ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県諏訪市の霧ヶ峰高原の車山肩では、ゼンテイカが早くも咲き始めました

2016年07月07日 | 旅行
 長野県諏訪市の霧ヶ峰高原の中にある車山肩では、ゼンテイカが咲き始めました。

 標高1800メートルの車山肩はゼンテイカ(通称はニッコウキスゲ)の名所です。濃い黄色い花のゼンテイカが草原一面に咲きます。

長野県茅野市と北佐久郡立科町の境にある白樺湖から、山岳道路のビーナスラインを西に進みます。

茅野市と諏訪市の境にそびえている車山(標高1925メートル)の山麓の草原は、夏景色らしい風景です。



 山岳道路のビーナスラインから見える、下界の茅野市側は、上空にぶ厚い雲があり、天気は不安定な感じです。



 車山の山頂部を迂回するように、ビーナスラインを西にさらに進むと、車山肩に到着します。

 車山肩は、大規模な駐車場があり、車山山頂や八島湿原などへのトレッキングの出発点になっています。

 この車山肩から、西側にある霧ヶ峰高原の交通の要所になっている“霧の駅”までなだらかな山麓の斜面が続きます。



 ここが、ゼンテイカが一面に咲く名所の入り口です。



 ゼンテイカは咲き始めですが、かなり夏景色らしい咲きぶりです。



 この一面に咲くゼンテイカの花の上を、夏鳥のノビタキが飛んでいます。少し離れた石の上に留りました。



 ゼンテイカをシカの食害から守る電気柵の上に留ったノビタキです。



 ホオアカやビンズイも何羽か、飛んでいましたが、いい画像が撮影できませんでした。

 草原では、赤紫色のウツボグサの花も咲き始めています。



 車山肩の山麓で、ゼンテイカが一面に咲き始めると、霧ヶ峰高原は夏になります。


長野県北佐久郡立科町にある女神湖では、キンバイソウの黄色い花が咲き始めています

2016年07月07日 | 旅行
 長野県北佐久郡立科町の高原にある女神湖では、夏の高山植物のキンバイソウが咲き始めています。

 この日は、佐久平はほぼ快晴でした。佐久市と立科町の市街地・平野部は蒸し暑い晴の天気です。

 立科町の市街地から山麓部の白樺高原に向かって、県道を南下します。空模様は何とか晴天を保ってくれそうな様子です。

 白樺高原の人工湖である女神湖は、ほぼ南北に紡錘形の湖です。湖面の標高は1540メートルあります。



 女神湖は白樺高原のシラカバや針葉樹などの森に囲まれています。

 女神湖の南側にある小さな湿原では、季節ごとにいろいろな高山植物(山野草)が咲きます。蓼科山(標高標高2531メートル)山麓から湧き出る小川で冷やされているために、いろいろな山野草が育っています。

 木道を進むと、草原の中で、濃い黄色い花のキンバイソウが咲いていました。



 緑色の草原の中で、この濃い黄色い、美しい花はとても目立ちます。

 そして、もう一つ黄色い花が咲いていました。早咲きのゼンテイカ(通称はニッコウキスゲ)の花です。



 今年はゼンテイカの開花が早そうです。

 湿原のあちこちに咲いているのは、カラマツソウの白い花です。



 カラマツソウの白い花に、羽根が白いチョウが留まっていました。



 ウスバシロチョウではないかと推定しています。

 少し萎れかけたノハナショウブが咲いています(あるいは、アヤメかもしれません)。



 湿原を覆うヨシ原から、大きな鳴き声が聞こえます。オオヨシキリです。

 オオヨシキリは、ヨシではなく、湿原で育っている木の枝で鳴いていました。





 毎年、数羽のオオヨシキリが女神湖に“避暑”に来ています。

 女神湖の西側にそびえている車山がよく見えます。



 車山の山肌には、その上空を覆っている雲の影が映っています。これからの天気の変化が少し心配な感じの雲でした。