ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県小諸市の高峰高原に、ゼンテイカなどの開花具合いを見に行ってきました

2016年07月10日 | 旅行
 長野県小諸市の北側山麓にある高峰高原に、ゼンテイカなどの山野草の花の咲き具合いを見に行ってきました。

 標高が約2000メートルある高峰高原は、山野草(高山植物)の宝庫です。6月から9月にかけて、山野草の花々が次々と咲き続けます。

 7月半ばからは、ゼンテイカ(通称、ニッコウキスゲ)などの夏の山野草が咲き続けるお花畑になります。

 小諸市高峰高原に設けられたスキー場「アサマ2000」の一番上部のスキースロープです。この草原は、道路から簡単に行くことができる高峰高原の一部です。やはり、濃霧に包まれていました。



 この一番上部のスキースロープの草原部では、これからはカラマツソウやゼンテイカなどのお花畑になります。

 いち早く咲き始めているカラマツソウの花です。白い小さな花が清楚な感じです。



 草原の中に、ゼンテイカの開花直前の蕾が並んでいます。一部では早くも開花し始めています。



 カラマツソウやゼンテイカの群生地の中で、開花準備中のマルバダケブキ(丸葉岳蕗)の蕾です。



 この赤褐色の丸い蕾の中に、鮮やかな濃い黄色い花が準備されています。美しい花が潜んでいます。

 この草原の中に、シュロソウが咲いています。暗赤紫色の小さな花が特徴です。



 ここでは、毎年、シュロソウが咲きます。このシュロソウの花は、群生するゼンテイカの蕾に囲まれています。

 現在、花をたくさん咲かせている山野草は、アヤメです。草原の中で、すくっと立って、気品のある花を咲かせています。





 ソバナではないかと推察した花は、花期を過ぎていました。



 ソバナは、キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草の山野草です。

 草原と森の境に、ハクサンシャクナゲの木があり、花がまだいくらか咲いていました。霧などのおかげで、気温が低いためでしょうか。
 
 高峰高原は、浅間山外輪山の黒斑山(くろふやま、標高2404メートル)や蛇骨岳と、そしてその西側にそびえている高峰山(標高2106メートル)の間にある、標高約2000メートルの高原です。

 車峠にある黒斑山などの浅間山外輪山への登山口があり、濃霧の中を登山家のグループが出発して行きました。

 その黒斑山などの浅間山外輪山への登山口にある、「黒斑山天然カラマツ植物群落保存林」も霧に包まれています。



 昨年夏には、ここでカモシカに出会いました。霧の中から、カモシカが出てくるのを密かに期待したのですが、カモシカは現れませんでした。

 

長野県小諸市の山麓にある高峰高原に、山野草の咲き具合を見に行ってきました

2016年07月10日 | 旅行
 長野県小諸市の北側山麓にある高峰高原に、山野草の花の咲き具合を見に行ってきました。

 この高峰高原は、浅間山外輪山の黒斑山(くろふやま、標高2404メートル)や蛇骨岳と、そしてその西側にそびえている高峰山(標高2106メートル)の間にある、標高約2000メートルの高原です。

 高峰高原は、山野草(高山植物)の宝庫です。6月から9月にかけて、山野草の花々が次々と咲き続けます。

 佐久市から小諸市に向かう途中の“下界”から、浅間山(標高2568メートル)を見上げると、その中腹以上は雲・霧の中でした。



 小諸市市街地から北側に続くくねくね道を、車峠を目指して、ひたすら上ります。

 標高1600メートルを超す辺りの途中から、高峰高原・車峠辺りを見上げると、上部は霧に包まれています。





 標高1700メートルを超す辺りから、バラ科の低木落葉樹のシモツケが、美しいピンク色の細かな花を咲かせています。



 ピンク色の細かな花を咲かせているシモツケは道路脇にたくさん咲いています。なかなか、美しい景色です。



 同様に、淡い黄色のキバナミヤマオダマキの花も点々と咲いています。



 実は、この辺りには、7月下旬か8月初めには、ヤナギランが一面に咲く斜面があります。ヤナギランはまだ蕾もつけていないようでした。

 ごくわずかですが、ゼンテイカ(通称はニッコウキスゲ)が咲き始めていました。



 草陰では、濃い赤色のシャジクソウも咲き始めています。



 高峰高原・車峠に近い山麓では、山野草の花々が次々と咲き始めています。

 高峰高原・車峠に近い、きつい斜面の針葉樹の森では、ホオジロやシジュウカラなどの野鳥の姿を見かけました。