ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、晩夏の山野草の花が咲いています

2017年08月26日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、8月下旬に入って天気がいくらか持ち直しました。

 早朝は薄曇りでしたが、午前10時ごろには少し晴れた感じになりました。

 標高が約1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原の中央にある“コスモスの丘”では、コスモスがやっと育ち、コスモスの草原になってきました。



 今年のコスモスは、8月上旬と中旬の天候不順の影響のために、あまり順調に育っていない感じです。



 夏草の繁った草原では、夏を代表する山野草のアサマフウロが花期の終わりを迎えています。花が一輪だけ残っています。



 アキノキリンソウも背丈が伸び、黄色い花をよく咲かせています。



 マツヨイグサも所々で咲いています。



 ツリフネソウも花を咲かせていますが、もう花期の終わりの感じです。

 逆に、“野菊”と呼ばれているノコンギク系と推定される山野草が咲き始めています。カントウヨメナではないかと推定しています。



 佐久荒船高原では、天候不順だった盛夏が終わり、晩夏から初秋に向かい始めました。

 佐久荒船高原の森では、木々の葉がいくらか落ち始めています。

 前日の夕方は、ほぼ晴天でした。

 夕日に照らされている荒船山の艫岩(ともいわ)です。





 荒船山(標高1423メートル)は、佐久荒船高原の南にそびえています。荒船山の山麓には、長野県と群馬県の県境の内山峠が位置しています。

埼玉県児玉郡神川町の梨街道にあるナシの直売所で、幸水を買い求めました

2017年08月25日 | グルメ
 埼玉県児玉郡神川町の名産品であるナシ(和なし)の幸水を購入しました。

 埼玉県北西部にある神川町(かみかわまち)は、ナシの産地です。このために、神川町を通る国道254号線は“梨街道”と呼ばれています。その国道254号線の両側には、ナシの直売所が多数並んでいます。

 今回、買い求めたナシの幸水(こうすい)は、8月下旬から販売が始まるナシの収穫・出荷の一番手です。



 化粧箱に入った贈答用の上物(じょうもの)ではなく、普通の等級のものを購入しました。価格は1個当たり約200円です(これに消費税が加わります)。大きさは直径が約10センチメートルです。

 8月上旬、中旬の雨模様のためか、あるいは贈答用の上物でないためか。皮はすべて黄銅色系の茶色ではなく、少し緑色がかった感じがします。

 幸水の皮が元々、こうしたものか、このところの雨模様による日照不足のためかは素人なので判断できません。

 この幸水は、果肉がやや硬めでみずみずしく、ほどほどの甘さでした。まだ初物なので、甘さはいまいちです。食感はしゃりしゃりしています。大満足です。

日本では8月下旬から、みずみずしく、とても甘く、鮮度の高いナシを味わいことができます。

 この幸水の出荷を皮切りに、幸水、豊水(ほうすい)、南水の“三水”兄弟の品種などから秋月などへと、2週間程度ごとに、収穫されるナシの品種が変わって行きます。その時期の旬のナシの品種を味わうことが秋の楽しみの一つです。

埼玉県川越市にある伊佐沼のハス田では、お馴染みのカワセミも登場しました

2017年08月24日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市にある伊佐沼のハス田では、古代ハスの行田ハスは花期の終わりを迎えています。

 伊佐沼は、大まかには長方形に近い形の池で、南北方向に長さが800メートル・東西方向に幅が200メートルほどの大きな池です。いくらか西側に傾いています。

 伊佐沼の貯水量はほぼ満杯で、池の水位は高いままです。北側部分にあるハス田の中に架かった歩道橋の上から南側を見た風景です。



 ハス田から見える伊佐沼の中程にある小島の浅瀬では、ダイサギやコサギが休んでいます。



 ハス田の中に、鳴きながらカワセミが飛んできました。

 そして、ハスの大きな葉の陰にある杭の上に留まりました。



 ハスの大きな葉の影は、直射日光が当たらない分だけ、いくらか涼しいようです。





 この杭の上で、水中の小魚を狙っている様子です。

 伊佐沼の上空にはトンボがたくさん、飛んでいます。番になって、産卵するためです。

 ハス田の何かの枯れた茎の上に留まった、コシアキトンボです。



 お相手を探している様子です。

 伊佐沼の水面には、幼鳥が大きくなったカイツブリが数羽、浮かんでいて、時々、鳴き声を上げます。





 このカイツブリは、時々、水面下に潜っています。 

 伊佐沼の東側の岸辺に、ヒマワリ畑がつくられています。ヒマワリの花は大部分がもう枯れています。



 その近くには、マリーゴールドのお花畑もありました。



 マリーゴールドのお花畑の中では、所々でコスモスの花が咲いています。

 伊佐沼では、今週終末の8月26日土曜日の夜に、花火大会が予定されています。花火の爆音で、水鳥たちは一時的に避難すると予想しています。





埼玉県川越市にある伊佐沼には、脚が長いセイタカシギが飛来しています

2017年08月23日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市にある伊佐沼のハス田では、古代ハスの行田ハスは花期の終わりを迎えています。

 伊佐沼は、大まかには長方形に近い形の池で、南北方向に長さが800メートル・東西方向に幅が200メートルほどの大きな池です。いくらか西側に傾いています。

 伊佐沼の貯水量はほぼ満杯で、池の水位は高いままです。北側部分にあるハス田の中に架かった歩道橋の上から南側を見た風景です。



 薄曇りですが、日中の気温は高くなっています。

 ハス田の中では、まだハスの花がポツポツと咲いています。



 ハス田近くの杭の上に、セイタカシギが3羽、休んでいます。脚が長い点が特徴です。



 このセイタカシギは時々、背伸びしたりなど、座ったり、伸びたりと動きました。時々、一本脚で立っています。





 3羽のセイタカシギは、それぞれに好きなように過ごしています。





 しかし、この3羽は飛び上がると、必ず3羽、一緒に移送します。





 3羽のセイタカシギは、親子の家族なのか、仲間なのかは分かりません。

 残暑の伊佐沼では、いくらか蒸し暑いですが、のどかな時間が流れています。

日本経済新聞紙のOpinion 創論の見出し「AIが人間を超える日」を拝読しました

2017年08月23日 | 日記
 2017年8月22日に発行された日本経済新聞紙の朝刊中面に掲載されたOpinion 創論の見出し「AIが人間を超える日」を拝読しました。AIとは、人工知能(Artificial Intelligence)の略語です。

 このコラムの創論では、米国の2人の識者がインタビューに応じています。識者の一人は米国マサチューセツ工科大学(MIT)のメディアラボ所長の伊藤穰一さんです。「社会をどう変えるかを考えよ」という見出しで、AIの今後の進化を解説しています。

 もう一人の識者は、米国シンギュラリティ大学のCEO(最高経営責任者)のロブ・ネイル氏です。こんな名前の大学を、民間宇宙開発を支援するXプライズ財団が2008年に設立したそうです。米国らしい反応です。そじて、ロブ・ネイル氏は2011年にCEOに就任しています。

 このOpinion 創論は、日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版でも、見出し「AIが人間を超える日」と伝えています。



 今回のロブ・ネイル氏のインタビュー記事では「半導体は集積度が18カ月ごとに2倍になる“ムーアの法則”が知られている」と語り、こうした半導体の進化は、計算処理の速度を加速度的に進化させたと伝えます。

 この結果、通信や記録素子の“ストレージ”が大幅に進化し、パソコンからスマートフォンへとIT機器が急速に進化したと、当たり前の事実を語ります。

 こうした進化の状態を「収穫加速の法則」と名付け、これまでの伝統的な経済学や物理学が通用しない世界に入ったと語ります。

 「AIの進化は今後、どのような変革をもたらしますか」という質問には、「医療や教育、金融、農業や製造業で、デジタル・トランスフォーメーション(事業変革)をもたらす」と語ります。

 このシンギュラリティ大学の授業コースの基本は、ベンチャー企業を興す起業家向けの10週間の基本プログラムと説明します。これまでの普通の大学とは教育内容・仕方がかなり異なります。通信教育もあるようです。

 最後に「日本の大企業の動きは鈍いように見えます」か、という記者からの質問に対して「多くが100年前からの事業モデルを踏襲しているが、次の100年にそれが通じる保証はない」と答えています。

 実は、この日の朝刊一面には、見出し「富士通、携帯事業売却へ」という記事が載っています。米国アップル社や中国通信大手の華為技術(ファーウェイ)などが攻勢をかけている中で、スマートフォン・携帯電話機の国内シュエ第5位の富士通が事業売却に動き始めました。

 同社は主にNTTドコモ向けにスマートフォンを販売してきましたが、2017年度見通しは、2011年度の販売台数の半分以下に落ちています。この市場での世界の競合メーカーとの戦いに新戦術はなさそうです。大胆な事業展開はなさそうです。

 さらに、この日の朝刊の二面には、自動車の自動運転・運転支援に用いる画像認識用半導体で先行したイスラエルのモービルアイ社は、8月上旬に半導体大手の米国インテル傘下に入ったと伝えています。インテルは、未来の有望技術を買収によって手に入れています。

 このモービルアイ社の技術は、日産自動車のRV「セレナ」の自動追従機能に採用されています。自動運転・運転支援のコア技術を世界の大手IT企業や半導体企業が将来への布石を打ち、いろいろと傘下に入れています。巨額の企業買収によって、未来の事業を買っています。

 日本の大手企業は、ロブ・ネイル氏から「事業モデルを踏襲しているが、次の100年にそれが通じる保証はない」といわれたことに対して、反論する動きを見せることができるのでしょうか・・。未来の事業を買っていく判断力や資金調達ができるのかどうか・・。逆に、東芝の半導体事業は売りに出されています。事情があってのことですが・・