ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県諏訪市と諏訪郡下諏訪町にまたがる八島湿原では、ヤナギランが咲き始めました

2016年07月21日 | 旅行
 長野県諏訪市と諏訪郡下諏訪町にまたがる霧ヶ峰高原にある八島湿原では、ヤナギランがいくらか咲き始めました。

 標高約1630メートルの八島湿原は7月下旬に入り、山野草の開花時期に入りました。このため、トレッキングの方々が急増し、南側にある駐車場は朝から混むようになります。駐車場の混雑を避けるために、午前6時に入りました。

 この日の上空は薄曇りで、たまに日射しが時々、強くなります。逆に時々、濃霧が流れますが、雨は降らない感じでした。

 八島湿原の入り口の高台から望めた八島ケ池です。



 また、今回も八島湿原の南側斜面の木道を東に向かって進みます(車山山麓に向かいます)。

 南側斜面の木道を進みながら、湿原の向かい側の北側を見ると、北側では時々、濃霧が下諏訪町の下界から上がってくている様子でした。



南側斜面の木道の途中では、アカバナ科のヤナギランがいくらか咲き始めました。







 湿原に近い草原では、まだ草は朝露で濡れています。

 このさらに南側には、毎年、ヤナギランの花が群生する個所がありますが、そこはまだほとんどが蕾状態でした。

 ヤナギランがいくらか咲き始めた結果、八島湿原は夏本番の風景になり始めています。

 明るく目立つ黄色い花のキンバイソウもあちこちで咲き始めています。





 この八島湿原で咲く夏の山野草の中でも、美しさが際立っている花です。

 ハクサンフウロの花に、ウラギンスジヒョウモンと推定されるタテハチョウが留まっています。



 このウラギンスジヒョウモンは、草原のあちこちでひらひらと飛んでいます。イブキトラノオの花にも留まっています。



 南側斜面の山麓に生えている低木の幹に、ジャノメチョウが集まっています。幹から蜜が出ているのでしょうか。



 午前6時に、八島湿原の南側の駐車場に入った時には、駐車場で簡単な料理をつくって食べている方々や、また八島湿原から大きな望遠レンズ付き一眼レフカメラを持つ方々がもう戻ってきました。どうやら夜明けの午前4時台から散策されていた方のようです。

朝日新聞紙の見出し「英半導体大手を買収へ ソフトバンク 3.3兆円で」を拝読しました

2016年07月21日 | 日記
 2016年7月19日に発行された朝日新聞紙の夕刊一面に掲載された見出し「英半導体大手を買収へ ソフトバンク 3.3兆円で」を拝読しました。

 ソフトバンクグループは7月18日に、英国の世界的な半導体設計会社のアーム・ホールディングスを約240億ポンド(約3兆3000億円)で買収すると、発表したという記事です。

 ソフトバンクは、2012年に米国通信会社スプリント・ネクステルを買収した時の216億ドル(為替予約を考慮した支払い分で約1兆8000億円)などの実績を大きく超えた最大の買収額です。日本企業による海外企業の買収事例としても過去最大規模です。

 朝日新聞紙のWeb版である朝日新聞 DIGTALでも見出し「英半導体大手を買収へ ソフトバンク 3.3兆円で」と報じています。



 ソフトバンク社長の孫正義さんは、英国ロンドン市での記者会見で「人類にとって最も重要となる産業(分野)で、世界一の企業を買収できた」と語りました。

 アーム・ホールディングスは、スマートフォン向けのCPU(中央演算装置)の半導体設計では、90パーセントを超える世界シェアを持っています。そして、同社の買収はIOT(Internet of Things、モノのインターネット)という時代変化に対応するビジネスチャンスをつかむためと説明しています。

 同社のスマートフォン向けのCPUは、小型・省電力という点で優れており、これからのIOT向けのCPUとして優れているという強みを持っています。

 今回の買収では、9月30日までにアーム・ホールディングスの発行済み株式をすべて買取り、同社を非上場企業とします。今回の買収金額の3兆3000億円は、ソフトバンクが2016年3月期に稼いだ営業利益の約3.3倍に当たります。

 今回支払う3.3兆円の中では、2兆3000億円分は中国のインターネット通信販売大手のアリババグループやフィンランドのゲーム大手のスーパーセルなどの株式売却で得た資金を充てるそうです。不足分の1兆円はみずほ銀行から借り入れるそうです。

 この結果、7月19日の東京株式市場では、ソフトバンクグループの財務状況が悪化するとの懸念から、ソフトバンク株が売られて、前週末終値に比べて11パーセントも株価が安くなったそうです。

 翌日2016年7月20日に発行された朝日新聞紙の朝刊の中面には、「スマホの次を狙う」と、英国ロンドン市での記者会見内容を報じています。

 スマートフォンの次に登場するIOT向けのCPUでは、省電力で小さい半導体を設計できるアーム・ホールディングスの設計技術が不可欠になると、社長の孫正義さんは説明します。

 「アーム・ホールディングスの設計を盛り込んだCPUは、今後は数百倍に伸びる」と予想します。

 その一方で、記者会見では、記者たちから「ソフトバンクの主力事業の携帯通信やネット上でのサービスとの相乗効果が見えない事業内容」との指摘にたいしては、「いますぐ金額に表れるものではなく、囲碁に例えると、遠くに打った布石」と説明したそうです。

 買収を発表して、ソフトバンクの株価が約10パーセント下がったことに対しては「大きな買収をすると、いつも株価は下がる。5年待っていただければ、この買収が正しかったと理解していただける」と語ったそうです。