「一国の首脳が自ら健康状態を語ったという記憶はない」:
目下の所、安倍総理が2度も慶応大学病院に検査に赴かれた為に、健康不安説が大いに話題にされている。その最中にあって枝野と安積が「総理自らが健康状態を語られるべきだ」と騒ぎ立てている。これに対して、政治評論家の田崎史郎氏が見出しのように発言し、30年間の記者経験でそのような例に出会ったことがないと否定されたのだった。私も尤もなことだと思って聞いた。確かに総理は最近は余り記者会見もされていないし、国会も閉じてしまった以上、公衆の面前に出られて語られる機会もなかったので、健康状態を疑われても仕方がないかという気はする。
しかも、現在の自民党には以前とは模様が異なっていて「この人物こそが次の総理総裁だ」と自他共に許したような人材が見当たらないのも、遺憾ながら事実だろう。しかも、新型コロナウイルス感染が広まったままの世界では政治・経済等々の諸々の面で不安定化してしまったし、アメリかでは大統領選挙まで3ヶ月を切ってしまった等々、先行きの見通しが立たない要素が増えてしまったのもまた事実だろう。その時期にあってG7等を仕切れるような数少ない指導者である安倍総理は、体調十分であり続けて頂きたいのだ。
昨日も慶応大学病院から帰られた後の会見で総理に「検査の結果はどうだったのか訊きたい」という質問をしていた記者がいたようだった。これなどは上記の田崎氏の発言に照らしても、失礼というか見当違いの質問ではないのかと思って聞いていた。しかし、総理は何れ説明するというような答え方をされていた。テレビのニュースではここまでしか流れなかったが、その後に「もしも退任されたら何かレガシーを残されたのか」とまで追いかけた記者がいたという話も聞いた。記者とはそういうことまで伺っても許される職業なのだろうか。疑問に感じたのは私だけか。
ここで「またアメリカの話か」と言われそうなことを言おう。アメリカのビジネスの世界では、経営の幹部であろうと誰だろうと、自分から健康状態に問題があるとか、体力が低下したというようなことを言い出すことはあり得ないのだ。もしもその類いのことを言えば、上司から「そういう不十分な健康管理をしているようでは、そのに任務に堪えないから即刻辞めてくれ。直ちに後任を手配するから」と言われるのが落ちである。
私は総理には出来る限りの休みを取られて体調を整えられ、この難局に引き続き対応していただきたいと願っている。御自ら体調を語られる必要などはないと思うのだが、如何なものだろう。余計なことかも知れないが、トランプ大統領が再選されると私には閃いている以上、安倍総理はトランプ大統領との折衝では余人を以て代え難しとしか思えないのだ。
目下の所、安倍総理が2度も慶応大学病院に検査に赴かれた為に、健康不安説が大いに話題にされている。その最中にあって枝野と安積が「総理自らが健康状態を語られるべきだ」と騒ぎ立てている。これに対して、政治評論家の田崎史郎氏が見出しのように発言し、30年間の記者経験でそのような例に出会ったことがないと否定されたのだった。私も尤もなことだと思って聞いた。確かに総理は最近は余り記者会見もされていないし、国会も閉じてしまった以上、公衆の面前に出られて語られる機会もなかったので、健康状態を疑われても仕方がないかという気はする。
しかも、現在の自民党には以前とは模様が異なっていて「この人物こそが次の総理総裁だ」と自他共に許したような人材が見当たらないのも、遺憾ながら事実だろう。しかも、新型コロナウイルス感染が広まったままの世界では政治・経済等々の諸々の面で不安定化してしまったし、アメリかでは大統領選挙まで3ヶ月を切ってしまった等々、先行きの見通しが立たない要素が増えてしまったのもまた事実だろう。その時期にあってG7等を仕切れるような数少ない指導者である安倍総理は、体調十分であり続けて頂きたいのだ。
昨日も慶応大学病院から帰られた後の会見で総理に「検査の結果はどうだったのか訊きたい」という質問をしていた記者がいたようだった。これなどは上記の田崎氏の発言に照らしても、失礼というか見当違いの質問ではないのかと思って聞いていた。しかし、総理は何れ説明するというような答え方をされていた。テレビのニュースではここまでしか流れなかったが、その後に「もしも退任されたら何かレガシーを残されたのか」とまで追いかけた記者がいたという話も聞いた。記者とはそういうことまで伺っても許される職業なのだろうか。疑問に感じたのは私だけか。
ここで「またアメリカの話か」と言われそうなことを言おう。アメリカのビジネスの世界では、経営の幹部であろうと誰だろうと、自分から健康状態に問題があるとか、体力が低下したというようなことを言い出すことはあり得ないのだ。もしもその類いのことを言えば、上司から「そういう不十分な健康管理をしているようでは、そのに任務に堪えないから即刻辞めてくれ。直ちに後任を手配するから」と言われるのが落ちである。
私は総理には出来る限りの休みを取られて体調を整えられ、この難局に引き続き対応していただきたいと願っている。御自ら体調を語られる必要などはないと思うのだが、如何なものだろう。余計なことかも知れないが、トランプ大統領が再選されると私には閃いている以上、安倍総理はトランプ大統領との折衝では余人を以て代え難しとしか思えないのだ。