ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県比企郡嵐山町のオオムラサキの森では、オオムラサキの幼虫に出会いました

2016年07月13日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡嵐山町にある蝶の里公園・オオムラサキの森に、ヤマユリの花を見に行った話の続きです。

 比企丘陵を西から東に流れる都幾川の北側の河岸段丘にあるうっそうとした雑木林の中にある蝶の里公園・オオムラサキの森と菅谷館跡(すがややかたあと)などを散策ました。

 この雑木林は、里山の自然がよく保存されているという“ビオトープ”です。

 蝶の里公園のうっそうとした木陰の雑木林の中で、育っているヤマユリは大部分がまだ蕾でした。ひと株だけ花を咲かせているヤマユリです。



 オオムラサキの森に戻った時に、自然観察指導員の方から、孵化(ふか)したばかりの1齢のオオムラサキの幼虫がいる葉を教えていただきました。

 エゾエノキの葉の先端にいる身長3ミリメートルぐらいの幼虫です。





 オオムラサキのメスが間違えて、エゾエノキの木の近くにある人工物の上に産卵したために、その卵からかえった1齢のオオムラサキの幼虫を葉の上にのせたそうです。

 エゾエノキの木の隣に育っているエノキは実をつけています。



 オオムラサキの森の隣りの蝶の里公園では、シモツケの園芸種(?)が濃い桃色の花を咲かせています。



 この蝶の里公園には、チョウが蜜を吸いやすいように、いくつかの園芸種が植えられています。

 ヤブカンゾも花を咲かせています。



 蝶の里公園には、多数のハグロトンボもいました。





 ハグロトンボの青緑色に光る金属光沢の胴体が目立ちます。



 埼玉県西部にある武蔵野の雑木林の面影を残す蝶の里公園・オオムラサキの森では、夏景色になっています。