餅は餅屋と、日本ではいう。
専門家の仕事は、さすが専門家と言わせるものがある。・・・・つまり、専門的な仕事は専門家に任せたほうがいい。。と、理解している。
こちらでは、DIY( DO IT YOURSELF) が、日常になっている。
ちょっと日曜大工なんてもんじゃない。素人と玄人の区別がつかないほどだ。ホームセンターに行くと、便器から、家のドアから、なんでも、実物サイズで売っている。小さなねじの種類も何種類も売っている。小さなものから大きなものまでなんでも売っている。つまり需要があるということだ。
こちらの男性はなんで、こんなに物知りなんだろうと思うくらいに、家、から車から、何でもメンテナンスしてしまう。暖房が壊れたからと大家に電話すると、警察官の若いオーナーの弟さんが、暖房器具をかってきて直していく。一応集中暖房システムなので、その大きさはもちろんのこと、技術もいるだろうに・・・・・。
床のじゅうたんも張り替えてくれるし、庭の芝を手入れに来てくれるし、雪がひどいときは雪かきにも来てくれる。それらは手作業ではなく、専用の機械を運んできてしてくれる。つまり何種類もの機械を使いこなしてもいる。
トレーラーを引いてくるときもあるし、作業用のトラックで来てくれることもある。大学時代は、アメフトの選抜選手で、日本に遠征試合に来たこともあるという、ハンサムな警察官。自分の仕事をして、その後に来てくれるから、なんとも頭が下がる。一方、専門家に頼まないから、相当の経費節約にもなっているだろうと予想する。
体の小さな日本人の友人が、家のカーテンを作り変えるという。我が家と違って、相当大きなうちで、天井も高い。横も縦も私の半分しかないような彼女が、家中のカーテンをはずし、壁紙をはがし、家を暮らしやすいものにしていくらしい。どこにそんな力があるのだろうか・・・・・・。
まあ、そこまでこだわらないといったら、それまでだが・・・・餅は餅屋と 最初から胡坐をかいている私との間に、長い人生においては相当の差が生まれるだろうと思う。
何の差か・・・・・ちょっと今はわかっていないけれど、時間の使い方が上手でなくてはできないことだろう・・・とだけ、はっきりわかる。実は、それが決定的な差になるのかもしれないな。