新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

18年11月の新宿区の人口

2018-12-08 09:40:14 | コラム
前月比+0.36%の346,975人:

11月に増加した人数は1,253人であるから、今年後半に入ってから伸び続けている様子だ。特に外国人は841人も増えて、10月の270人と合算すれば1,111人もの増加で、日本人のこの時期に増加420人(11月が412人、10月は58人だった)を遙かに上回っていた。New Koreatownとイスラム横町の近所の住民としては「矢張りそういうことだったのだ」とあらためて実感させられる増加だった。

新宿区がこういう状態にある時に新出入国管理法が成立したとあれば、益々この地区に色々な意味で外国人が増えるのかも知れないと思われるだろうが、この地区で雇われる外国人はそういう法律の範囲外の者が圧倒的に多いだろうと私は見ている。何故ならば、依然として増加傾向にあるハラルフード兼青果物を商うイスラム教徒の店は、概ねバングラデシュ等のイスラム教徒を合法化非合法が知らぬが使っているので、技能修習生などとは無縁の雇用主ばかりだからだ。

彼には彼らが何処まで我が国の法律や規制を承知しているのか解らないが、私は彼らが営むレストランでは調理師免許などを所有する者が営んでいるとは思えないのだが、その辺りの規制はどうなっているのかと思う。笑い話のようだが、もう代替わりして店名も変わったしまった有名な韓国料理店には、何の意味があるのか不明だったが韓国の調理師免許証が展示されていた。今となっては、これなどは良心的な部類に入るのかも知れないと思う。

11月の外国人の数は43,690人と新宿区の人口の12.59%となり、10月の12.4%を一気に追い抜いた。私はこの比率は少なくとも今年後半で最大だろうし、これ以外の短期滞在者を含めれば、控え目に見ても10万人は居を構えていると推理している。新宿区には韓国人が多いというような定説があるかの如きだがそれも誤認識で、数年前から登録されている外国人では中国人が最も多く韓国人は二番手であり、ここ百人町/大久保界隈でも韓国語が聞こえてくると「珍しいな」と感じるほどである。寧ろ中国人に次いでベトナム人やイスラム教徒が目立つ街に変貌したと言って誤りではない。

今やKoreatownとは大久保通りの山手線等のガードの向こう側というか明治通り寄りになって、韓国製の化粧品と韓国式のジャンクフードを売る店が中心になっている。そこに老若の女性たちが群がって大いに賑わっているだけに変わってしまった。彼女たちには「韓国が戦時中朝鮮から応募してきた工員」の告訴に対する無法な三菱重工業に対する有罪判決などの韓国の暴挙や竹島に上陸したりしている「反日・抗日」に凝り固まっている何処まで行っても反日且つ抗日的であるである事などは眼中にはない模様だ。

目下特に婦女子に人気があるの韓国系のジャンクフード(と私は敢えて言うが)は「アリランドッグ」などと銘打ったもの等の所謂アメリカンドッグにも似た形状で、チーズ等の何種類かのトッピング(=topping)が施されているようだ。兎に角、大久保通りにあるこの手の店には何時でも長蛇の列が出来ている。この他に目立って婦女子の人気を呼んでいるのが、JR大久保駅よりも北側に何時の間にか出来て常に行列が出来ているタピオカドリンの専門店「茶加匠」である。これはどうやら韓国系ではないようで、比較的静かな小滝橋通りを賑わしている。

目下JR山手線の駅の中で最も古物化してエレベーターは言うに及ばすエスカレーターもない不便な新大久保駅が改装工事中だが、その構内の混雑振りなどは恐ろしいほどで、階段を利用するだけでも恐怖すら感じさせられるほどの大混雑だ。それほど異邦人の乗降客が多いという意味だ。私は極力この駅の利用を回避して新宿駅西口に行くのでさえ、シルバーパスを活かしてバスを乗り継いでいる状態だ。安倍内閣はかかる新宿区とその外国人過多の現実を何処まで把握しておられるのか大いに疑問に思っている。

安倍内閣は労働力不足を補う為に外国人の導入の為の入管法改正を閣議決定されたようだ。現実を知らない観念的な政策である。産経新聞には中国人の焼き肉店の店長が「労働力不足を補うのならば、数よりも人材の質を選ぶべき」と言ったと報じられていた。中国人に言われたくないことだが、私はその通りだと思っている。

11月の新宿区の人口では全体で1,253人増加していた。これは上記のように外国人が841人も増加して43,690人となったことによるものである。外国人の比率が12.59%で10月の12.4%と9月の12.3%を超えていた。私の受け止め方では益々我々が「少数民族」になってしまったと言いたいほどなのだ。

今月も同じ事を指摘するが、業務スーパー「河内屋」で常に異邦人が数千円も投じて調理済みではない食料品を大量に買い込んでいく様子を見れば「この店は違法滞在?の外国人にまでも協力しているのではないか」と疑問に感じる。しかも、その隣に開店したドンキホーテにも外国人様御用達である。私はこれらの2店、特にドンキホーテはアジア系の者たちの需要を見込んで進出したのではないかと疑っている。機を見るに敏なのかも知れない。

私は「彼らに我が国そのものでなければ、新宿区が彼ら異邦人に食い物されている」と腹立たしい思いで見ている。恐らくこのICT化が進んだ時代にあっては、多くのアジアの国では「新宿区百人町は我々の街となった。宿泊設備(違法民宿?)も用意されているので大いに利用すべし」とでも掲示板に記載されているのではないかと疑っている。私は「アジア系」と表現をしているが、その中でも圧倒的に多いのが中国人である。だが、この界隈には中国料理店はほとんど見かけないのも不思議だ。

私は我が国の政府も一般人も外国人に対して甘過ぎるし寛容で、過剰に歓迎をしていると思う。それは我が国に来て買い物をする人たちもいるだろうが、この街にはそういう連中が来る訳がないと断じる。先月も採り上げたが、知り合いのネパール人は「大久保通りに群がる連中の懐は当てにならないので、アジア料理店の出店を避けた」と言っていた。私は「彼ら異邦人を有り難がるべきではないし、歓迎したり法改正をしてまで誘致する必要などない」と思う。

私は政府はこの界隈のような実態を知らずに労働者を受け入れようとするし、観光客を誘致しようとされることを非常に疑問に思っている。政府には上述のように外国人我が国を食い物にしている実態を認識して貰いたいと願っている。ある新宿区議の中にはは「百人町/大久保界隈は未だスラム化していないので現状のままでも良いのだ」との認識を示す者もいた。

参考資料: 新宿区広報しんじゅく 平成30年12・5