首相が100日以上も休日無しとは:
麻生副総理が「休みを取られたら」と進言されたと報じられている。一国の総理大臣としての責任感から100日以上も休みを取られることなくお働きだったとしたら、それは心身共に過剰な負担となり、ストレスが異常に蓄積されてしまうだろうと、私如きの経験からも十分に想像できると思う。
そう言う根拠は、アメリカの会社では全てが彼らの我々東洋人とは体格も体力も骨格も全て異なる強靱さに基づいて設計されているので、その中に入って行ってその基準に従って彼等に負けないように、イヤ期待されたとおりの成果を挙げるように仕事をするのは、容易なことではないのだ。実情はそれだけに止まらず、私が実質的に勤務していた93年12月末までの頃は、W社と雖もIT化が進んでおらず、副社長や本部との連絡にはファックスに加えるに電話が重要な手段だった。と言うことは、ワシントン州との時差を考えるときに、土日でも自宅に電話連絡があったのだ。
それ以外には日本市場でのシェアーが増加するに伴って少なくとも年に6回はアメリカ出張があり、本部と工場から出張してくる者たちど日本国内の取引先の本社と工場を訪問することで、1年の3分の2は東京を離れていたのだった。時にはアメリカ出張から戻って月曜日に事務所に出たと思ったら、得意先のたっての要望で木曜日に再びアメリカに出張となって、本社を訪問されたお客様のアテンドをして一泊で金曜日の午後の便で帰国すると、こちらが土曜日であり、1日の休養で東京事務所に出勤というようなことまであった。時差がどうのという事など通じない世界だった。
その他に本部からの日本駐在マネージャーという形で、秘書と2人だけで全てを裁いていなければならないので、実質的に休みがない状態が続くことなど決して珍しい出来事ではなかった。時には来日中の副社長と取引先の役員との夕食会などがあれば、自宅に帰っては翌朝のブレックファスト・ミーテイングには間に合わないこともあるかと、そのまま副社長と同じホテルに泊まり込んでしまうことすらあった。当時は未だ50歳台だったし、永年サッカーで鍛えてあったはずの体力を信じていた。
そのホテルで、余りの頭痛と肩凝りに耐えきれずにマッサージを呼んだことがあった。そのマッサージ師が「お客様はどういう仕事をしておられるのですか。これほど全身を凝らせて血行を悪くした状態を続けられれば、正直に言って何時かは命を落とされます」とまで宣告したのだった。要するに「彼らの体力についていこうとすれば、このように無理が行く」ものなのである。私は単なる一アメリカ製造業の大手の一員でも、それ程の危険な状態になるのだから、安倍首相の100日以上も休みなく総理大臣の職務を全うされれば心身共に過労に陥っても何ら不思議はないと思うのだ。
しかも、それだけに終わらずに現在はもう既に半年も新型コロナウイルスとの終わり無きが如き戦いに挑んでおられるだけではなく、昨日から問題になっている△28.7%と言う異常なまでもGDPのマイナス成長をもたらしている不況対策にも、日夜腐心しておられるのだ。更に中国の習近平の世界制覇の野望の前に、その手がかりかどうかは知らないが尖閣諸島への不当な公船の派遣という外交問題も急を告げている。アメリかでは大統領選挙まで3ヶ月を切り、現職のトランプ氏とバイデン氏の何れが勝つのかという問題もある。総理のご心労はお察し申し上げるに余りあると思う。
導入部めいた話が長すぎたかも知れない。要するに安倍首相には第一次内閣を終わらせた潰瘍性大腸炎等という基礎疾患だけでの問題ではなく、私が縷々述べてきたような心身を蝕む過労状態に陥っておられるのではないかと心配なのだ。全身が疲労で凝りに凝って血行が悪くなり、猛烈な頭痛がするは足の運びが鈍るは等の状態は経験して見ないことには分からないと思う。TBSだったかの記者は総理が官邸に入られてからエレベーターまで歩かれる秒数を計って18秒が23秒にまで増えたと報じていたが、それは明らかに何か何処かに異常があったと言える状態に思えるのだ。
私は28日で総理大臣在任の記録が更新されるのでそれを待って辞任されるというような説は採りたくない。矢張り何とか復調されるに足る休養をお採りになることが先決問題ではないかと思っている。私は何日か都内のホテルに泊まって十分な入浴とマッサージを受けて何とか体調を回復させた。総理は医師の指導の下に休養されるのが少なくとも最低限の体調回復の作戦ではないかと思うのだ。現状では安心して後事を託すに足る候補者がいないとしか思えないので、是非復調されて任期を全うしていただきたいと願うものだ。
麻生副総理が「休みを取られたら」と進言されたと報じられている。一国の総理大臣としての責任感から100日以上も休みを取られることなくお働きだったとしたら、それは心身共に過剰な負担となり、ストレスが異常に蓄積されてしまうだろうと、私如きの経験からも十分に想像できると思う。
そう言う根拠は、アメリカの会社では全てが彼らの我々東洋人とは体格も体力も骨格も全て異なる強靱さに基づいて設計されているので、その中に入って行ってその基準に従って彼等に負けないように、イヤ期待されたとおりの成果を挙げるように仕事をするのは、容易なことではないのだ。実情はそれだけに止まらず、私が実質的に勤務していた93年12月末までの頃は、W社と雖もIT化が進んでおらず、副社長や本部との連絡にはファックスに加えるに電話が重要な手段だった。と言うことは、ワシントン州との時差を考えるときに、土日でも自宅に電話連絡があったのだ。
それ以外には日本市場でのシェアーが増加するに伴って少なくとも年に6回はアメリカ出張があり、本部と工場から出張してくる者たちど日本国内の取引先の本社と工場を訪問することで、1年の3分の2は東京を離れていたのだった。時にはアメリカ出張から戻って月曜日に事務所に出たと思ったら、得意先のたっての要望で木曜日に再びアメリカに出張となって、本社を訪問されたお客様のアテンドをして一泊で金曜日の午後の便で帰国すると、こちらが土曜日であり、1日の休養で東京事務所に出勤というようなことまであった。時差がどうのという事など通じない世界だった。
その他に本部からの日本駐在マネージャーという形で、秘書と2人だけで全てを裁いていなければならないので、実質的に休みがない状態が続くことなど決して珍しい出来事ではなかった。時には来日中の副社長と取引先の役員との夕食会などがあれば、自宅に帰っては翌朝のブレックファスト・ミーテイングには間に合わないこともあるかと、そのまま副社長と同じホテルに泊まり込んでしまうことすらあった。当時は未だ50歳台だったし、永年サッカーで鍛えてあったはずの体力を信じていた。
そのホテルで、余りの頭痛と肩凝りに耐えきれずにマッサージを呼んだことがあった。そのマッサージ師が「お客様はどういう仕事をしておられるのですか。これほど全身を凝らせて血行を悪くした状態を続けられれば、正直に言って何時かは命を落とされます」とまで宣告したのだった。要するに「彼らの体力についていこうとすれば、このように無理が行く」ものなのである。私は単なる一アメリカ製造業の大手の一員でも、それ程の危険な状態になるのだから、安倍首相の100日以上も休みなく総理大臣の職務を全うされれば心身共に過労に陥っても何ら不思議はないと思うのだ。
しかも、それだけに終わらずに現在はもう既に半年も新型コロナウイルスとの終わり無きが如き戦いに挑んでおられるだけではなく、昨日から問題になっている△28.7%と言う異常なまでもGDPのマイナス成長をもたらしている不況対策にも、日夜腐心しておられるのだ。更に中国の習近平の世界制覇の野望の前に、その手がかりかどうかは知らないが尖閣諸島への不当な公船の派遣という外交問題も急を告げている。アメリかでは大統領選挙まで3ヶ月を切り、現職のトランプ氏とバイデン氏の何れが勝つのかという問題もある。総理のご心労はお察し申し上げるに余りあると思う。
導入部めいた話が長すぎたかも知れない。要するに安倍首相には第一次内閣を終わらせた潰瘍性大腸炎等という基礎疾患だけでの問題ではなく、私が縷々述べてきたような心身を蝕む過労状態に陥っておられるのではないかと心配なのだ。全身が疲労で凝りに凝って血行が悪くなり、猛烈な頭痛がするは足の運びが鈍るは等の状態は経験して見ないことには分からないと思う。TBSだったかの記者は総理が官邸に入られてからエレベーターまで歩かれる秒数を計って18秒が23秒にまで増えたと報じていたが、それは明らかに何か何処かに異常があったと言える状態に思えるのだ。
私は28日で総理大臣在任の記録が更新されるのでそれを待って辞任されるというような説は採りたくない。矢張り何とか復調されるに足る休養をお採りになることが先決問題ではないかと思っている。私は何日か都内のホテルに泊まって十分な入浴とマッサージを受けて何とか体調を回復させた。総理は医師の指導の下に休養されるのが少なくとも最低限の体調回復の作戦ではないかと思うのだ。現状では安心して後事を託すに足る候補者がいないとしか思えないので、是非復調されて任期を全うしていただきたいと願うものだ。