしらない、会う場所もまちまち、でも、何回も偶然に会う。それだけでは、意識の中に残らないから、結局お互いに目を合わせたり、ビビビ。。。。と、交わす何かがあるのかもしれない。
私の場合、こんなことが結構女性同士でおこる。素敵な人だなあ。。。。と、思える男性というわけではない。まったくない。
その人と、最初に会ったのは、ウォルマートという、でっかいスーパー。こちらは、利潤のためなら、なんでもやるといわれている。クラスの授業でも話題になることが多い。実は韓国語で話しかけられた。あんにょあせよーと、答えたものの、その後は続かなかった。日本人だと話しておいた。
二回目にあったのは、TJマックスという、こちらは何でもある、お店。ブランド品があったりもする。食品もあるし、洋服もある。絵本もあるし、時計も靴もある。ただ、何でも自分で掘り出してこなくてはならない。掘り出す・・・と表現するほど、商品がたくさんある。彼女は試着コーナーで働いていた。はじめは思い出せなかったけど、声をかけられて思い出した。
三回目かなあ、もっと会っている感じがするが、昨日は学校の中で会った。
ちょっと今までとは違うところだったから、立ち話をした。もちろん英語。私が話せる韓国語は、ドラマで挨拶に使われる程度のものだから、立ち話も1分で終わってしまう。
母国で駐留アメリカ軍の人と結婚し、こちらに来たらしい。離婚後、シングルで子供さんを育てているらしい。大変な生活だが、神が守ってくれているから、幸せだと話してくれた。後半部分もあって、彼女の宗教観を、結構長い間、聞かされていた。
こんな広い世界のなかで、時間と空間を、偶然に一致させるなんて、確かに運命かもしれない・・・とは、思うけど、幸せな宗教観を聞いているのは苦痛ではないが、私の幸せを考えて、私に向けてくれる宗教観は、結構苦痛だったりする。
幸せであることを、お互いに喜び合えればいいと思うから、単純にね。間違った幸せ、正しい幸せとなると、少しくたびれる。
今度はどこで会うのだろう、彼女と。もう、会わないのかなあ・・・・。