ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県木曽郡大桑村にある阿寺渓谷のエメラルドグリーンを楽しみました

2017年08月03日 | 旅行
 長野県木曽郡大桑村にある、木曽川の支流の阿寺渓谷に行ってきました。

 阿寺渓谷(あてらけいこく)は木曽川に流れ込む、支流の阿寺川沿いの渓谷です。その渓谷の流れが美しいエメラルドグリーンを見せることで有名です。

 今回は、訪ねた数日前に大雨が降り、渓谷沿いの崖の一部が崩れて、いくらか濁流が流れ込んだために、水量が多く、自慢のエメラルドグリーンはややくすんでいました。





 木曽川から、阿寺渓谷に向かう入り口には、係員の方がいて、崖の一部から流れ込んだ石や土砂を除去している個所があるとの注意を受けました。

 阿寺渓谷入り口から車で約10分進むと、島木赤彦の歌碑がある大きな駐車場に出ます。

 ここからは徒歩で、阿寺渓谷の奧に向かいました。北西に向かって、V字谷が続きます。





 歩き始めると、すぐに対岸にある六段の滝を望むことができます。







 この六段の滝は、島木赤彦の歌碑がある大きな駐車場から吊り橋によって、対岸に渡り、うっそうとした森の中を10数分歩くと、目の前に出てきます。

 阿寺渓谷の奧に向かう道は、かなりのV字谷ですが、山道の左手側(山側)には石垣が続いて積んであります。

 この阿寺渓谷は、良質なヒノキの産地の林だったために、ヒノキを運び出すために、この石垣を積んだようです。大変な労力をかけています。この続く石垣は、阿寺渓谷が良質なヒノキの産地だったことを示すものです。

 熊ケ淵や牛ケ淵などの流れる水流がエメラルドグリーンになっている部分を通りました。



 今回は、直前に大雨が降り、エメラルドグリーンがややにぶい感じの色合いでした。

 おそらく、阿寺渓谷は水量が少ない、秋の紅葉シーズンが一番、美しいのではないかと推定しています。