新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

5月4日 その3 憲法改正に反対する奴ら

2017-05-04 13:41:57 | コラム
野党どもは何でも反対:

私はこれまでに表立って憲法改正の必要性を唱えたことがありませんでした。それは改正するのは余りにも当然であり、出来ることならば、何時でも現行憲法を廃棄して普通の国の憲法を発布すべきだと考えておりましたからです。即ち、敢えて言う必要もないと思っていたということです。だが、第九条に縋り付いていれば安全と思い込んでいるかの如き似非平和主義者を笑ったことはあります。

昨日もテレビのニュースでは、野党の村田某女だの小池晃は「安倍内閣の憲法改正を許してはならない」と喚く集会を嬉しそうに報じていました。もしも、彼らに心があるならば(いや、ないのです)あのような集まりを取り上げてあじることはしなかったでしょう。困ったものだと思って聞きました。あのような伝え方をすれば、一旦国民投票になれば、どの方向に向くかが解らなくなります。怪しからんのは野党とマスコミが手を組んでいることです。こんな奴らに騙されてはいけません。

余談ですが、近頃はこういう手を組む状態を気安く「タッグを組む」と誤った言葉で表現するのが大流行です。あれは、正しくは「タグ・テイ―ムを組む(結成する)」とでも言うべきで、元はと言えばプロレスリングの2~3人が組になって試合をして、選手交代の際に手を触れあう(英語ではtagであってtouchとは言わない)ことから始まった言葉です。何故か「タグ・テイ―ム」から「テイーム」が抜けてしまい、元の言葉と違う意味に使われてしまいました。だからカタカナ語は駄目なのです。


アメリカがICBMを試射

2017-05-04 13:38:24 | コラム
アメリカなら許されるのでしょうか:

アメリカは太平洋の西側まで達するICBMの試射をしたと報じられ、未だ次の試射もあるそうです。私は不勉強にしてこのような試射について、UNとやらの何とかいうCouncilには「何処の国なら試射をしても良いが、何処の国は駄目」というような規定があるか否かを存じません。因みに、ICBMとは”intercontinental Ballistic Missile”の略ですが、読者諸賢には言うまでもなかったようで。

我が親愛なるマスコミの報道では、アメリカの試射を全く非難した気配がありませんでした。だが、DPRKだとCouncil様の決議違反だと大騒ぎです。アメリカがカリフォルニア州から発射して太平洋の反対側まで飛ばせば、DPRKに対しては十分に威嚇射撃になると思うのですから、「ま、良いか」と許したくなってしまうのですが。。


GINZA SIX

2017-05-04 09:12:20 | コラム
5月3日の出来事:

昨年も嘆いたことだったが、我がジムの規約ではシニア会員は土日祝日は利用出来ないので、ゴールデンウィークとやらの今週は3日から7日まで利用がかなわないのだ。そこで、折角の好天なのでシルバーパスを利用して都バスで新橋乗り換えで銀座四丁目に向かった。新大久保駅前から1時間はかかるが快適である。目的地は評判のGINZA SIXで、話のタネに行って見ようと家内と意見の一致を見た。

バスを降りたのが四丁目だったので、先ずは懐かしき三越銀座支店に入ってみた。馴染み深い新宿駅西口のデパートとは矢張り雰囲気がかなり違う。客種の違いもさることながら、中国と思しきアジア系を中心に欧米の外国人が新宿よりも多いという印象だった。どちらかと言えば閑散とした感があったのは、単に不人気と言うだけではなく直ぐ近所のGINZA SIXにお客を奪われたのだと勝手に推察。

GINZA SIX:
そこで、言うまでもないが元は松坂屋のGINZA SIXに向かう。中央通りの人の流れは予想通りだったし、入場制限があるだろうと思っていたのも、まー当たっていた。表にはスピーカーを持った係員がいて「正面入り口は混雑しているので裏に回って下さい」と誘導していた。素直に従って裏に行くと、エスカレーターで2階に行くようになっており、そこでも係員が「2列で上がるように」と声を枯らして叫んでいた。

目出度く中に入れば予想通りの大混雑で、人の流れに沿って動くことしか出来ないほどだった。昔の松坂屋の店内を知る者としては、報じられていたような膨大な数の店舗が入っているのだったならば息苦しいような雰囲気で、アメリカの大型のショッピングモールの広々とした感じはしないだろうと思っていた。私の印象では店内は「華麗にしてせせこましい」だった。

確かに豪華絢爛に飾り立てられた有名ブランドの店もあれば、私の知らなかったような諸外国から国内の高価そうな品物が並んだ店舗には圧倒されるだろうと思わざるを得なかった。店員たちも一見垢抜けた立ち居振る舞いで「流石」と思わせてくれた。兎に角何とか動き回って、一刻も早くエスカレーター2列で利用して6階まで上がってから順繰りに降りてこようとすることにした。エレベーターに長蛇の列が出来ていて30分待ちだとか係員が叫んでいた。

中央の1階から6階までの吹き抜けにはテレビのニュースで見た草間彌生先生の例の赤い水玉の風船(なのかな?)が天井から下がっていたが、私には残念ながらその美的感覚には付いていけなかった。店内にどういうブランドの店舗があったかの記憶は定かではないが、鮮明に覚えていたのは生まれて初めてあれほど沢山のフランク・ミューラーの時計を見たことくらいだった。フランク三浦ではなかったのは間違いない。

矢張りと言うべきか何と言うべきか、あれほどの数の人が動き回っていたにも拘わらず、何かを買っている人をほとんど見かけなかった気がした。それはそうだろう。本当に海外のブランド品を買おうと思えば、外国に出向くか、アウトレットなどを利用する人が多いのではないかと思うのだが、如何かな。私は何れにせよ、この銀座の新しい目玉店舗は当分の間多くの観光客を惹き付けるだろうと思って退去した。

余談だが、不肖私などはリタイヤー後はブランド品には先ず手を出さなくなったし、もしも買うのだったならば、アウトレットモール辺りで明らかにお買い得と解る低価格の生活必需品以外には関心がなくなっていた。

銀座のファストファッション:
次には中央通りを八丁目方向に向かって歩き、先ずはスペインのファストファッションの店・ZARAを偵察。ここではGINZA SIXとは違って買っている人が多かったのは当たり前か。言うなれば、世が世ならば銀座などに出てくるような店ではないと、昭和一桁生まれで往年の銀座三越でアルバイトをした感覚が言わせるのだが、どんなものだろう。次に入ってみたスエーデンのH&Mも同様だ。

天国:
丁度昼飯の時間になったので、敢えて多くの高齢者が順番待ちをして並んで(座って)いる天ぷらの老舗・天国を選んだ。この店は今を去ること60数年前に湘南高校蹴球部の2期上の方が就職されて、未だ学生だった私を「美味いものを食わせてやる」と言って連れて行って頂いたの天国で「なるほど、こんな美味い物があったか」と、天丼の味に感動した経験があった。実は、天国に入るのはそれ以来のことだった。

その天丼の味が60数年前と同じかどうかは解らなかったが、家内とともに「印象的」と一致した意見は、お客様の90%以上が見事に高齢者で、待ち時間を厭わず行列に加わって来られるのもこれまた高齢のご夫婦なのだったこと。要するに、我々の年齢層には天丼は贅沢な食べ物であり、馴染み深く、何か選べと言われれば、躊躇なく天丼となるのではないかということ。

また、近頃の若者というか我々の孫などの世代ではマクドナルドであり、ハンバーガーであり、カレーライスが慣れ親しんだ食べ物であろうから、天丼という発想はないのではないのだろうかと思った。記憶は定かではないが、昭和20年代末期の学生時代の食べ物と言えば50円もしなかったと思う、蕎麦か饂飩類で天丼などは高嶺の花だったのではなかったか。

ここまでで、かなりの距離を歩いたので、家内にも疲れの様子が見え始め、八丁目から新橋駅前まで歩いて、そこから小滝橋に向かうバスで新大久保駅前に戻って、長い半日を終わりにしたのだった。