ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県北佐久郡立科町にある津金寺では、ヤマブキソウが満開です

2016年05月02日 | 旅行
 長野県北佐久郡立科町にある津金寺に、ヤマブキソウなどの山野草をまた見に行ってきました。

 天台宗のお寺の津金寺(つがねじ)は、背後に斜度の厳しい山麓を持ち、この山麓と境内を含めて「津金寺自然探索園」をつくっています。



 約10日ほど前に、カタクリなどの山野草を見に行ったときは、ヤマブキソウはまだ咲き始めでした。

 ヤマブキソウは、山麓の木立の中で一面に咲くと聞いて、再び訪問しました。



 今回、裏側の斜度のきつい山麓を歩くと、ヤマブキソウは木立の間に一面に咲いていました。







 遠目には一見、ヤマブキと間違えそうなほど、たくさん咲いています。

 珍しいヤマシャクヤク(山芍薬)も花を咲かせています。多くはまだ蕾ですが、一部はさいています。





 エンレイソウは花が終わり、実をつける途中です。



 立科町の山麓に立つ津金寺は、四季折々に訪れてみたい古刹です。

 6月にはホタルが飛ぶそうです。

 なお、約10日前に津金寺にカタクリなどを観察しに行った話は、弊ブログの2016年4月21日編をご覧ください。

長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原には、キビタキが飛来しました

2016年05月02日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原では、ヤマザクラが花を咲かせ始めています

 標高1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原は、一番標高が高いところにある木々はまだ新芽を少し出した程度です。見た目は冬景色に近い感じです。

 これに対して、標高が1100メートル程度では、山道沿いにヤマザクラの木がいくつか花を咲かせています。このヤマザクラの木の一つはピンク色の花を咲かせています。



 親木が実らせた種などを野鳥が運ぶためか、同じ花の色が咲く木々が自然に増えて、いっせいに花を咲かせています。

 もう一種類は花の色が白い、小振りな花を咲かせるサクラの木です。

 サクラの木が花を咲かせている近くでは、ズミの木が葉を伸ばし始め、新緑になっています。



 佐久荒船高原に、春が次第に上っていることは、佐久荒船高原の南にそびえている荒船山(標高1423メートル)を見るとわかります。



 荒船山の上部の艫岩(ともいわ)付近は、まだ新緑の色が目立ちません。

 これに対して、艫岩の下側部分までは、木々の新緑がいくらか感じる光景になっています。

 艫岩の下側の山麓部分は、新緑に染まり、“山笑う”という風景になっています。

 佐久荒船高原に春が下から上がって来つつあることは、野鳥でも分かります。

 ます、夕方に大きなクリの木の下側にオオルリが留まっていました。





 この近くでは低木が枝をたくさん伸ばして、オオルリにカメラのフォーカスがなかなか合いません。

 そのオオルリがいたことを示す“証拠写真”です。

 さらに、翌日の早朝からいろいろな野鳥がさえずり始めます。その中で、特に美しい鳴き声が聞こえました。

 キビタキです。かなり大きな木の上側に留まって、気持ちよさそうにさえずっています。





 標高1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原に、オオルリとキビタキが上がって来たことも、春めいてきている証拠です。

 また、サクラの木の根元部分では、フデリンドウも咲き始めました。



 日射しが強いと、フデリンドウは花をよく開かせます。夕方になると、花をつぼませます。