ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県北安曇郡白馬村にある姫川源流では、バイカモの花が咲いています

2016年05月06日 | 旅行
 長野県北安曇郡白馬村神城の荒神の森の端にある姫川源流では、バイカモが花を咲かせ始めています。

 親海湿原(およみしつげん)の北側にあるスギ林の荒神の森を隔てて、姫川源流の涌き水が流れ始めます。



 この姫川源流の川床には細かい礫(れき)が堆積しており、ここからバイカモが育ち、小さな花を多数咲かせています。





 姫川源流の少し下流では、オランダガラシ(クレソン)も花を多数、咲かせています。

 ごく一部ですが、ワサビも花を咲かせています。



 姫川源流には、観光バスでやって来た観光客の団体が時々、現れ、姫川源流の涌き水辺りを手短に見ていきます。

 この姫川源流の涌き水を源とする姫川は、新潟県糸魚川市まで流れ下り、日本海に注いでいます。

 親海湿原の南側にあるスギ林の荒神の森を隔てて、姫川源流に出ます。

 このスギ林の荒神の森の中を進む山道をくねくねと曲がって、少し上って、また下ります。



 日当たりがいい場所では、アズマイチゲが咲いています。



 シロバナエンレイソウもまだ一部では咲いています。



 シロバナエンレイソウの大部分は花期が終わり、実をつける準備中です。

 スギ林の荒神の森の中を、ふらふらと飛んできたチョウがいました。ギフチョウだと推定しています。



 スギ林の縁の雑木林では、コゲラに出会いました。



 また、キセキレイにも出会いました。



 姫川源流の方には、多くの方が観光で訪れますが、親海湿原に向かう荒神の森には、人はほとんど入ってきません。

 静けさに満ちた豊かな森です。

長野県北安曇郡白馬村にある親海湿原では、ミツカシワが花を咲かせています

2016年05月06日 | 旅行
 長野県北安曇郡白馬村神城佐野にある親海湿原では、群生するミツカシワが花を咲かせています。

 この親海湿原(およみしつげん)は、南側にある大きな青木湖をせき止めている山麓の下側に広がる湿原です。青木湖の水が山麓からしみ出していると考えられています。

 この親海湿原の周囲や中で咲いているニリンソウやいろいろなスミレなどの野草の花が、とても美しく見える不思議な湿原です。

 美しい姿の花が咲くニリンソウの群生です。



 親海湿原の湿原部分には、木道が設置されています。





 この木道を進むと、中心部ではもうミツカシワが花を咲かせていました。





 これからは、このミツカシワが一面一帯で咲くもようです。

 親海湿原の背後(南側山麓)にはうっそうとした針葉樹や落葉樹の森が広がっています。

 この針葉樹や落葉樹の森陰となる親海湿原の縁は、日陰になっており、カタクリはまだ一部で花を咲かせています。



 カタクリの大部分は、花期を過ぎています。

 アズマイチゲやシロバナエンレイソウなども所々で咲いています。

 針葉樹や落葉樹の森と親海湿原の中に生えた低木との間を行き来する野鳥がいます。

 木の枝にやっと留まった野鳥の正体は、ノジコでした。





 数羽が飛び交っています。

 同様に、群れでやって来たのはエナガです。親海湿原の水辺で水浴びをしたようです。



 エナガは親海湿原の水辺で水浴びをしたようです。毛繕いに余念がありません。



 針葉樹や落葉樹の森の奧では、ウグイスがよく鳴きました。何回か姿を確認したのですが、撮影はできませんでした。

 親海湿原は比較的小規模な湿原ですが、ここで咲く野草の美しさは格別です。針葉樹や落葉樹の森陰などが多様性を保っているようです。

 個人的には“秘密の花園”風の湿原だと感じています。