海外で、それも高校での日本語の授業に参加できるなんて、なんて幸せ者なのだろうと思う。へええ~あんなに悩んでいたのに・・と思うけれど・・・
私のような単細胞の動物には、こういうことがよくある。踏み出してみると、意外な展開が待ち構えていて、今までのことを一掃してしまうような感動に出会う。
高校で、第二外国語に日本語があるところは、USでもそんなに無いのではないだろうか・・・・私も色々探してみたが見当たらず、結局息子の通う高校の日本語の授業に、インターンとして参加させてもらうことになった・
先週の水曜からのはずが、雪での休校があり、今日が初日となった。
外国語をどういう風に修得するかは非常に難しい。私などは、実は先見の明を持つ母親の教育方針の元、小学校5年生から、英語の先生に 就いていた。ははっは、驚くよなあ。
そして、母の意図はよそに、私は早期教育に意味が無いことを体感しているので、子供達には、ピアノ以外の早期教育はしなかった。
ピアノは高校で始めようとした。私の親友に、音楽の先生が、高校からはピアノだけは無理です、と言い切ったので、そうかピアノは早い時期に始める必要があるとだけ覚えていた。実はそれは真実だと今でも思っている。
さて、話をもどして。私は、何年かかっても、日本語以外の語学がダメだった。特にコミュニケーション能力が非常に不足している。
移民が多いこの国では、外国語にたいする考え方は日本とは本当に違う。英語が主体であることはもちろんであるが、共生もするし、なんせ、国民性なのか、言語が似通っているのか、色々な言語を話せる人はざらにいるし、また、知っている外国語の単語は使ってみようという積極性もある。
日本語の授業で目を見張ったのは、先生がほとんど授業を日本語でしているところだった。80%は日本語を使っている。先生の日本語は本当に見事なものだ。彼女の日本語の勉強日数は、きっと私の英語の勉強延日数より少ないと思われる。でも、実際に実に上手に日本語を使っている。
自己紹介をした、私の日本語に対し。生徒達が、すごいなあ~とか。早くて聞き取れない~とか。発音が違うね~とか言っている。これって、まるっきり、私の英語のパターンと逆現象だ。ふむ~・
いいじゃない、日本語の授業。
先生は、インターンとして、構内を紹介してくれた。それも嬉しかった。
また、おいおい日本語の授業に参加しての感動はお伝えすることにして・・・
クラスにいた、かわいらしい女の子が、私に向かって、l love ○○ so much と私の息子の名前を出していた。先生は驚いていたけれど、私は結構嬉しかった。