1010 Radio

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ロシアの声(7月7日放送)

2007-07-09 | ラジオ
●ロシアの発案によって作成されていた、核テロ攻撃との戦いに付いて
 の国際条約が発効された。
 この国際条約案は1998年に、ロシアが国連に提出し加盟国が検証して
 いた。
 条約は核テロ攻撃に対し、効果的な防御対策を行う。またそれを遮断し
 安全な事後作業を行う。
●アメリカのライス国務長官はTV出演し、自国のミサイル防衛システムの
 関連施設の配備に付いて、ロシアが提案した大胆案にはアメリカは同意
 せず、引き続きポーランドへの配備案を進める構えであることを明らかに
 した。
 この様に述べた上でライス長官は、ミサイル防衛分野における、米露の
 協力は、この先大きな進行を止める可能性あるとの確信を表わしている。

●ロシア外務省の第一外務次官は声明を表し、アメリカミサイルの防衛シ
 ステムの、東欧に配備しようとする計画は、CISに加盟する諸国の安全を
 脅かすものであると述べた。
 また防衛ミサイルは、将来攻撃用に転じる危険性があると指摘した。
 さらに近々開かれるCIS総会ではロシア、ベラルーシ、アルメニア、カザフ
 スタン、ウズベキスタン、タジキスタン、キルギス等の代表らが集まり、こ
 のミサイル防衛システムの脅威に付いて検討する予定があるとした。
 さらにグルジアとウクライナがNATOに加盟する可能性が在ることに付いて
 触れ、NATO加盟が現実なものとなれば、ロシアとこの二国とNATOとの関
 係は、複雑なものとならざるを得ないとの憂慮の念を表わした。

●北朝鮮はニョンビョンの原子炉を停止するために、この準備作業を全て終
 え、6カ国協議の参加者らに対し、合意内容に沿った行動を実行に移すよ
 う呼びかけている。
●セルビア大統領はコソボ自治州に事実上、独立を認めるような案は容認
 できないとする姿勢を再び明らかにした。
 ブリュッセルで欧州委員会のバローン委員長と会談した大統領は声明を表
 し、セルビアは領土保全に付いて、コソボ問題を地元のアルバニア系住民と
 話し合う用意があることを明らかにしている。

コソボ紛争―冷戦後の国際秩序の危機

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●アメリカのニューハンプシャー州の、社会調査団体が行った世論調査の結
 果、アメリカ国民のほぼ半数に当たる45%が、ブッシュ大統領が任期が切れ
 るのを待たずに、その弾劾手続きを始めるべきだと考えていることが判った。
 さらに国民の54%が中心的なイラク戦争の仕掛け人である、チェイニー副大
 統領に対しても、同じく弾劾手続きを行うべきだと考えている。
●6日金曜日、ロシア議会下院国家会議は、初めての3ヵ年連邦予算を承認し
 た。

なかのひと

●6月3日に起きた硫黄の噴出により、カムチャッカ半島の温泉の谷は、たった
 3分間の間に、その三分の二が泥や石の下に埋まる大惨事に見舞われたが、
 1ヵ月後現地を訪れたグリンピースの代表は、下は今年の終わりまでに元通
 りの姿になるだろうととの見解を表わした。
 現地を視察した環境保護団体グリンピースのロシア部・世界遺産プロジェクト
 代表ペトロフ氏が、インターファクス通信に明らかにしたところによると、谷の
 状況は回復可能で、そのプロセスは、そう早いものではないと見込んでいる。