ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原で、アカゲラの群れに出会いました

2016年07月20日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原は、7月下旬の梅雨末期ですが、久しぶりによく晴れた天気になりました。

 標高が1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原では、風がいくらか吹けば、そう暑くはありません。特に、木々の葉が茂った森から吹く風は涼しいものです。

 佐久荒船高原の中心部にある“コスモスの丘”では、コスモスの苗が順調に育っています。



 この“コスモスの丘”を眺めていたら、この草原の中から比較的大きな野鳥が数羽、飛び出してきて、向かいの針葉樹の森に入りました。

 針葉樹の森がのぞける場所に向かうと、数羽のアカゲラの群れでした。今年産まれた幼鳥とその親かもしれません。アカゲラは大きなキツツキです。野鳥観察愛好家に人気が高い野鳥です。

 針葉樹の森の中で、開けた空間に育つ木に留ったアカゲラです。



 昆虫などの餌を採って、食べているようにも見えます。この枯れた枝から動きません。







 このアカゲラ以外にいる別のアカゲラたちは観察しやすい枝には留まりませんでした。

 近くの針葉樹の上では、ホオジロが鳴いています。縄張りを宣言しているようです。



 本当は、この木の上ではアオジがよく鳴いています。今回は、アオジは登場しませんでした。

 実は、“コスモスの丘”の中で育っている木々の方向から、イカルの鳴き声がしたので、最初はイカルの群れではないかと推定していました。

 “コスモスの丘”近くの森陰の草の中で咲いているヨツバシオガマではないかと推定している山野草の花です。



 ヤマハッカも花を咲かせています。



 草陰の中で、蕾をかなり膨らませているウバユリです。開花直前という感じです。



 久しぶりに良く晴れ上がった天気になったためでしょうか、森の奥からシカの鳴く声が何回か聞こえました。