新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

12月4日 その2 本日はここまでで6日まで休みます

2018-12-04 09:36:57 | コラム
謹告

長く続く体調の不備を何とかしようと、本日から6日まで都内を離れて静養します。勿論デスクトップしか持っておりませんから、PCは使えません。ガラケーあるのみです。

宜しくご理解のほどお願い申し上げます。

真一文字拝

12月4日 その2 本日はここまでで6日まで休みます

2018-12-04 09:31:26 | コラム
謹告

長く続く体調の不備を何とかしようと、本日から6日まで都内を離れて静養します。勿論デスクトップしか持っておりませんから、PCは使えません。ガラケーあるのみです。

宜しくご理解のほどお願い申し上げます。

真一文字拝

我が国の人口減少と高齢化

2018-12-04 09:23:30 | コラム
我が国における人口減少と高齢化の影響:

何を今更このような話題を採り上げるのかと言えば、これに関して紙業タイムス社の週刊誌版「FUTURE」の最新版12月17日号に興味深い記事があったので、私が面白いなと思った統計数字を挙げて、ご覧に入れたいと考えた次第。

先ずは世界いう点で見た17年度の「高齢者人口の割合(上位10ヵ国)」から。資料は日本を除く他国はUNによる“World Population Prospects: The 2017 Revision に基づいている。勿論というか何というか、輝かしくない第1位は我が国で28.1%、第2位はイタリアの23.3%、第3位はポルトガルで21.9%、第4位にはドイツが入って21.7%、以下6位がブルガリアの21.1%、7位はギリシャで20.6%、8位はクロアチアの20.1%、9位にスウエーデンが来て20.1%、10位はフランスだが何故か20.1%となっていた。なお、この比率は言うまでもあるまいが65歳以上が総人口に占める数字である。

では、我が国はどうなっているかだが、総務省統計局『統計から見た我が国の高齢者<65歳以上』(2018年)によれば、「18年の65歳以上の人口は3,557万人で、総人口1億2,709万に占める比率は28.1%となっている。この数字は1950年の411万人との対比では86.5倍である。2000年との対比でも1.8倍という計算。因みに、自分が属する80歳以上を見れば997万人で7.8%、2000年の486万人との対比でも2倍である。

そこで、この現象傾向を紙の需要に如何なる変化を与えたかを、先ず新聞用紙で見てみよう。日本新聞協会 経営業務部の資料では2007年に3,891,185 ton あったものが、12年には3,298,360 ton と18%の減少となり、17年には2,778,726 ton と10年間でほぼ30%の減少となっていた。これは高齢者が読まないのではなく、若年層が新聞離れをもしているとからだと言われている。何度も採り上げたが、アメリかでは10年で60%も減少していた。

産業用紙である段ボール原紙を見てみよう。段ボール原紙はその消費量がその需要先である多くの産業界の消長を示すと言われてきた。資料は全国段ボール工業組合連合会によるもの。ここでの単位は百万㎡となっている点が、言うなれば独特である。消費量で見れば2007年には9,343であったものが、12年には9,184と△2%と低迷したが、17年には10,284と10%も成長していたのだ。これは我が国の景気が回復して内需も伸びてきた証拠といるだろう。良い傾向か。

話が飛ぶが、中国を世界第二の経済外国と言うが、段ボール原紙と函に未だに多額の設備投資を続けているのは、国内外で成長の可能性ありと判断して力を入れているのだと見ている。だが、そういう次元にあれば未だに発展途上にあるという見方が成り立つと思っている。