ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県比企郡川島町を流れる越辺川にコハクチョウの群れを見に行って来ました。

2017年01月05日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡川島町八幡を流れている越辺川の水門のある淀み(淵)に、毎冬、コハクチョウの群れが飛来するので、今回も行って来ました。

 越辺川の水門のある淀みの現地に着いたのは、午前9時ごろでした。しかし、越辺川の土手の上にいた野鳥観察愛好家の方が「コハクチョウの群れはエサを求めて、もう飛び立ってしまった」と教えてくれました。

 荒川の支流である越辺川(おっぺがわ)の淀みの流れには、オオバンとオナガガモの群れしかいませんでした。

 越辺川は東から西に向かって流れています。オオバンとオナガガモは下流から上流に向かって進んでいます。





 朝日に照らされているために、逆光気味でややシルエット画像です。

 昨冬に、コハクチョウの群れが昼間にエサを求めて向かう水田地帯の場所を知っていたので、そこに行ってみました。坂戸市郊外にある水田です。

 コハクチョウの群れは、昨冬いた場所とは少し違う場所の稲穂を刈り取られた後の田んぼにいました。



 コハクチョウの群れは、大まかには一緒にいるのですが、よく見ると、3、4グループに分かれています。一番近い場所のコハクチョウを観察しました。







 どのコハクチョウも稲穂を刈り取られた後の田んぼの地面を必死に突っついています。イネの落ち穂拾いなのか、昆虫を穫っているのか、遠いのでよく分かりません。

 コハクチョウの群れを刺激しないように、かなり遠くから撮影しました。



 今年のコハクチョウの群れは、羽根が灰色のままの幼鳥の数が多いと感じました。

 見た目は、半数程度が昨年産まれた、成長中の幼鳥です。この幼鳥は苦労して日本まで飛んできました。日本での越冬中に、しっかりとエサを食べて、立派な成鳥に育ってもらいたいと願っています。

 今回は、野鳥観察愛好家の方は誰もいませんでした。

 最初にコハクチョウの群れがいるのではないかと推定したのは、水門の奥の支流でした。

 この水門の流れ込んでいる支流は、広大な水田地帯の中を流れています。ここには、コサギが点々といました。



 全部で10数が点在しているコサギの群れも、越辺川の水門のある淀みから、ここに飛んできて、エサを探してます。

 今回、コハクチョウやコサギを観察し、日本で越冬するために、エサを探すことはかなり大変なことと感じました。