ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県南佐久郡小海町の北八ヶ岳山麓の原生林の中は、キノコの宝庫でした

2016年07月27日 | 旅行
 長野県南佐久郡小海町の北八ヶ岳の天狗岳(標高2646メートル)山麓にある、みどり池に行って来た話の続きです。

 みどり池は、標高が約2090メートルある、シラビソの原生林の中にあります。

 みどり池の北東側には、北八ヶ岳連山の中山ではないかと思われる山頂部が見えました。この中山の下側にはシラビソなどの原生林が見ています。



 小海町の稲子湯(いなごゆ)近くの登山口(標高約1500メートル)から、みどり池目指してシラビソの原生林の斜面を南西方向にひたすら上りました。

 最初は、昭和8年当時から林業向けに整備されていた林道を数回横切るように、登山道を上ります。この林道は原生林の中で育った大木を切り出して、運んだ道のようです。

 比較的、登山口近くのシラビソなどの原生林の中を上がる登山道です。



 原生林の木々は大きく、まだ木と木の間にすき間があり、地表に日が差し込んでいます。

 しばらく進むと、登山道の傾斜がきつくなり、原生林の木々は葉がうっそう茂り、地表に日が差し込まない感じになります。



 倒木や岩などの表面にはコケがむしています。斜面から湧き水がにじみ出ている個所も多く、湿度が高いからです。



 こうした森陰の環境では、様々なキノコが生えていました。









 美味しそうに感じるキノコが多かったです。

 このオレンジ色のキノコは直径20センチメートルほどあります。これは食べられない感じです。



 この倒木にコケが生えている環境では、渓流の水辺に住む野鳥のミソサザイを何回か見かけました。

 ミソサザイなどの野鳥に出会った話は、次回になります。

長野県南佐久郡小海町の山麓にあるみどり池で、ホシガラスに出会いました

2016年07月26日 | 旅行
 長野県南佐久郡小海町の北八ヶ岳山麓にあるみどり池に行って来ました。

 このみどり池は、標高が約2090メートルある、シラビソの原生林の中にある、まさに“オアシス”です。





 みどり池の北西側には、北八ヶ岳連山の名峰の天狗岳(標高2646メートル)がそびえています。このさらに西側には根石岳がそびえているそうです。



 逆に、みどり池の周りを西側に進むと、みどり池の周囲にあるシラビソ原生林の背後に中山の山頂部が望めます。



 みどり池の周りで休んでいるち、近くに立つ木の枝にホシガラスが数羽、登場しました。





 ホシガラスは標高の高い尾根沿いの針葉樹林などで、時々、見かける深山に住む野鳥です。

 さらに、ウソも数羽、近くの木の枝に留まりました。ウソのオスは鮮やかなオレンジ色の模様が特徴です。





 ウソのメスが切り株に留まりました。



 実は、この切り株の上には、エサが置かれています。みどり池に立つしらびそ小屋の方が、ホンドリス向けにエサを置いているのでした。

 この標高約2090メートルある、みどり池には、小海町の稲子湯(いなごゆ)近くの登山口(標高約1500メートル)から斜度のきつい山道を約2時間かけて登って、なんとか到達しました。

 みどり池・しらびそ小屋は、北八ヶ岳連山の名峰である天狗岳や中山峠、また山麓にある本沢温泉などの向かう登山道の中継点です。多くの登山家のグループが通り過ぎて行きました。

関東地方は、2016年7月25日現在、まだ梅雨明けしていません

2016年07月26日 | 日記
 関東地方は、まだ梅雨明けしていない日々です。

 2016年7月25日も、東京都や埼玉県南部は、薄曇りの天気です。昼間の最高気温が24度(摂氏)から25度(摂氏)と過ごしやすい天気でした。

 25日の夜から明日26日の朝にかけては、雨が断続的に降るとの天気予報です。

 天気図では、東北・北海道の東側の太平洋には低気圧があり、例年、本州の太平洋側に存在する真夏の太平洋高気圧がありません。



 週間予報では、7月28日ごろから、関東地方では昼間の最高気温が30度(摂氏)に高まり、その後も高温が続くと予想されています。

 この結果、最高気温が約30度(摂氏)になる日々になれば、梅雨明けになると予想されています。

 今日25日のような過ごしやすい夏の日々が続く中で、「あの真夏のからりとした快晴がいい。真夏日がいい」と考えている方は少なくないようです。

 でも、本当に猛暑日が続くようになると、あの過ごしやすかった日々がよかったと思う方が増えそうです。

(追記)
 7月26日の朝は、気温24度(摂氏)と涼しい天気です。ただし、朝は曇り空で、昼から雨になるとの天気予報です。このため、湿度は高く、その分だけ蒸し暑い感じです。

群馬県甘楽郡下仁田町の妙義山系山道では、ヤマユリがあちこちで咲いています

2016年07月25日 | 季節の移ろい
 群馬県富岡市から甘楽郡下仁田町に抜ける妙義山系の山道では、ヤマユリがよく咲いています。約1週間前に比べて、山道が通っている山麓斜面ではヤマユリがあちこちで咲いています。

 妙義山系の山道は、国道254号の“裏道”なので、信号があまりありません。その分、スムーズに通過できるので、時々、利用しています。

 その山道の森陰の斜面の上側では、ヤマユリがよく咲いています。





 森陰の斜面をよく見ると、ヤマユリは点々とですがある程度の数が咲いています。現実には、意外と多く咲くものだと感心しました。





 もちろん、まだ蕾のままのヤマユリもあります。



 森陰の広い草原部分では、キジのオスが歩いていました。キジは、こちらの気配に気付いて、草陰に逃げ込みました。



 下仁田町から荒船山山麓を上る国道245号沿いの山麓では、ウバユリが一部で咲き始めていました。



 今年の夏は、関東地方はまだ梅雨明けしていません。その影響によって、下仁田町から長野県佐久市に抜ける内山峠では霧がいくらか出ています。

 その影響を受けて、佐久荒船高原にも霧が時々、流れ込みます。この結果、佐久荒船高原では、ヤマユリやウバユリの開花が遅れています。

 なお約1週間前に、富岡市から甘楽郡下仁田町に抜ける妙義山系の山道で、ヤマユリが咲き始めていた話は、弊ブログの2016年7月17日編をご参照ください。

埼玉県川越市市街地の伊佐沼には、セイタカシギという水鳥が来ています

2016年07月24日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市市街地の東側郊外にある伊佐沼の北側に設けられた蓮田に、ハスの花を見に行った話の続きです。

 農業用水を供給する役目の“溜池”である伊佐沼は、南北方向に長い大きな池です。



 古代ハスのオオガハスが咲いています。花はりりしい雰囲気です。



 蓮田に設けられた、観察用の木道の上から、伊佐沼の中心部分を見ていたら、杭の上に、セイタカシギが留まってることに気がつきました。





 この時期に、伊佐沼でセイタカシギを見るにはたぶん初めてです。赤い長い脚を持つ水鳥です。





 左側のセイタカシギは、2本脚で立っています。時々、動きます。これに対して、右側のセイタカシギは一本脚で立ったままです。

 伊佐沼の水面を見ていたら、カイツブリが1羽、水中から浮上して来ました。



 そして、このカイツブリはすぐにまた潜りました。 

 現在、伊佐沼にはコアジサシという水鳥が飛来しています。水面の上を飛翔するコアジサシを撮影するために、伊佐沼の南側湖岸には、望遠レンズを付けた一眼レフカメラを持つ方々が待機しています。コアジサシは、野鳥観察愛好家に人気の高い水鳥です。