最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

初冬の「芦屋釜の里」

2020-11-29 | 福岡
終日曇天の予報でしたが、思いがけず青空が見え始めたので、母を誘って「芦屋釜の里」に行ってきました。
遠賀郡芦屋町にある「芦屋釜の里」は、芦屋釜の復興を目的とする施設です。


室町時代に茶の湯の名器として名を馳せた芦屋釜。
国の重要文化財に指定されている茶の湯釜9個のうち8個が芦屋釜だそうです。


芦屋釜の里には、庭園を一望できる25畳の大茶室「蘆庵(ろあん)」、小茶室「吟風亭(ぎんぷうてい)」、お抹茶と季節の干菓子をいただける「立礼席」があります。
(写真は蘆庵です)


係の方に案内していただきました。


茶室は予約制で利用することができます。
詳しくは芦屋釜の里のHPで確認してください。


蘆庵から見た庭園。


左に見えるのが吟風亭です。


芦屋釜復興工房の渋い看板。


残念ながら工房内は見学できませんでしたが、現在は「鋳型作り」の段階のようです。


帰りに立礼席へ……。


お抹茶と京都のお干菓子をいただきました。


紅葉の見頃は過ぎていましたが、山茶花の咲く芦屋釜の里の散策は、落ち着いた気持ちになれてよかったです。
母も来年のカレンダー用のいい写真が撮れたようで、喜んでくれました。

今回は、長時間歩くと高齢の母が疲れるだろうからと割愛しましたが、資料館も見応えがあります。
3密も避けられる場所ですし、おすすめです。


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