気の毒なのか、自業自得なのか:
私は率直に言えば、この見出しの何れもが当て嵌まると思っている。この件でマスコミが騒ぎ出した頃に、私は「既視感がある。悪い言い方をすれば、この儘では山田報道官は過去の例からも明らかなように、自滅する以外ないだろう」との「閃き」があった。だが、敢えて発表はしていなかった。そして、その通りになってしまったのだが、上記のように「お気の毒」なのか「自ら蒔いた種」だったかは俄に断定出来ないが、51%は後者だと思っている。そこで、私なりに分析してみようと思うに至った。
*国家公務員の倫理規定違反:
この点については如何に弁明しようとも、覆しようがないと言える。野党もマスコミもしきりに7万円という金額を騒ぎ立てるが、それは貧乏人のさもしい根性だとしか思えない。嫉妬から来た非難だと思っている。何方だったか指摘しておられたが、山田さんが7万円の接待をしてくれと頼まれた訳ではあるまい。招待した方が一度でも7万円も使ってみたいと思ったのかも知れない。規定がある以上、有罪とされるのは仕方がないだろう。呼んだ方も呼ばれた方も「規定」を知らなかった訳ではあるまい。
*菅首相の対応:
私は冷たいというか、行き届いていなかったと思う。首相は官房長官時代に辞めさせたか、あるいは「泣いて馬謖を斬ってしまう」経験をされていたと思う。今回の山田さんの件の結末が見えていなかった事などないのではないか。それにも拘わらず、一度は庇い立てしてしまったし、山田さん自身も留任する(何度でも言うがマスコミ用語の「続投」は忌避する)意思表示をしてしまった。そこに例によって例の如き、野党とマスコミによる(森喜朗氏の場合と同様に)袋叩きである。山野井と今井が露払いで、締めは枝野だった。私は冷徹なはずの首相の手落ちだと断じたい。
菅首相も内閣も「何故もっと機敏に対応出来なかったのか」と、私は不思議に思っている。一般市民の私でさえ「山田さんは保つまい」と解っていたのに、当事者である総理大臣がやたらに弁解ばかりしていては、始まらないのではないか。「危機管理がなっていない」などと言いたくなってしまう。政府高官の中には「入院も止むを得ない」と言った者がいたと伝えられていたが、あれほど寄って集って叩かれれば「精神的に不安定になっても不思議はない」気がする。
*マスコミ報道の偏り:
私には彼らは最初から山田報道官を辞任に追い込む気で、この件に取り組んでいたとしか思えないのだ。何しろ、彼らは常に反(自公)政権であり、反日的であるのだから、あの袋叩き戦法には既視感があったと言いたい。彼らの歪み振りの例を挙げておけば、第一に彼らは「山田真貴子さんを接待したのは2019年で、菅義偉官房長官の時期であったにも拘わらず、一貫して『菅総理の長男が接待したので誰も断り切れなかっただろう』」と、虚偽の報道をしてきた。それだけではない、接待したのは菅正剛氏ではなく「東北新社」であるとは一切言わない悪意で、偏向している。
結び:
立憲民主党とマスコミは山田真貴子さんを辞任に追い込むことが出来て、さぞかしその成果に満足だろうし、これでまた一つ菅首相を貶める材料が増えたと快哉を叫んでいることだろう。菅首相は「ぶら下がり」とやらで、記者の質問に答えて「後手後手ではない」と一蹴された。だが、私は先手を打っていなかっただけではないかと思って見ていた。以前にも指摘していたが、菅内閣に求められることは「素早い決断」と「先んずれば人を制す」的な作戦に出る思い切りの良さではないかと思っている。
現に、未だにバイデン大統領に会いに行っていない。私がバイデン大統領だったら、「安倍晋三はドナルド・トランプ次期大統領の頃に、即刻会いに来たではないか。それに引き換えて菅義偉は」と言っておられるのではないかと、独り密かに心配しているのだ。
私は率直に言えば、この見出しの何れもが当て嵌まると思っている。この件でマスコミが騒ぎ出した頃に、私は「既視感がある。悪い言い方をすれば、この儘では山田報道官は過去の例からも明らかなように、自滅する以外ないだろう」との「閃き」があった。だが、敢えて発表はしていなかった。そして、その通りになってしまったのだが、上記のように「お気の毒」なのか「自ら蒔いた種」だったかは俄に断定出来ないが、51%は後者だと思っている。そこで、私なりに分析してみようと思うに至った。
*国家公務員の倫理規定違反:
この点については如何に弁明しようとも、覆しようがないと言える。野党もマスコミもしきりに7万円という金額を騒ぎ立てるが、それは貧乏人のさもしい根性だとしか思えない。嫉妬から来た非難だと思っている。何方だったか指摘しておられたが、山田さんが7万円の接待をしてくれと頼まれた訳ではあるまい。招待した方が一度でも7万円も使ってみたいと思ったのかも知れない。規定がある以上、有罪とされるのは仕方がないだろう。呼んだ方も呼ばれた方も「規定」を知らなかった訳ではあるまい。
*菅首相の対応:
私は冷たいというか、行き届いていなかったと思う。首相は官房長官時代に辞めさせたか、あるいは「泣いて馬謖を斬ってしまう」経験をされていたと思う。今回の山田さんの件の結末が見えていなかった事などないのではないか。それにも拘わらず、一度は庇い立てしてしまったし、山田さん自身も留任する(何度でも言うがマスコミ用語の「続投」は忌避する)意思表示をしてしまった。そこに例によって例の如き、野党とマスコミによる(森喜朗氏の場合と同様に)袋叩きである。山野井と今井が露払いで、締めは枝野だった。私は冷徹なはずの首相の手落ちだと断じたい。
菅首相も内閣も「何故もっと機敏に対応出来なかったのか」と、私は不思議に思っている。一般市民の私でさえ「山田さんは保つまい」と解っていたのに、当事者である総理大臣がやたらに弁解ばかりしていては、始まらないのではないか。「危機管理がなっていない」などと言いたくなってしまう。政府高官の中には「入院も止むを得ない」と言った者がいたと伝えられていたが、あれほど寄って集って叩かれれば「精神的に不安定になっても不思議はない」気がする。
*マスコミ報道の偏り:
私には彼らは最初から山田報道官を辞任に追い込む気で、この件に取り組んでいたとしか思えないのだ。何しろ、彼らは常に反(自公)政権であり、反日的であるのだから、あの袋叩き戦法には既視感があったと言いたい。彼らの歪み振りの例を挙げておけば、第一に彼らは「山田真貴子さんを接待したのは2019年で、菅義偉官房長官の時期であったにも拘わらず、一貫して『菅総理の長男が接待したので誰も断り切れなかっただろう』」と、虚偽の報道をしてきた。それだけではない、接待したのは菅正剛氏ではなく「東北新社」であるとは一切言わない悪意で、偏向している。
結び:
立憲民主党とマスコミは山田真貴子さんを辞任に追い込むことが出来て、さぞかしその成果に満足だろうし、これでまた一つ菅首相を貶める材料が増えたと快哉を叫んでいることだろう。菅首相は「ぶら下がり」とやらで、記者の質問に答えて「後手後手ではない」と一蹴された。だが、私は先手を打っていなかっただけではないかと思って見ていた。以前にも指摘していたが、菅内閣に求められることは「素早い決断」と「先んずれば人を制す」的な作戦に出る思い切りの良さではないかと思っている。
現に、未だにバイデン大統領に会いに行っていない。私がバイデン大統領だったら、「安倍晋三はドナルド・トランプ次期大統領の頃に、即刻会いに来たではないか。それに引き換えて菅義偉は」と言っておられるのではないかと、独り密かに心配しているのだ。
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