懐かしきシアトル・シーホークスがデンヴァー・ブロンコスに圧勝:
と言っても、我が国では未だにマイナースポーツの域にあるアメリカのNFL(プロのリーグ)の王座決定戦に、関心や興味を持っておられる方は少ないかと危惧する。本3日は朝からNHKのBSの中継開始を今や遅しと待機していた。特に、長年親しんできたSeattleのSeahawksが優勝候補とあっては期待は高まっていた。
試合は意外なほどの大差でシーホークスが勝ってしまったのは大変結構だった。長い年月その弱さを見てきたファンとしては、最後まで「まさかの逆転」を怖れてハラハラしながら観戦していた。しかし、試合開始直後のブロンコスの大きなミスで僅か12秒で思いもかけぬ2点を貰ったシアトルが、そのモメンタムを失うことなく圧勝してしまった。試合なんてそんなものだということを、今更ながら痛感させてくれたシアトルの勝利だった。
ここから先は中継に使われていたカタカナ用語とマスコミが用いる妙な英語名のカタカナ表記の揚げ足取りである。とは言っても、大半は完全にフットボール業界でも戸籍を得ているので、何時ものことだが「本当の英語表記はこういうものとご承知置き願いたい」という程度のものである。使うのを止めよ等と言う気はない。
カタカナ表記:
シアトル・シーホークス→Seattle Seahawks、
解説)元の発音に近く表記すれば「スィアトゥル・スイホークス」となるだろう。Seattleは「スィア」の「ア」にアクセントを置くのだ。また"Sea"と書いて「シー」はないだろうよ。解説者の輿も何度か「スィホークス」と言っていたが、大部分は「シーホークス」で通していた。
レーベンズ→Ravens、
解説)スーパーボウルお直接の関係はないが、このオオガラスというニックネームを持つティーム名は、屡々「レーベンズ」と新聞に表記されている。彼等は英和辞典すらお持ちでないらしいのが残念だ。オオガラスは「レイヴン」であってその複数形は「レーベンズ」ではない。
専門用語:
インターセプト→intercept、
解説)相手のパスを奪い取ることである。これは動詞形であるから奪い取った後であれば「インターセプトしました」ではなく、"ed"を付けて過去形にするか、"interception"のように名詞にせねばなるまい。揚げ足とりと言う理由は「~にノミネートされた」がおかしいと言うのと同じ理屈だ。
インターフェアー→interfere、
解説)パス攻撃を妨害した時に「パス・インターフェアー」と言っているが、アメリカ人は"pass interference"と叫ぶ。ここでもインターフェアは動詞形だし、過去のことだから、"interference"と名詞にしておかねばならないのだ。
この両者は何れも国内で動詞形で通用しているからそれで良いのだが、ここにも独特の文法を忘れた形でカタカナ語化した現象が見えるので、揚げ足取りと承知で敢えて採り上げた次第だ。
と言っても、我が国では未だにマイナースポーツの域にあるアメリカのNFL(プロのリーグ)の王座決定戦に、関心や興味を持っておられる方は少ないかと危惧する。本3日は朝からNHKのBSの中継開始を今や遅しと待機していた。特に、長年親しんできたSeattleのSeahawksが優勝候補とあっては期待は高まっていた。
試合は意外なほどの大差でシーホークスが勝ってしまったのは大変結構だった。長い年月その弱さを見てきたファンとしては、最後まで「まさかの逆転」を怖れてハラハラしながら観戦していた。しかし、試合開始直後のブロンコスの大きなミスで僅か12秒で思いもかけぬ2点を貰ったシアトルが、そのモメンタムを失うことなく圧勝してしまった。試合なんてそんなものだということを、今更ながら痛感させてくれたシアトルの勝利だった。
ここから先は中継に使われていたカタカナ用語とマスコミが用いる妙な英語名のカタカナ表記の揚げ足取りである。とは言っても、大半は完全にフットボール業界でも戸籍を得ているので、何時ものことだが「本当の英語表記はこういうものとご承知置き願いたい」という程度のものである。使うのを止めよ等と言う気はない。
カタカナ表記:
シアトル・シーホークス→Seattle Seahawks、
解説)元の発音に近く表記すれば「スィアトゥル・スイホークス」となるだろう。Seattleは「スィア」の「ア」にアクセントを置くのだ。また"Sea"と書いて「シー」はないだろうよ。解説者の輿も何度か「スィホークス」と言っていたが、大部分は「シーホークス」で通していた。
レーベンズ→Ravens、
解説)スーパーボウルお直接の関係はないが、このオオガラスというニックネームを持つティーム名は、屡々「レーベンズ」と新聞に表記されている。彼等は英和辞典すらお持ちでないらしいのが残念だ。オオガラスは「レイヴン」であってその複数形は「レーベンズ」ではない。
専門用語:
インターセプト→intercept、
解説)相手のパスを奪い取ることである。これは動詞形であるから奪い取った後であれば「インターセプトしました」ではなく、"ed"を付けて過去形にするか、"interception"のように名詞にせねばなるまい。揚げ足とりと言う理由は「~にノミネートされた」がおかしいと言うのと同じ理屈だ。
インターフェアー→interfere、
解説)パス攻撃を妨害した時に「パス・インターフェアー」と言っているが、アメリカ人は"pass interference"と叫ぶ。ここでもインターフェアは動詞形だし、過去のことだから、"interference"と名詞にしておかねばならないのだ。
この両者は何れも国内で動詞形で通用しているからそれで良いのだが、ここにも独特の文法を忘れた形でカタカナ語化した現象が見えるので、揚げ足取りと承知で敢えて採り上げた次第だ。
フットボールは本当に守備が大切だということをまざまざ見せられるし合いでしたね。マニングがパスを決めてもゲインさせない、またはゲインできない方向にだけパスさせる。
QBサックは望みもしないがとにかくパスを封印させる。意図が明白なプレイの連続でしたね。あれじゃあいくらパスが成功してもヤード稼げないから攻撃にリズムがでません。
それにしてもウィルソンってあんなに良い選手なんだとは思いませんでした。1.2年でリーグで屈指のQBになるんじゃないでしょうか。
でもシアトルがスーパーボウル取るなんて時代は変わるんですねえ。