気になる事が多いのだ:
BA2:
これはオミクロン株の更なる変異株のことらしいのだが、マスコミの報道ではステルスとか言って、デルタ株などよりも一層性悪のようである。産経新聞だったかが報じていたことは「オミクロン株の後遺症にはかなり深刻な例が多く、寝たきりの状態になってしまった30か40歳台の方もおられる」とかだ。早くも、このBA2による第7波の到来を予告する専門家もおられる様子だ。
そんな時にあって、岸田政権は去る21日で蔓延等防止措置だったかを解除されてしまったし、何気なく見た開幕直後のNPBの野球では観客の数を制限なしにしていたようだった。当方のような悲観論者は「岸田総理は一寸脳天気ではないのかな」と不安な思いにとらわれながら、テレビの画面に見入っていた。先ほど一寸聞いたニュースでは、ヨーロッパでは既に感染の再拡大(カタカナ語では「リバウンド」のこと)が始まっていると言うではないか。そんな時にワクチン担当大臣を解任されるとかだ。
ウクライナ事変:
これは、私が便宜的に付けた名称であることをお断りしておく。私はこの事変が今後どのように展開していき、何時どのような形で終わるかを予想することなどできる訳がないと思っている。ただただどうなってしまうのかと見守っているだけ以外のことは出来ない。Putin大統領が思い直して「侵攻止め」などとの命令を発する訳もないだろうし、中国が「止めなさい」と忠告することもあり得ないだろうと思うのだ。
だが、どのような形で決着しようとも、ロシアは西側の民主主義と資本主義のほぼ全ての国を敵に回してしまった後では、世界は極端な「デイカプリング」(decoupling)状態になってしまうだろうという辺りの予想はできるが、ロシアが非専制国家に供給してきたエネルギー源であるとか、水産物、農産物が行方を失ってしまうのだろうし、人的な交流も途絶えてしまうのだろうか。輸出相手国を失ったロシアは経済的に破滅する危険性があると思うが、債権国はどうのように対処するか、準備は整えてあるのだろうかと考えている。
Putin大統領はウクライナのナチス的な要素を排除するだけの目算で始めたと報じられているが、そのような挙に出た時に如何なる反応を巻き起こすかを考えていなかったのだろうか。側近たちは「Yes-man」ばかりだったのだろうかなどとも考えて見たが、私に解る訳がない。
カタカナ語:
一寸気になったことがある。それは、DPRKが発射したICBM(なのか?)が我が国のEEZ内に落ちたということ。これは18,000km程も飛んでアメリカ東海岸までが射程圏内に入っていそうだ。金正恩はアメリカのバイデン大統領が前任者のトランプ氏ほどにはDPRKに関与する意向を見せておられないのを良いことにしているのが面白くなくて、「我が方もかまえよ」との明確な意思表示をしたのかとも見える。これは、事アメリカだけにとっての脅威ではなく、その同盟国である我が国にとっても由々しき事態だと危惧している。
それ以外にもカタカナ語排斥論者が気になった小さなことがある。それは、この着水点を語る全ての人、即ち上は岸大臣と専門家で、下はテレビ局だが、「イーイーゼット」と言っていることだ。アルファベットの最後になる“z”はQueen’s Englishの方では「ゼッド」であり、American Englishでは「ジー」か「ズイ―」と発音されているのだ。学校教育ではどちらで教えているのだろうかと思う。因みに、広辞苑にはサラッと「ゼッド」ではなく「ゼット」となっていた。これでは安保条約で我が国守ってくれるはずのアメリカがどう思うだろうか。
もう一つ近頃気になるのが、テレビに登場されるほぼ全ての方が“main”即ち「メイン」を名詞の形で使っていることだ。即ち、「我が社はこの製品をメインにしている」とか「今回はこの件をメインにして語ります」という具合だ。また、そんな揚げ足を取るのかと言われるのを覚悟で言うが、“main”「~を主に」という形容詞で、名詞の場合は「ガスや水道の本管」という意味になる。単語を重要視する学校教育ではこういう事をキチンと教えておくべきだ。例えば“the main street“のようにしか使えないのだと。
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