ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

仙台市青葉区北山にある輪王寺のお庭では、カキツバタが咲いています

2016年05月29日 | 旅行
 仙台市青葉区北山にある輪王寺のお庭を散策しました。カキツバタが咲いいました。

 北山の低山にある曹洞宗金剛実山のお寺である輪王寺は、美しいお庭が有名です。池を囲む日本庭園が美しいです。



 5月初めは、池の周囲のツツジやサツキが咲き、美しい風景をつくり出します。

 現在は、池の周囲のツツジやサツキが咲き終わり、アヤメとカキツバタ、ハナショウブなどが次々と咲き、楽しませます。

 現在は、池の少し奥側にある東屋の周囲で、カキツバタがたくさん咲いています。







 朝早くから、多くの方がきて、このカキツバタを撮影しています。



 池の中には、ニシキゴイ(錦鯉)が泳いでいます。風情のあるものです。



 曹洞宗金剛実山のお寺である輪王寺は伊達家にゆかりのお寺です。その本堂です。



 伊達家が仙台に本拠地を構えるまで、現在の山形県米沢などのその当時の領地に移転し、慶長7年(1602年)に現在の地につくられました。

 この“北山”という名前は、どうも現在の京都市の北山を模して名付けられたようです。室町時代に、足利義満の生母の妹が、当時の伊達家に嫁いでいます。こうした経緯から北山という地名がつけられ、“北山五山”などのお寺が設けられました。

 この“北山五山”は、当時の奥州街道の仙台への入り口にあたり、城下町防衛のために、このようなお寺が配置されました。

 この輪王寺のお庭は、サクラの季節には、シダレザクラなどが咲き、美しい風景になるそうです。