ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

東京都新宿区内藤町にある新宿御苑の池では、オシドリを観察しました

2017年01月16日 | 季節の移ろい
 東京都新宿区内藤町にある新宿御苑の池には、オシドリが飛来しています。

 環境省が管理する国民公園である新宿御苑に、1月中旬に行く目的はカンザクラ(寒桜)の開花を観察することに加えて、冬に飛来するオシドリを観察するためです。

 北側にある新宿門から南下すると、新宿御苑にある主な池の一つである“上の池”に出ます。ウメ林(梅林)などを背景に広がる日本庭園を形づくる池です。



 上の池にかかっている橋は、日本観光情緒を示すようで、中国や欧米系の外国人観光客の方は、ここで記念写真を撮る方が多い池です。

 その橋の側にある、見事なマツの木です。よく手入れされています。



 上の池の北側の奧の斜面には、雑木林の森があり、その湖畔沿いの森陰にオシドリのオスとメスが数羽います。



 ほぼ毎年、オシドリは同じ場所に飛来して休んでいます。





 訪問した日は、関東地方にも大寒波が到来した日だったために、寒いことから、オシドリはほとんで動きません。残念ながら動きのない画像となりました。

 上の池から南西方向に進むと、大きな“中の池”に出ます。

 その中の池の日が当たっている部分の水面には、マガモとコガモの群れが水面の上に漂っています。



 昨年の冬には、この中の池には、トモエガモが飛来していたのですが、今年は来ていないようです。

 さらに、中の池から南西に向かって進むと、小さな“下の池”に出ます。

 昨年の冬には、この下の池には、カイツブリが数羽いたのですが、今年は来ていないようです(厳寒の天気なので、どこかに隠れているのかもしれません)。

 ここから北西に向かって進むと、玉藻池(たまもいけ)に出ます。この玉藻池も、ウメ林に面していて、日本庭園らしい池です。

 玉藻池には、カルガモが多くいて、水面を進んでいます。その中に、カモ科ハジロ属のキンクロハジロがいました。



 キンクロハジロのメスではないかと推定したカモ類の水鳥です。



 新宿御苑を訪ねた日は、たまたま大寒波が襲来し、寒い日だったために、オシドリやカモ類の動きが活発でない日でした。

 北側の新宿門の近くには、大きな木々が並ぶ針葉樹系の森があります。その森の中の落ち葉がたまったところには、シロハラがいて地面を突っついていました。



 新宿御苑では、冬景色の中で、それぞれの野鳥がそれぞれに過ごしていました。

 なお昨年、カンザクラの開花とオシドリを観察した話は、弊ブログの2016年2月9日編をご覧ください。