ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県上水内郡飯綱町のむれ水芭蕉園では、ミズバショウは花期を過ぎています

2016年05月07日 | 旅行
 長野県上水内郡飯綱町川上のむれ水芭蕉園では、ミズバショウはほとんど花期を過ぎていました。

 ミズバショウの白い包(ほう)が咲き誇る飯網高原大谷地湿原から北東に数キロメートル離れた、むれ水芭蕉園では包が咲いているミズバショウはごくわずかでした。

 むれ水芭蕉園は、いいづなリゾートスキー場の駐車場近くにある斜面にあります。標高は約900メートルです。



 入り口付近は雑木林の中で開けた部分が小さいので、小さな水芭蕉園と思いますが、奧が深く、その奧では例年はミズバショウが一面に咲く水芭蕉園です。

 案内には、ミズバショウが41万株、リュウキンカが10万株、ニリンソウが6万株とうたっています。

 むれ水芭蕉園の入り口付近です。ミズバショウは葉を大きくし、花期が過ぎた状態です。



 木道を進むと、所々でポツンポツンと咲いているミズバショウが出てきます。



 ミズバショウと競演するリュウキンカも花期を過ぎつつあります。



 山麓の斜面の開けた場所では、コブシの木が花を咲かせています。





 頭上に留まった野鳥です。すぐに飛び去ったので種類は不明です。



 むれ水芭蕉園は、飯縄山(標高1917メートル)と霊仙寺山(標高1875メートル)の麓にあり、雪解け水が豊富に流れている小川がある湿地です。

 木道を奧の山麓まで上って一周すると約30分強かかります。見た目より、奧が深い水芭蕉園です。

 ミズバショウが咲き誇る飯網高原大谷地湿原とは、標高が約100メートルの違います。この違いのためか、ミズバショウはほとんど咲き終わっていました。

 昨年の5月連休では、むれ水芭蕉園はミズバショウが満開で、美しい風景でした。

長野市上ケ屋にある飯網高原大谷地湿原では、ミズバショウが一面に咲いています

2016年05月07日 | 旅行
 長野市上ケ屋にある飯網高原大谷地湿原では、ミズバショウやキュウキンカなどが一面に咲いています。

 飯網高原大谷地湿原の北にそびえている飯縄山(標高1917メートル)です。



 その飯縄山の南山麓に広がる飯網高原大谷地湿原は、自然豊かな湿原と森で構成されています。

 標高が約1000メートルあるためか、ミズバショウやキュウキンカなどの花がちょうど見ごろです。

 入り口近くのヨシ原に設けられた木道から奧に向かいます。木道の周囲は、キュウキンカの花が満開です。



 飯網高原大谷地湿原の西側はスギ林と雑木林になっています。湿原とスギ林と雑木林の境を小川が流れ、その小川の周辺でミズバショウが咲いています。

 ミズバショウはまだ咲き始めたばかりで、包(ほう)は美しい白色です。



 雑木林の中に入ると、木陰ではショウジョウバカマがあちこちで咲いています。



 ここのショウジョウバカマは美しい桃色の花です。

 飯縄山山麓から流れて来る小川の周囲では、ミズバショウとキュウキンカ、ニリンソウが競演しています。



 雑木林のやや乾いた所では、ニリンソウが一面で咲いています。

 雑木林の中で、枝から枝に飛んでいるのは、コムクドリでした。



 数羽の群れでやって来て、賑やかに芽生えた葉を食べているのは、マヒワの群れでした。



 マヒワは冬鳥です。涼しい高原の飯網高原大谷地湿原で、体調を整えて北に帰っていくのかもしれません。

 雑木林の奧に、穴がたくさん開いた枯れ木(?)があり、ここからアカゲラが飛んできます。



 アカゲラは4羽いるようです。見た感じでは番のアカゲラの親2羽と、産まれた子供2羽のようです。

 近くの大きな木の幹に留まったアカゲラです。





 ヨシ原の上空では、猛禽類の鳥、一羽が弧を描いて飛び、ここに野鳥がたくさんいることを示しています。

 飯網高原大谷地湿原は、観察者があまり入らない静かな湿原です。秘密の湿原風ではないのですが、人気があまりありません。

 でもミズバショウとキュウキンカ、ニリンソウなどの美しさは素晴らしいものです。