どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

史実のあれこれ

2007-12-27 13:24:16 | シュワッチ
言語を習得するには、その言語が話されている地域で生活するに限るらしい。

しかし、私は、この地で韓国ドラマを観、クリスマスには韓国人家庭に招かれていっしょにすごしてきた。ちょっと覚えた韓国語を使ったりもする。

韓国人は、非常に日本人に似ている。日本に居ては感じない近親間がある。大学で白人の金髪集団に囲まれていると、ふとすれ違う同人種に救いを求めたくなることがある。そういう場合、中国人ではなく、韓国人に近親間を覚える。中国人ははっきり日本人とは違うが、韓国人はとても似ていて、こんにちは。。。と声をかけて相手が戸惑うという事態になる。

クリスマスにお邪魔したのは仲のいい韓国人家庭。

韓国人も独自の社会を作り上げているようだ。私の友人は、20年USで暮らして、韓国人以外の友人は私が二番目だという。一番目は息子同士が同い年の、イラン人。どうも言葉の壁があってか、文化の壁か、白人、黒人のアメリカ人は苦手のようだ。

仲良くなってくると、どうしも歴史の話をしたいようだ。日本人はもっと素直になるべき・・・皇室の歴史は韓国から・・・。

私が2002年、ワールドカップの年に、架け橋になりたいと、韓国語を習ったが、その時の在日韓国人の先生も同じような主張をされていた。

歴史は同じ史実でも、見るサイドで180度違ったものになる。

USの歴史を学んだときも同じように感じた。

こちらにきて一年目の頃、次男に韓国からの留学生の友人ができた。彼は、アメリカ人のうちにホームステイしていたが、よっぼど食事等きつかったのだろう。我が家に来ては、ごはんを食べたがった。

そして、激しい気性もあったようで、次男に歴史観を激しく問うた。次男は歴史を日本で勉強していないので、何のことかわからないようだった。そこで、私が彼の相手をして、一晩話をしたこともある。

彼は日本人がどんなに韓国人にひどいことをしたか、それを知っているか?と聞いていた。私は知っていることは知っていると答えた。彼は、思いのほか、私が知っていることに驚いていた。彼自身も日本人に対しての情報は少なかったのではないか。彼も偏った情報を持っていて、どこかで教えられていない。。。と、私の方も感じた。夜も更けていきながら、若いあなた達にはこれからのことも、これまでのこと以上に考えてほしいと私は彼に言った。

彼は最初の攻撃的な態度ではなく、そうだねと言ってくれたのが、私には嬉しかった。

でも、昨日話したのは、日本語の堪能な世代の韓国人男性。私は、迎合もしないが、反論もせず、淡々と彼の主張を聞いていた。

史実は事実だか、多方から見る目ことができる。異国にいてそれは強烈に感じる。

私は、淡々と事実を受け入れながら、素直に冷静に判断ができたらなあと思う。


コメント
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