ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県東御市の山中にある池の平湿原では、ビンズイがよくさえずっています

2016年07月02日 | 旅行
 長野県東御市の北東部の山中にある池の平湿原では、ハクサンシャクナゲの花もやっと咲き始めています。

 今回、訪れた池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)が噴火してできた火口原に広がる高層湿原です。



 池の平湿原を巡る木道を進むと、背の高い針葉樹の上部で、ビンズイがさえずっています。







 ビンズイは、空中でヒバリのような鳴き方でさえずり続けながら、針葉樹の上部に舞い降ります。



 池の平湿原にいくらか霧がいくらかかかって、見通しが悪い時の方が、ビンズイは比較的近くの木の上に下りてきました。

 池の平湿原を囲む、なだらかな山麓に生えている針葉樹林の奧から、カッコウの鳴き声が聞こえます。



 晴れ間が広がった池の平湿原では、カッコウの鳴き声はかなり遠くから聞こえるようになりました。

 本当はカッコウやホトトギスを撮影したかったのですが、かないませんでした。

 鏡池の南側の斜面には、ハクサンシャクナゲの低木が育っています。

 そのハクサンシャクナゲの低木の中では、日当たりが比較的いい斜面で、一部が咲き始めています。





 ハクサンシャクナゲの清楚な感じの白い花が咲き始めています。

 ハクサンシャクナゲの開花時期に、池の平湿原を運良く訪れることも運が左右します。、

 運が良ければ、池の平湿原では、その時期にしか咲かない高山植物や、その時期に活動する野鳥などに出会えます。幸運の女神の心次第です。