最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

「ことこと列車」 車窓と料理

2020-11-17 | 福岡
夕方、柚須原駅で撮った平成筑豊鉄道の「ことこと列車」です。
光の加減で車両の色が深みを増したように見えました。


ことこと列車の中にはトレイがありませんが、何カ所かの駅でマルシェが開催されていたり、駅舎を見学したりする時間があり、トイレにもゆっくり行けるように配慮されています。
柚須原駅(ゆすばるえき)もそのひとつ。
明治28年に開業した駅で、当時使われていた駅舎や機械がそのまま残されていました。


写真に映っている白いものはスマートフォンの充電器のような形のものは、タブレットキャッチャーです。
モニュメントのように見えますが、列車の衝突を防ぐための大切なシステムだったのですね。
その方法なども教えてもらいました。


サービスカウンターの上の部分を撮ってみました。


標高901mの福知山は登山家にも人気なのだそうです。


五木寛之の小説『青春の門』の映画のロケ地にもなった香春岳。


ことこと列車のロゴ越しにも撮ってみました。
水戸岡鋭治氏はこの風景をみて、これぞまさしく日本の原風景だと言ってこの仕事を引き受けたというエピソードを聞きました。


ロゴは3種類。つるはしがデザインされたロゴがかわいいです。


よく見ると、絵が掛かった壁にも「事事」をデザインしたロゴが使われていました。


楽しみにしていたお料理は、福岡県出身の福山剛氏監修のフレンチです。
ペーパーウエイトは筑豊らしく石炭でした。


前菜の「ことことボックス」は、ひしや染物店の手ぬぐいに包まれていました。


ことことボックスのは9つの市町村の食材を使っています。


スタッフの方たちは、皆さんとても感じがよくて、居心地がよかったです。
久留米絣の制服がとっても似合ってますね。


かぼちゃのムース。


鮑のリゾット。


和牛ホホ肉のパピオット。


ほろほろでした。


ミニグラタン。


お芋がたくさん感じられた枡パルフェ。


福智町ノンアルコールキティ(福智町産いちじく赤ワイン煮ソルベ+ジンジャエール)や福智町はちみつレモンジンジャーなどをいただきました。
夫は、TAGAWA元気が出るビールや九州菊の純米吟醸などを……。

写真をほかにも撮ってきたので、よかったらあと一回お付き合いください。


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