中居正広の問題:
連日のようにテレビ各局がさも大事件のように取り上げて騒ぎ立てているので、芸能関連の話は当方の領域になくても、つい一言申し述べてみたい衝動に駆られた。だが、彼等に“None of your business.”と切って捨てられそうだ。
「妙な筋が通らない事を言っているな」と感じたのは、この中居なるものが(テレビ局は未だに「中居さん」と「さん」付けにしているのはこの案件には決着がついていないのか)「9,000万円だったかの示談金を支払ったので、テレビで活動できるようになった」と自分から発表したと聞こえた時。何事か知らないが、当事者が言い出すことではないのではないかと、常識が無い奴だと感じた。
中居正広なるタレントと言うのか芸能人なのか知らない者が、当方が嫌悪感を抱くジャニーズの者だという事くらい承知している。だが、「テレビや芸人の世界で何故彼等が中居正広に対して常に敬意を表しているのか」と思っている。中居は彼等の中での序列が高いのだろうかと想像している。
例えば、中居がプロ野球のキャンプや試合にインタービューに出向くと、選手たちが中居に対して敬語で接する姿勢は、当方には異常な感覚に思えた。同様な現象は、フジテレビだったかの「ジャンクSPORTS」なる番組では、司会の浜田雅功が登場する一流の選手たちを呼び捨て(現代風では「ため口」か)にして、選手たちが嬉々として受け入れている様は、私には非礼であり異常だとしか思えないのだ。
こういう言葉遣いが、あの世界での文化なのかどうかは知る由もないが、中居正広に対する「さん」付けや、浜田雅功の呼び捨ての言動が許されている事などは、私のような一般人の理解を超越している。
そこに、今回の中居正広の所業によって起こっている騒動に対するフジテレビの社長による記者会見に、テレビカメラを入れさせなかった姿勢(態度?)などを見れば、矢張り彼等の世界の常識は(彼等の好む「一般人」を使えば)私のような一般人には異常に思えるし、醜態である事が解っていない人たちだなと思わずにはいられない。
中居正広の処分などは彼等の世界の文化とルールと常識で処理すれば済む案件だろうし、フジテレビもご大層に第三者委員会など設けない事には自社で処理する能力がないと示したのも恥ずべき事ではないのか。
中居正広なる者がどのような振る舞いをしようと、フジテレビの社長が何を言おうと、一般人の世界とは無縁な現象だと思っていて良いと思う。こうして、今日私が取り上げて論じたことなどは、彼等にとっては「一般人が。余計なお世話だ」となるのだと考えているのだ。
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