どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

最後の授業になった 彼女のこと

2009-06-30 05:29:11 | 徒然に

通常の留学生ではない、短期の留学生の生徒が留学期間を終え、帰国することになった。私の授業が彼女にとって最後の授業となった。

朝クラスに行くと、もうすでに目を腫らしている。

ちょっと何かいうと目から涙が溢れてきそうだ。授業の最後20分は、彼女には内緒で、さよならティーパーティーを開く段どりができている。

私はパリブレストといわれる、大きなシュークリームを久しぶりに焼いた。もちろん、パーティーのためだ。

彼女は20代の後半、働きながらお金を貯めて、短期留学に来たという。いったん仕事も辞めてきたので、また仕事を探さなくてはならないらしい。でも、そんなことは彼女にとっては、リスクでもなんでもないのだろう。若いうちに、海外に留学してみようとするなんて、すばらしい行動力ろうと思う^^。私など、そんなこと考えたともなかった。

メールを書いてくれることを約束し、ハグをし、最後に玄関で後姿を見送った。メールが来るだろうか・・・。

4月に帰国した生徒など、涙、涙・・・・で別れたのに・・・。

一人は、先生毎日メールを書きます と、一通だけ送ってきた。

もう一人は、先生これからは英語が大事です。だから、日本語の勉強はやめました という、メールを書いてきた。

まったくねえ。それでも、自分たちの日常生活が大事だから仕方ないなあと、思う。そういう意味でも、短期留学であっても、日常生活をちょっと中断しての留学は、自分をみつめ直す、いい契機になるのではないかと思った。

 

コメント
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